産後の方にありがちなことの1つとして、スマホなどの携帯電子機器を使いすぎるによる目の疲れ。というのがあります。
実際に、「産後にスマホを見過ぎない方が良い」と言われたor何かで見た。という経験はありませんか?
これはスマホに限らず読書やテレビでも同じことが言えて、ようは目を使いすぎちゃダメですよー!と言うことなんです。
スマホが生活必需品のような私達現代人にとっては、ダメと言われていても見てしまう気持ちはよーくわかります。
でも実はこれってあまり良いことではありません。
とはいってもFacebook、Twitterなどを使って赤ちゃんや自分の写真をアップして、日常をシェアして周りとやり取りするのはとても楽しいですよね。
しかし、産後にこういったことがあまり良くない理由の1つとして、携帯電子機器等の使いすぎは、産後の体の回復の妨げとなってしまう(肥立ちに悪い)と言われているんです。
でもその根拠がわからないと納得してスマホ断食なんてできません。
そこでここでは、産後にスマホが良くない理由やついついスマホを見すぎてしまった際の目の労わり方を特集していきます!
産後にスマホなどの携帯電子機器が良くない理由
産後に、スマホや、ゲーム、パソコンなどの電子機器があまり良くない理由の1つは肝臓に関することです。
携帯電子機器を使いすぎることによって、目が疲れる事は誰でもわかることです。
実際に、産後にスマホを使うとやたら疲れを感じる。。と言うママさんもいらっしゃいます。
実は目は肝臓と深い関係にあるため、そういった目の疲れと言うのは、肝臓の疲れにもつながっていたんです。
肝臓と言えば、アルコールなどの様々な毒素を解毒してくれる役割を持つ重要な内蔵です。
ですが目が疲れてそれが肝臓に影響してしまうと、肝臓が持つ解毒効果が薄れてしまい、そうなると産後の体力の回復に遅れが出てしまう場合があるんです。
交感神経優位の状態が続いてしまう
2つ目は交感神経に関する話です。
このワードが出てくると少し話が難しくなりがちなのですが、できるだけシンプルにまとめていきます。
私たちの体は交感神経と、副交感神経と言う2つの神経が流れています。
私たちが起きているときは、交感神経が活発に動きます。
目を使うと言う事は、同時に脳みそを使っていると言うことにもなります。
そうなると交換神経が活性化され、一度活性化された交感神経はいきなりシャットダウンすることができなく、スマホを休憩してもしばらく興奮状態が続いてしまいます。
きちんと横になって休んでいても、一緒に携帯電子機器などで目を使いすぎていては脳の興奮状態は収まらず、交感神経が優位になっている状態が継続してしまいます。
するとどうなるか。
ちゃんと横になって身体を休めているつもりでも、実はさほど身体が回復できていない。
ということになりかねないのです。
特にスマホからのブルーライトは睡眠の質を下げるとも言いますし、寝る前はできるだけスマホをいじらないようにした方が良いのも、そういったことが理由なんです。
余計な情報でネガティブに傾いてしまうことも
人間が目を使うと言う事は、何らかの情報を目から取り入れています。
そういった情報がプラスになる場合もありますが、時としてそれを不安定にさせる場合もあります。
ネガティブなスレッドを眺めるのは特に危険です。
産後はホルモンバランスの関係で体だけでなく心もデリケートな状態にあります。
この状態は言ってみれば、ネガティブな何かにとても弱い状態です。
そういった時期にネガティブな情報をできるだけ頭の中に入れないためにも、そういった情報元はシャットアウトするのが良いと言えるでしょう。
こういった理由から、特に産後は目を使わないようにしてゆったりとした気持ちで過ごすことが大事です。
特に産後1ヵ月以内は心と体のダメージを回復させ、安定させることに集中させていきたいですね。
産後のスマホはいつ頃からいいの?
産後間もない時は、特にスマホなどの電子機器類はあまり使わないほうが良いと言うことがわかりましたね。
ではそれはいつまで続くのか?についてですが、少なくとも産後から3週間の間(産褥期)は、できるだけ携帯電子機器からは離れた生活を送るのが好ましいと言われています。
もちろんスマホを使って幸せを言う人と共有したい気持ちはわかります。
また、産後は何かとストレスにあふれていますから、SNSでストレスを発散したい気持ちもわかります。
ただ先ほど見たようにやりすぎは実際に産後の体の回復に良くないので、せめて時間を区切って適度に行うなどして工夫をすると良いですね。
スマホを使いすぎてしまった時の目の労わり方
いくらスマホは見すぎないほうがいいよ。と言われても、ついつい時間を忘れて見すぎてしまう事は誰にでもあるかと思います。
あまり良くないことですが、実際に起こってしまった事は仕方がありません。そういった際に目をいたわる方法として取り入れていただきたいのが
- PC目薬をさす
- ホットタオルで目の周辺の筋肉をケアする
- 空を見る
- 目をつぶる
これらはスマホを見すぎてしまった、また長時間読書をしてしまった。といったような目を使いすぎてしまったときのケア方法です。
先ほどもお伝えしたように、女は肝臓とつながっていますから、疲れてしまった目をきちんとケアしてあげることで同時に肝臓のケアにもつながります。そうすると体の深い部分の活動が正常に行われ、産後の体の回復にもつながります。
なお、スマホ画面から発生するブルーライトは、私たちの睡眠の質を低下させると言いますが、実際に寝入るまでの時間を1時間から1時間半程度遅らせてしまうと言うこともわかっているそうです。
睡眠による体の回復は寝入ってから3時間までが勝負とも言われていますから、寝る前のスマホを避けると言うのは産後の体の回復の為にもとても重要なことだったんです。
産後にスマホを一切見てはいけない。と言うわけではありませんが、このページでご紹介したいくつかのポイントを取り入れてうまくスマホ向き合っていきたいですね。
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まとめ
産後はスマホや携帯電話などの、電子機器類は使いすぎないほうが良いでしょう。と言われていた根拠がわかりましたね。
実際にSNSなどを見ていると、そういった事は気にせずに過ごしている方も実際にはたくさんいらっしゃいます。
でも実はそういった事は、体を回復しなければいけない時期の体の回復の妨げとなってしまう行動なので、出来る限り控えたいところです。
かといって、SNSが大好きな方は、特にそういったものを取り上げられてしまうと、それが逆にストレスになってしまう場合もあります。
それはそれでとても良くないので、先ほども書いたように時間帯を決めたり、自分の生活に合わせてうまく時間を使っていく工夫ができると良いですね♪
なお、スマホは産後の肥立ちに大きく影響すると言う話がありましたが、産後の肥立ちを順調に行なうために出来ることは他にもあります。
そこで意識したいのが、“過ごし方”です。
一見何気ないことのように思えますが、“過ごし方”1つで、産後の体の回復に大きな影響が出てくるのは、紛れも無い事実です。
とはいっても、初産のママにとっては「安静にして過ごすんだよ~」と言われても、家事はどうなの?ストレッチはダメなの?など、細かい点で気になることが山ほど出てくるかともいます。
そういった点も含め、以下のページでは産後の正しい過ごし方について詳しく紹介されています。
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