こんにちは。35Labo(産後ラボ)編集部です。
産後、ボサボサになった髪に悩むママさん、多いですよね。特に、くせ毛やうねりがひどくなって、
「そろそろ縮毛矯正したい…でも赤ちゃんへの影響が心配」という声をたくさんいただきます。
今回は、産後に縮毛矯正をしても大丈夫なのか?
気になる時期・影響・美容師さんから聞いた本音まで、まとめてご紹介します。
お産が終わってバタバタな数日を過ごして、退院や里帰りの時点になってハタと我に返って鏡を見ると『なんじゃこりゃ?!縮毛?寝グセ?』ドライヤーじゃなかなか直せないし、美容院に行くヒマもなかなか取れない・・
産後の縮毛矯正を再開するタイミングについて気になられている方も少なくないかと思います。
定期的に縮毛矯正を行なっていたならば、産後の縮毛矯正再開のタイミングはとても重要ですよね。
周りのママさんや先輩ママが縮毛矯正をやっている時期の平均値は、赤ちゃんを代わって見ていてくれたり家事を手伝ってくれる旦那さまなど、周りのサポートがあれば産後2ヶ月から3ヶ月でも行き始める方が多いようです。
もしもそれまでの時期に矯正などを行ってしまったりすると、産後の体への悪影響の可能性がゼロではないようです。
そういった危険性のことなどから、特に産後間もない産褥期の時期などはあまりお勧めされていないようです。
また、産後の縮毛矯正については、タイミング以外にも気になる点はいくつかあるかと思います。
そこでこのページでは、早すぎることのデメリットなどについてもまとめています。
また、産後の縮毛矯正に関連して、カラーやパーマがいつから大丈夫なのかについても一緒に見て行きたいともいます♪
◆ 産後に縮毛矯正しても大丈夫?
結論から言うと、産後の縮毛矯正は可能です。
ただし、以下のような点に注意が必要です。
▶ 産後すぐは避けたほうがいい理由
産後1〜2ヶ月は、ママの体がまだ回復途中。
この時期は、ホルモンバランスが大きく変化していて、髪や頭皮もとてもデリケート。
☑ 頭皮トラブル(乾燥・かゆみ)が起きやすい
☑ 抜け毛が多い時期に薬剤を使うと悪化する可能性も
☑ 長時間の施術で疲れてしまう
こういった理由から、縮毛矯正は産後3ヶ月以降、体調が安定してからがおすすめです。
◆ 授乳中に縮毛矯正しても赤ちゃんに影響は?
「薬剤が体内に吸収されて母乳に出るのでは…?」と不安に思うママも多いですが、
一般的な縮毛矯正の薬剤は、母乳に影響を与えるリスクはほとんどありません。
ただし、においに敏感な時期だったり、体調が万全でない場合は、
施術中に気分が悪くなることもあるので、事前に体調チェックと美容師さんへの相談が重要です。
産後の縮毛矯正のデメリット
産後の縮毛矯正をすることのデメリットについて見ていきましょう。
先程の段落で産後の縮毛矯正は、およそ2ヶ月から3ヶ月位で再開される方が多いと言うお話をしたのですが、美容室によっては断られる場合もあるようです。
その理由は、縮毛矯正の際に使う薬液が厳禁と言う事だけでは無いようです。
では一体何が理由なのかと言うと、産後などに縮毛矯正などをすることのデメリットとしては、施術の時間が数時間単位となります。
つまり、拘束時間がとても長いことによる、体の配慮、また薬液から生じる臭いへの気遣いなどが考えられるだと言われています。
確かに、長時間の椅子に座るという行為は産後の腰があまり安定していない方にとってはかなり負担になるとも考えられます。
そのため、できたとしても産後に骨盤周りがある程度落ち着き始める2ヶ月後から3ヶ月後位から始める方が多いようです。
また、産後間もない産褥期と言うのは、ホルモンバランスが通常に戻るまで時間がかかったりするものです。
その時期は特に匂いに敏感だったり、母乳育児が順調であれば授乳をしなければならないと言う場合もあり、施術が途中で止まってしまったりすることも考えられます。
または母乳を求めているお子さんを待たせてしまうと言うことも考えられます。
そういったことからも、直接的に非常に危険だと言うようなデメリットは無いようですが、産後間もなくで心も体も不安定なまま縮毛矯正などを行うと言うのは、あまり勧められていないようです。
産後の抜け毛はいつから始まるの?
そのため、出産してから3ヶ月程度は抜け毛に悩む方が多いのです。
産後の抜け毛や薄毛も考慮した方が良い
美容師さんがオススメする縮毛矯正のタイミングは「産後1年前後」
どうしても矯正をしたいという場合
「それでもどうしても、時期を待たずに縮毛矯正やパーマなどを産後に行いたい!」
言う場合は、必ず美容師さんに体の状態が安定していることを伝え、髪の毛の健康状態をチェックしてもらってから、オーケーが出た場合だけ行うようにしましょう。
というのも、特に完全母乳で子育てをしているお母さんは、自分の中にある栄養分を赤ちゃんに分け与えているわけですから、自分自身の体が栄養不足に陥りがちな時期です。
そういったこともあり、産後は抜け毛だけでなく、枝毛等の髪の毛のダメージも目立つ時期です。
また縮毛矯正などの施術を行った後は、特に入念に薬剤などをしっかりと落としてもらい、髪の毛をトリートメントで十分に保護したり、頭皮ケアをしっかりと行ってもらうのも必要です。
産後のパーマやカラーは?
