近年では骨盤ベルトが復旧しており、多くの産後のママさんが骨盤ベルトに多くのメリットを感じ、実際に使用しています。
なお、産後に使う骨盤ベルトはぎっくり腰の時などに使う腰痛ベルトではなく、ダイエットの時に使われるニッパーやガードルなどといったものでもありません。
骨盤ベルトは、名前の通りお腹ではなく骨盤に関するアイテムで、産後に開いてしまった骨盤を、正しく元の位置に戻すための骨盤矯正ベルトのことです。
このベルトには、つけることによってたくさんのメリットがあります。
しかし、骨盤ベルトの効果を最大限に引き出すためには、選び方や付け方、タイミングなども重要になってきます。
そこでこのページでは、産後に骨盤ベルトを使うと良いのはわかっているけれども、実際にどんなメリットがあるのか、どういうベルトを選べば良いのか、などといったような産後の骨盤ベルトに関する詳しい情報をわかりやすくまとめています^^
特に産後の方、これから出産を控えていると言う方は要チェックですよ♪
骨盤ベルトが産後のママさんに必要な理由とメリット
産後に骨盤ベルトを巻くと良いのはわかっていても、実際に何がどうなるから産後に骨盤ベルトが良いのか?について知る必要がありますね。
では実際、骨盤ベルトをつけることによってどのようなメリットが得られるのかを見ていきましょう!
- 肩こりや腰痛などの痛みが緩和される
- 冷え性改善
- 便秘解消
- 姿勢が正しくなる
- 不妊に効果がある
- 生理トラブルが改善
- 肌のツヤが回復
- 精神状態が安定する
- 基礎代謝が上がる
- 足の形が改善される
- スタイルが良くなる
・・・などの非常に豊富な効果があります!
ただ、骨盤ベルトを正しく使って、産後の骨盤ケアを行なったことによるメリット。という捕らえ方が良いかもしれません。
ご覧の通り、骨盤ベルトは非常にたくさんのメリットに繋がる重要なアイテムであることがわかりますね^^
しかし逆に産後の骨盤をそのままにしておくと、産後の生理に関するトラブルが悪化してしまう原因となったり、ダイエット効率が悪くなり、下半身ぶとりの原因ともなります。
骨盤矯正を行うことで、たくさんのメリットがある反面、骨盤矯正をせずにそのままにしておくことのデメリットもたくさんあるということは知っておきたいポイントです。
ちなみに、産後半年間までのタイミングは骨盤が元に戻りやすい状態であると言われています。
そうであるからこそ、そのタイミングで骨盤ベルトを有効活用してしっかり産後の骨盤をケアしていきたいですね!
産後に骨盤ベルトをつける時期と日々の脱着のタイミング
産後に骨盤ベルトを巻くメリットがわかったところで、実際に骨盤ベルトをつける時期や、1日の中での脱着のタイミングについて見ていきましょう。
産後に骨盤ベルトをつけ始めるのは、出産直後からが良いと言われています。
出産直後と言うのは、骨盤が目一杯開いたばかりで、過去最高に緩んだ状態になります。
ですので少しでも早くこのタイミングをいかして正しい位置に戻すためにも、産後すぐに骨盤ベルトをつけるのが良いと言う考え方もあるのですが、産後直後と言うのは実はあまり良くないと言う考え方もあるんです。
・・・というのも、出産の影響で骨盤が開いてゆるんでいるのは、体が休んでいると言う事ですので、そのタイミングでは無理に負担をかけない方が良いと言う意見もあるんです。
産後の下半身ぶとりや腰痛が心配されている方は特に、産後すぐにでも骨盤ベルトをつけて骨盤の位置を調整したいと思いがちですが、特に産後1ヵ月間の産褥期は、骨盤だけでなく心と体を整える大事な時期になります。
この時期は無理せずに、骨盤を整えるための情報収集をする機関にするのも良いですね。
産褥期に骨盤ベルトを着けたい場合は
それでもどうしてもつけたいと言う場合は、産後すぐに使うことができる骨盤ベルトを用意して、ベルトの締めつけすぎには十分注意してくださいね。
骨盤ベルトはいつまで使うの?
