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産後のむくみの放置は危険!?産褥期のひどいむくみを解消する5つのコツ

むくんだ足

 

むくみは医学的には浮腫(ふしゅ)とよばれています。

そんなむくみは血液中の水分が血液だったりリンパ管の外に染み出してしまい手足または顔なども皮膚のすぐ下に溜まってしまう症状のことをいいます。

 

中には以前にもむくみを経験している方もいらっしゃると思いますが、足と顔にむくみの症状は特に出やすくなっていて、足であれば夕方に足やふくらはぎがむくんでいると、靴やブーツを履いたときなどにその窮屈さですぐにわかるものです。

 

さらに顔の場合は、朝起きたばかりで鏡を見たときに目や頬または顎のライン等ですぐにむくんでいることがわかりますね。

 

実は一旦体がむくんでしまうと、細胞への養分の取り入れだったり老廃物の排出も上手く行かなくなってしまいやすく、どんどんむくみが悪化しやすい状況になってしまいます。

そういったむくみの場合は慢性化しやすく、なかなか後戻りできなくなってしまうので、本当はむくみは小さい口に手を打つべきなんです。

ここでは、産後のむくみをどう解消していくのかについて一緒に見ていきたいと思います。(産褥期のひどいむくみの解消にも効果的です!)

産後むくみがひどくなってしまう理由

産後むくみがひどくなってしまった!と言う方は少なくないんです。

その理由はいくつかありますが、その一つとして出産での急激な水分減少というものが挙げられます。

妊娠中は妊娠前に比べるとを血液量が3割から5割ほど増えます。

それが出産をきっかけに急激に大量の血や羊水が外に出ることで、体が水分不足を感じてしまい体の中に水分をため込もうとする習性があります。

 

それが産後のむくみの原因です。

しかしながら、このようなむくみは一時的なものですので時が経てば自然とおさまってくるんです。

 

授乳によるむくみ

授乳のために体が水分を欲するためむくんでしまうというものも挙げられます。

実は産後は赤ちゃんのための授乳が始まるため水分不足になりやすくなっています。

 

そのため体が勝手に成分をため込もうとしてそれがむくみの原因になることがあるんです。

 

ストレス

生活の変化やストレスでホルモンバランスが乱れてしまうということも産後のむくみに関係しています。

これは多くの方が実感しているかもしれませんが、産後はホルモンバランスの変化のせいでストレスを感じやすい状態にあります。

 

さらに慣れない育児でストレスがさらに重なり自律神経系が乱れてしまいます。

そうすることで血液の流れが悪くなりむくみの大きな原因となります。

 

運動不足

最後に挙げられるのが運動不足による代謝の悪化です。

産後は運動不足や寝不足なので新陳代謝が悪くなることが多いんです。

 

そうなると血液の流れが悪くなってしまいむくみが生じやすくなります。

 


産後のむくみがひどくなるのはいつ?

人によりますが、出産してから2週間くらいの間がむくみがひどくなりやすいと言われています。

一方で、おおよその場合産後の体が落ち着いてくるとむくみも引いてくると言われています。

その目安として平均が約出産後の3週間程度だと言われています。

そのためその期間中は身体がむくんでしまい辛い思いをするかと思いますが、体に無理のないようなむくみ対策をとることで改善の余地は十分にあります。


産褥期のひどいむくみを解消する5つのコツ

一般的に身体がむくんでしまったときの解消法は食事や運動、生活習慣の3つが大事だと言われています。

しかし、産後まもなくのママさんは出産からの体力回復がまだ完璧でないため、さらに授乳もしているとなると無理をすることができません。

 

そのため一般的なむくみ解消法は避けたいところなのです。


ではどうしたら良いのか。これから5つのコツを紹介します

 

ストレッチ

まず1つ目はストレッチです。

ストレッチはリンパの流れを良くするだけでなく水分の排泄を助けてくれるんです。

特に産後まもなくで体が回復しきっていない時期はそういったストレッチがお勧めです。

 

そうすることでむくみの改善につながるだけでなく出産後も弱ってしまった体は徐々に回復する手助けもしてくれます。

 

減塩の食事

次に減塩の食事です。食事の面では減塩を心がけましょう。

なぜならば、しょっぱいもの食べてしまうと体内が塩分濃度を下げようとして成分をため込む働きが促進されてしまいます。

そうなるとむくみがより激しくなってしまうので注意が必要です。

 

カリウムの摂取

次にカリウムを摂取すること。

むくみの解消に効果がある栄養と言うとカリウムが有名です。

体内に含まれる塩分を尿として排出する作用があり、納豆やほうれん草またはパセリやアボカドなどの野菜だったり昆布、ひじき、ワカメなどの海藻類にカリウムは多く含まれます。

この方法は授乳中のママにもオススメなのでぜひ試してみてください。

 

足に特化したむくみ解消

足湯や足を高くして寝ること。

シンプルに足腕足を温める事はむくみの改善にはかなり効果的です。

さらに寝る前は少しだけ足を高くして寝ると言うのもむくみの解消には効果的な方法です。

 

マッサージ

最後にマッサージです。

マッサージを行うことで直接的にリンパの流れを良くすることができます。

そうすることで体内に溜まった老廃物の排泄を促してむくみの解消につながります。

 

特にお風呂に入って上がってからのタイミングがベストだと言えるでしょう。

私が試して1番効いた産褥期のむくみに効く対処法

私も産褥期のむくみがひどくてその時ネットでいろいろな方法を調べました。
そこでわかったのが、産後に浮腫が発生してしまう仕組みから先程のような対処法が効果的だと言うことでした。
 
マッサージをしたりカリウムを摂取するために旦那にバナナを持ってきてもらったりといろんなことを試しましたが、私の中で1番効果があったと実感しているのは足の位置を高くして寝ることです。
 
先程の段落でも軽く紹介しましたがこの方法が私は1番効果的でした。
また他のママ達の意見を見ても、足の位置を高くして寝ると言うのは非常に効果的だったと言う方が多いような気がします。
 
やり方はとっても簡単で、寝る時に足の下に枕かクッション等を置いて足の位置が15センチ程度高くなるようにしてあげるだけです。
 
この方法であれば枕などを足の下におくこと以外は意識的に何をするわけでもありませんので、産褥期のままさんにもとてもお勧めの方法です♪

まとめ

元気なナース

産後はどうしても顔や手足がむくんでしまいがちです。

しかし、一般的なむくみ解消法は産後の方には適していないので、このページで紹介したような産後も安全にできるむくみ改善方法が有効的なのでぜひ試してみてください!^^