次に産後のカラー、パーマについてもお話ししましょう。
産後は縮毛矯正だけでなく、ヘアカラーやパーマなども時期をみて慎重に行うようにしてください。
これまで話した通り、産後と言うのは髪の毛自体のダメージもあり、栄養不足から頭皮環境はとてもデリケートな状態です。
そのため今までは大丈夫だったとしても、産後はカラー剤やパーマ剤等が強い刺激となって頭皮がかぶれてしまったり、産後の抜け毛がひどくなってしまった。
といったケースもたくさんあります。
そのためあまりにも抜け毛が多い場合や、頭皮環境のダメージがひどい場合には、縮毛矯正だけでなく、カラーやパーマも断られる場合があります。
その場合はやらない方がやはり無難です。
産後と言うのは、お腹周りだけでなく、頭皮環境や体全体が今までとは違うということを十分に意識しておく必要があります。
ただ、今では頭皮や髪の毛にとても優しい液体や、天然のカラーリング剤などを取り扱っている美容院もとても多くなってきています。
そのため産後の縮毛矯正、カラー、パーマなどが絶対によくないと言うわけではないので、最低限頭皮環境の状態や抜け毛の症状などをきちんと美容師さんに伝え、現場からやるべきかやらないべきかをきちんと判断してもらう事は必要だと思います。
◆ 美容室で気をつけるポイント
産後ママが縮毛矯正をするなら、こんなポイントを押さえておくと安心です。
◎ 赤ちゃんを預けられる時間を確保しよう
縮毛矯正は2〜3時間かかる場合も。
事前にパパや家族、もしくは一時保育など、安心して任せられる環境の準備を。
◎ ママ歓迎の美容室を選ぶ
最近では「子連れOK」「ベビーカー来店OK」など、ママに優しい美容室も増えています。
また、産後ケアや抜け毛に詳しい美容師さんがいるところも安心ポイント。
◎ カウンセリングでしっかり相談を
「産後の髪がうねってきた」「抜け毛が気になる」など、気になることは事前に相談しましょう。
最近では、髪に優しい低刺激タイプの薬剤も選べるところがあります。
◆ 実際に縮毛矯正したママたちの声
「産後4ヶ月で縮毛矯正しました!久しぶりにサラサラになれて気分が上がった!」
「赤ちゃんを預けるタイミングを見計らって、美容室へ。施術中は久々の一人時間でリフレッシュ!」
「抜け毛が多い時期だったので、美容師さんと相談して優しい薬剤にしてもらいました」
◆ まとめ:無理せず、自分のタイミングでOK
産後の縮毛矯正は、時期と体調を見極めれば安心して行えるものです。
▼ ポイントのおさらい ▼
✅ 産後3ヶ月以降が目安
✅ 授乳中でも問題ないが、においと体調に注意
✅ 赤ちゃんの預け先を確保してから
✅ ママに優しい美容室を選ぶと安心
出産・育児で頑張るママの「きれいになりたい」という気持ち、すごく大切です。
無理のないタイミングで、縮毛矯正で気分を変えてみるのも良いかもしれませんね♪
産後美容室へ行く際の注意点
産後に美容室へ行くの際は、ご自身や赤ちゃんの体調に考慮して行く必要があります。
まず赤ちゃんに関して注意する点は、当日の赤ちゃんの体調・お母さんが美容室へ行っている間見てくれている人がいるか・預ける際は赤ちゃんのお気に入りのおもちゃなども一緒に預けておいていつでも連絡が取れるようにするということを心がけましょう。
また、お母さん側の注意する点は、産後はしばらく出産で骨盤が開いているため長時間の施術は腰痛対策のためにも控える・施術中におっぱいが張ったまま放置していると乳腺炎になる可能性もあるのでどれだけ時間がかかるのか調べてから予約する・予約する際に産後だということを伝えておき体調が悪くなったら休憩できるようにするなどの対策をしておくことをおすすめします。
1. 産後の髪質変化への具体的な対応策
産後はホルモンバランスの変化により、髪が細くなったり、抜け毛が増えることがあります。このようなデリケートな状態の髪に対して、縮毛矯正を行う際には、薬剤の強度を調整し、髪への負担を最小限に抑えることが重要です。例えば、一般的なアルカリ性の縮毛矯正では、3〜5種類の薬剤を使い分けて施術を行うことで、髪のダメージを軽減できます。
2. 短い毛や産毛の取り扱い
産後の抜け毛が落ち着くと、新しい髪が生えてきますが、これらの短い毛や産毛は縮毛矯正の際に特に注意が必要です。短い毛はアイロンで挟むのが難しく、適切な処理をしないと毛羽立ちやツヤの低下を招く可能性があります。特殊なブローやアイロン技術を用いることで、これらの問題を最小限に抑えることができます。
3. 施術中の体調管理と美容室での配慮
産後間もない時期は、長時間の施術が体に負担をかける可能性があります。美容室での施術中に体調が悪くなった場合、休憩を取れるよう事前に相談しておくことが大切です。また、授乳中の場合は、施術時間やタイミングを考慮し、赤ちゃんへの影響を最小限に抑える工夫が必要です。
産後の縮毛矯正まとめ
このページでは、縮毛矯正を始め、産後のカラーリング、パーマなどがいつから始めて良いのか、または危険なデメリットなのがあるかないか、などについて簡単にまとめました。
特に産後の縮毛矯正に関しては、体の負担や赤ちゃんのことも考えて、最低限2ヶ月から3ヶ月は見ておいた方が良いかも知れません。
ただ、やはりその時期はまだ頭皮環境の状態や髪の毛の状態もあまり良いとは言えませんので、無理して縮毛矯正をすると変に髪の毛が抜けて不自然に髪が伸びてぴんぴん立ってしまう。
なんて方もいらっしゃいます。
慎重に行きたいという方は、産後の女性ホルモンのバランスが落ち着く頃が理想的かもしれません。