次に骨盤ベルトをいつまで使うかですが、それは人によります。
体の回復度合いは個人差があるため一概に言えませんが、腰や恥骨などの違和感がなくなってきたらはずした方が良いそうです。
ちなみに、骨盤ベルトには産後だけでなく出産前や妊娠中から巻くタイプのものもあります。
一日の中での脱着のタイミング
次に骨盤ベルトを脱着するタイミングですが、それは骨盤ベルトの種類によります。
1日中つけておいた方が良いと言うものもありますし、数時間程度の着用が望ましいものも存在します。
それらは商品の説明書をよく読んでそのベルトがどのタイプかを把握しましょう。
また、寝る時ですが基本的には寝るときはベルトを外した方が良いと言う考え方もあるのですが、場合によっては夜も寝てる間もつけておいた方が良いと言うお医者さんもいらっしゃいます。
それにはそれなりの理由があるので、お医者さんに言われた場合はずれないように工夫して着用しましょう。
・・・ここで押さえておきたいのが、骨盤ベルトは長くつければつけるほど良いと言うわけではなく、その時の状況やベルトに合わせた着用時間などを考慮したうえで、適度着用時間を守ることが大事だということです。
骨盤ベルトの選び方
では次に骨盤ベルトの選び方について見ていきましょう。
一言で骨盤ベルトといっても、骨盤ベルトにはいろいろな種類や用途があります。
基本的には、産後の骨盤の歪み等から生じる頭痛や肩こり、めまい、腰痛、生理痛、生理不順などの体の不調を和らげたり、骨盤を支える筋肉を強くすることによる姿勢の改善やボディーラインの改善等の様々な効果があります。
ですが骨盤ベルトにも様々な種類があるため、どんな骨盤ベルトを選ぶかは自分の目的によって選んでいくことがポイントになってきます。
今回の場合で言ったら、産後のケアが目的の骨盤ベルトを選ぶと良いでしょう。
私がお勧めする産後の骨盤ベルトはこれ!
なぜこれを選んだのか?
骨盤ベルトはどこで買うの?
骨盤ベルトは実店舗で言うと
- アカチャン本舗
- 西松屋
- ドンキホーテ
などで購入することができます。
また、近くにそういった店舗がない方や、中々買い物にいけない。と言う方は、ネットで買っちゃうのもアリです。
どちらかと言うと、最近ではネット通販で買っちゃう方も多いようです^^
骨盤ベルトのつけ方
ここまで読んで骨盤ベルトについて様々なことがわかってきましたが、実際につける際はどのような巻き方をして骨盤ベルトをつけた方が良いのかについて紹介します。
骨盤ベルトと言うのは、正しい位置に正しい巻き方をすることによって効果を発揮してくれるので、ここは絶対に押さえておきたいポイントです。
まずは骨盤ベルトを正しくまくために3つの骨の部分の場所を把握します。
恥骨結合
この部分は両手を広げて親指をおへそに置いてそのまま間下に下げます。
親指が硬い部分に当たったらそこが恥骨結合です。
大転子
ここは先程の恥骨結合を探し当てた状態のまま両手を体に沿って水平に横移動していきます。
そして太ももの付け根にある大転子は、太ももの付け根あたりに手を置いて片足ずつ踵を上げてみると丸い出っ張りが動いていくのですぐにわかると思います。
上前腸骨棘
これは、じょうぜんちょうこつきょく、と読みます。
ここは両手を腰に当てると、人差し指あたりに来る大きな骨のことです。
骨盤ベルトはこの部分にかからないようにつけていきます。
巻き方
では骨盤ベルトを巻いていく上で、確認すべき3つの部分が把握できたら実際に巻いていきます。
- おしりを包むようにベルトを後ろから前に回す
- ベルトが2番目に見つけた部分の出っ張りと、1番目に見つけた部分のラインにかかるようにする
- 最後に見つけた部分の下にある凹みの部分にしっかりとかかっているかを確かめる
- そのまま仰向けになる
- 片手でベルトをまとめて持ってクッションなどを腰の下に当てる
- 膝を立てた状態のまま仰向けになる
- 5分ほど安静にする(この姿勢のことを骨盤高位とよび、子宮や、内臓を正しい位置に戻してくれる効果があります。)
- 最後にベルトの位置を再確認しながら、ベルトをそっと締めていく
- 恥骨の辺りに手を入れてみて、すんなりと入るかを確認(もしもきついと思ったらそれは締めすぎだということです。ほどよく調整していきましょう。)
骨盤ベルトを巻く際はもしも閉めすぎてしまうと、血液の流れが阻害されてしまいむくみや腰痛、しびれなどの不快な症状につながる恐れがあります。
骨盤ベルトの巻き方は位置が重要
まとめ
このページでは産後の方に向けて、骨盤ベルトについて詳しくまとめました。
骨盤矯正を目的とされる方が多いかと思いますが、特に産後の骨盤矯正を目的としているのであれば、骨盤ベルトだけではなく骨盤体操なども加えるとより効果的のようです。
そのため余裕がある方は、骨盤矯正に効果的なエクササイズなども合わせて試してみてはいかがでしょうか^^