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子供が熱性けいれんで病院に運ばれた時の体験

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今回の体験談は、子供が突然の高熱で痙攣(けいれん)を起こしてしまったというお話です。ただし、その前日は高熱はあったものの、特にそれ以外に症状はなく元気だったとのこと。

謎の症状ではありますが、もしかしたら自分の子供もそんな状況になってしまうかも知れないという『危機管理意識』を持って見て頂けたら幸いです。

子供が突然の高熱で痙攣!もし同じ状況の方は参考にしてください!

熱性けいれんが起きた前の日の夜、子供が熱を出していました。

熱は39度と高かったのですが、熱が高い以外は特に症状がなく、子供自身は元気で機嫌も悪くなかったため、以前小児科から処方してもらった座薬をさして様子を見てみることにしました。

そして、その日の夜はそのままぐずったりすることもなく、いつも通り寝てくれました。

夜中に熱のせいか、何度か起きることはありましたが、お水を飲ませたり抱っこしたりして、とくに問題はなく過ごしていました。

そして次の日、体温を測ってみると37度台まで下がっていました。

また、子供自身も相変わらず機嫌はよく、普通にいつも通り遊んでいる様子だったので、そのまままた様子を見ることに決めました。

急に熱が出てすぐに下がったため、始めはもしかしたらちょうど時期的にもなってもいい頃だったので、突発だったのかもしれないと思いました。

午前中はそんな感じでおもちゃで遊んだり、DVDを見たりといつも通り過ぎていったのですが、お昼過ぎくらいに座ってテレビを見ていた子供が急に後ろに倒れて泡を吹いていました。

本当に突然で、いきなり真後ろに倒れたのです。

その時に頭を軽くぶつけたようですが、ぶつけても泣いたりなどの反応はなく、ただ天井を見ていると言った状態でした。

あまりにも急だったため、始めは何が起こったのかよく分かりませんでしたが、とにかく泡を吹いていたのでただ事ではないと思い病院に行くことにしました。

しかし、その日は日曜日だったことと、我が家はその日、主人が車を使ってしまっていたため、車で病院に行くことができすに困りました。

そして、私自身パニックでどうしたらよいかわからなかったため、救急車を呼ぶことにしました。

救急車を待っている間は、喉を詰まらせたりしてはいけないと思い、子供を横に寝かせて様子を見ていました。

この時の子供はけいれんを起こしていて、呼びかけにも答えず、目の焦点が定まっていないような状態でした。

このまま脳や意識に何かあったらどうしようかと本当に心配な時間でした。

その後、救急車はすぐに到着してくれました。

救急車で運ばれ病院に行ったのですが、運ばれている途中からけいれんは治まりつつあり、病院に着くころになると子共の様子は少し落ち着いてきていて、意識も戻ってきている状態でした。

後ろに倒れたときに頭をぶつけたので、念のためCTスキャンをとレントゲンを撮ってもらい、その後目の焦点が合っているかや、意識はどうかなどを確認してもらいました。

この時に、熱も計ったのですが、熱は再び39度台にまで上がっていました。

前日に同じく39度まで熱があった時には機嫌もよく元気だった子供でしたが、病院で再び熱があがった時は、ぐったりとしていて明らかに元気がない状態でした。

結果を待っている間も、子供はぐったりしつつも機嫌がとても悪く、ときおり気持ち悪そうな様子もあり、とても心配でした。

機嫌が悪く、ずっと抱っこしている状態だったのですが、抱っこしているだけで体が熱いのがわかりました。

そして、その後の医師からの診断では、熱性けいれんが起こったと言われました。

高い熱が急に出るとひきつけのような状態になってしまうことがあり、特に子供は小さいうちはなりやすいとのことでした。

レントゲンやCTの結果には問題はなく、熱さえ下がれば大丈夫と言われ、とても安心しました。

病院では、熱がまた上がってきたときのために座薬と飲み薬を処方してもらいました。

また、熱性けいれんはなりやすい子がいるそうで、今後も高熱が出たときなどは注意して子どもの様子をよく見ておいてくださいとも言われました。

特に、両親のどちらかが幼いころに熱性けいれんを起こしたことがある場合、子供も引き起こしやすいということがあるそうです。

我が家の場合は、主人が幼いころに高熱が出るたびによくひきつけを起こしていたと義母が教えてくれました。

そして、今回のように熱性けいれんで急に倒れてしまった場合は、まずは落ち着いて救急車を呼ぶといいと言われました。

素人判断でヘタに体を動かしてしまう方が危険だそうです。

なので、私がこの時にとった対応で正しかったと言われました。

その後、我が家では子供が熱性けいれんで倒れるということはありませんでしたが、もし子供がこのような状態になった時は焦らずに救急車を呼び、適切な対応をしてもらうようにして下さい。

そして、一度熱性けいれんになったらその後熱を出した時にはしばらく注意してみてあげてください。

我が家も最初に高熱が出たときは本当にいつも通りだったし、むしろ熱があるのに機嫌がよかったので油断していました。

機嫌が良くても、熱性けいれんはその前兆があるわけではないので急に倒れてしまうことがあるため、注意しなければと思いました。

小学校にあがるころには、熱性けいれんはほとんど起こさなくなると病院でも言われ、実際我が子もほとんどそのような心配はなくなりました。