産後の家事については、赤ちゃんに直接的な関わりがある内容ではないかもしれませんが、特に初産のママさんにとって気になることの1つでは無いでしょうか。
実際のところ、産褥期の期間は家事はできるだけ手をつけず安静にするのが1番。と言われていますが、それができない方もたくさんいらっしゃいます。私もまさにそうでした。
では、産褥期にちゃんと休みたいけど休めないままさんは、いったいどこまでやって良いのか、どんなことを避けるべきなのかをここでは見ていきたいと思います。
また、後半部分では先輩ママさんが実際に産褥期の家事をどうしていたかについてもシェアしていきたいと思います。
基本的な家事の再開のタイミング
後ほど改めてご紹介しますが、実際に家事の再会のタイミングは「退院後すぐ」という方が圧倒的に多いと感じます。実際は産褥期を過ぎるまであまり家事は行わない方が良いと言われていますが、旦那さんのサポートや家族のサポートを受けることができずやむなく家事をしてしまっている方が多いようです。
病院や多くの方から産後はできるだけ体を動かさないように。掃除や洗濯などの簡単な家事もできるだけ行わないこと。といったようなアドバイスを受けることが多いと思います。
実際に産褥期の間に無理して体を動かしてしまうと産後の肥立ちには悪かったり、今後何らかの身体的トラブル精神的トラブルのきっかけになりやすいとも言われています。
ですが最近では、早めに床上げした方が子宮の回復にも良いとも言われています。そうともなると実際にどうすべきなのか迷ってしまうところですが、いずれにしてもできるだけ無理して家事を行わない方が良いと言うのには変わりなさそうです。
産褥期だけど頼れる人がいない!家事はどうしたらいい?
産後にできるだけ家事などを行わない方が良いと言う認識は多くの方がお持ちだと思います。
しかし、家族に頼れなかったり旦那さんが手伝ってくれなかったり、様々な理由から自分自身が家事をせざるを得ない状況である方も少なくありません。そこで気になるのが家事はどこまでやって良いのか。と言う部分です。
これについて大まかに言うならば、重いものを持ち上げたり走ったりするような事は避けたいところです。
また、何か家事をするのであれば、食事の場合は長時間立ち続けないように簡単なもので済ませたり、がっつり掃除機をかけたりするのではなくフローリングワイパー等を活用して最低限に留めておくことが大切です。
産褥期の家事は手抜きがポイント
先ほどもこれに関する内容で少しご紹介しましたが、産褥期の家事は手抜きをすることが大切です。
旦那さん手伝ってもらえれば旦那さんにお願いするのがベストです。
もちろんできる範囲で何とかしたいという気持ちは分かりますが、赤ちゃんのお世話に慣れていない初産のママや2人目・3人目という経産婦のママでも『赤ちゃんには個性がある』ので、それに合わせる『リズムやコツ』が掴めるまでは苦労すると思いますし、
2人目以降なら上の子も少しは手伝ってくれたりすることも考えられますが、基本的に手間が2倍以上に膨れ上がっていると考えると、『家事は二の次・三の次』でも良いでしょう。
ここで一番大切なのは『旦那さんにも家庭を切り盛りする当事者意識を持ってもらう』とい点です。
本来産後のママさんの体は回復が最優先ですので、自分を犠牲にしてまで無理して家事を行う必要はありません。
最低限のポイントだけ押さえていかに手抜きをするかを考えていきましょう。
その際のポイントは、一度にまとめて行うこと。機械を有効活用すること。家事代行サービスを使うこと。これらが挙げられます。
1番最初の1度にまとめて行うことについては、料理で言えばストック作りができるメニューにしたり、衣類やバスタオルなどは少し多めに用意して、いちどにまとめて行い、そもそも頻度を減らすこと。などがポイントです。
もし旦那さんにお願いできる状況であればそのタイミングで旦那さんにパスしてあげるのも大切です。
機械を活用すると言う部分に関しては、お掃除ロボットを使ったり食洗機を使ったり、最近では自分の代わりに家事を行ってくれる機械が増えています。
無理して体に何らかのトラブルを発生させてしまう位であればこういったものを活用するのもありかもしれません。
家事代行サービスについては、日本ではまだ広く浸透しているものではないかもしれませんが日本国内でも家事代行サービスの会社が増えていると言われています。それだけ産後のタイミング等で活用する方も増えている証拠です。
家族に頼めない、旦那に頼めない、どうしたら良いか分からないと言う方はこういったサービスを活用してみるのもありかもしれません。
家事に対して真面目になりすぎない
責任感が強くしっかりされている方ほど、家事を手抜きをすることを拒んでしまう傾向にあると言われています。
ですが子育ても家事も完璧にこなすママさんはそうそういませんし、産褥期の家は家事を完璧にこなすことよりも自分の体を最優先にすることや子供を育てることが優先です。
できない事はできないと腹をくくり、ときにはあえてやらないと言う選択をすることも大切です。
口酸っぱく言われているかもしれませんが、そういった意味でもご自身の心と体の状態をいたわってあげてくださいね。
産後の家事、先輩ママはどうしてた?
このページのテーマは産後の家事であり、産褥期のタイミングでこのような悩みをもたれる方は少なくありません。そこで先輩ママさん達は一体どうしていたのかを一緒に見ていきたいと思います。
私は産後6日から家事をしたりで全部やっていました。今のところあれから2年ほど経ちますが何もありません。病院を退院したその日に自分で家の中の掃除機をかけていましたよ。
私は旦那に甘えれる状況でなかったため、産後すぐから全部自分で家事を行っていました。私は帝王切開で子供を出産しましたが、7日目あたりから家事を全部自分で行いました。とにかく傷が痛くてできない家事もありましたが、そこは旦那さんがサポートしてくれました。
私は無理して退院初日からがっつり家事を行っていましたが、そのせいもあってかやはり後から体にきます。旦那がやらないなら私もやらない。くらいの気持ちで何もせずにおとなしくしていればよかったと後悔しています。
まとめ
先輩ママさん達の意見を見ても、実際のところは産後すぐから家事をがっつりこなされる方が圧倒的に多いように見受けられます。中にはそれでも特に何も問題がなかったと言う方もいらっしゃいますが、後々身体的トラブルが発生してしまったり、そのまま産後うつの症状がひどくなってしまったと言う方もいらっしゃいます。
短いようで長い産褥期は、3週間前後あります。今までてきぱきと家事をこなされていた方にとって、その期間家事を雑にこなす事は不本意かもしれませんが、ご自身の体のために最低限のポイントだけ押さえて器用に手抜きをして家事をこなすことを管理人はお勧めします。
また、産後の女性の体の状態を特集しているウェブサイトを旦那さんに見せながら理解を得るために説得するのもありかと思います。
パートナーである旦那さんにうまく手伝ってもらうためにいろいろ考えてみるのも必要かも知れませんね。