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産後にほくろはなぜ出来る?治し方とガンの可能性について

産後にほくろが増えた。数えてみたら何十個と言う単位で増えている…

このような悩みをお持ちではありませんか?

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ほくろと言うのは、生まれつきできている先天性のものと、あることが影響して新たにできてしまう後天性のものがあります。
なので、気づいたらほくろが増えてしまった。なんてことも珍しくないんですよ。

特に妊娠中、産後にかけて新たなほくろが目立ち始めた。と言う方も意外と多くいらっしゃいます。

ただ、気になるのは

  • なんでこんなにほくろが増えてしまったのか?
  • これは何か悪いことが起きる前触れなのか?
  • これは治すことができるのか?

といった部分ではないでしょうか?

 

このページでは、産後にほくろができやすい原因と、ほくろと病気の関係、ほくろの治し方、予防の仕方についてみていきたいと思います。

 

ほくろができてしまう原因

それではまず最初に、そもそもなぜほくろができてしまうのか?と言う部分について一緒に見ていきたいと思います。

結論から言うと、後天性のほくろの原因は紫外線です。

紫外線と言えば、シミやそばかす、黒ずみなどの原因となるものですが、これはほくろの発生の原因にもなります。

仕組みとしては、私たち人間のお肌は太陽から紫外線を浴びると、その紫外線からお肌を守ろうとして体からメラニン色素と言うものを作り出して、それが紫外線を吸収してお肌を守ってくれます。

これ自体は体の正常な反応なのですが、メラニン色素が作りだされる過程で、まれに異常が起きてしまうことがあります。
その段階でほくろが発生する、といった仕組みになります。

 

産後にほくろが発生しやすい理由

では、妊娠中から産後にかけてほくろが目立ち始める理由についてみていきたいと思います。
先程の段落ではほくろができてしまう原因や仕組みについて見てきましたが、出産の前後の時期は以前にも増して女性ホルモンのバランスが大きく変化しているため、メラニン色素が発生しやすくなっているそうです。

ほくろは、紫外線を受けてメラニン色素が作られる際に異常が発生するとできてしまいます。
つまり、女性ホルモンのバランスが変化してメラニン色素が発生しやすい妊娠中から産後にかけては、ほくろが出来上がってしまう確率が高い時期だといえます。

これが、産後にほくろが目立ちやすくなってしまう理由です。

 

「ほくろが多いとガンになりやすい」は嘘じゃない!?

以前までさほど気になるほどでもなかったほくろが、産後のタイミングで突然目立ち始めたら、何かの異常を心配してしまいますよね。
また、巷ではほくろが多いとガンになりやすい。なんて言う噂もありますから、そうともなれば余計に心配になってしまいます。

それについて調べてみたところ、どうやらほくろには悪性のものもあり、それを「メラノーマ」と言います。
不安にさせたいわけでは無いのですが、ほくろのなかにはそういったものもあるようです。

普通のほくろとメラノーマの見分けはとても難しく、気づかないうちに皮膚がんが進行していることも珍しくないようです。
ただ、普通のほくろとの圧倒的な違いは、できてしまったほくろが次第に大きくなり、そのスピードが非常に早いと言うことです。

他にも、ほくろの輪郭がぼやけていたり、妙な形をしていたり、色にムラがあったり、出血があったり痛みやかゆみを伴うような場合は、普通のほくろではなく、それはメラノーマである確率が非常に高いです。
このような見分け方があるので、突然ほくろが増えてどうしても心配だと言う方はぜひチェックしてみてください。

なお、病院でメラノーマと診断されたら、早急に病院で取り除く必要があります。
何よりも早期発見が重要ですので、どうしても気になった場合は、妊娠中だから、産後の授乳中だからと躊躇してしまわず、すぐに皮膚科に診てもらうことをお勧めします。

 

ほくろの治し方

仮に増えてしまったほくろがメラノーマでなかったとしても、場所によってはどうしても気になってしまうでしょうし、あまりにも数が多ければそれがコンプレックスになってしまう方も中にはいらっしゃるかと思います。
メラノーマでない限りは、いくらほくろがあろうとも何の害もないので健康面では心配ないのですが、人によってはどうしても気になってしまいますよね。
また、そうともなればこのほくろをどうにかして治したい。と思うものです。

これについては、医療機関を受診するの一般的な方法になります。
皮膚科、形成外科、美容外科などで適切な措置を行うことができます。

なお、そういった方法ではなく、自分でどうにかすることができないのかとお考えの方には、ほくろ除去クリームと言う方法もあります。
ただ、日本国内では発売されておらず、情報量もいまだに少ないのが現状です。
また、この方法は非常にリスクが高く失敗される方が多いのも事実です。
手段の1つとしてご紹介しましたが、個人的にはあまりオススメできません。
ほくろ除去クリームを使って、何らかの肌トラブルになって取り返しのつかないことになるくらいならば、気にしないように努めるか、医療機関で適切な治療を行ってもらうのが安全策だと言えます。

 

ほくろの予防の仕方

このページをご覧の方の中には、妊娠中から産後にかけてほくろが発生しやすい。と言う情報を耳にし、事前に予防しておきたい。と言う方もいらっしゃるかと思います。
実際病院でほくろを取り除いてもらうためには、たくさんの時間やお金がかかってしまいます。

なので、予防するのはとても素晴らしいことです。
では具体的にどんな予防方法が取れるのかと言うと、ほくろの最大の原因は紫外線ですので、紫外線対策を徹底することがお勧めです。
1番効果的なのは日焼け止めを使うことと、メラニン色素が作られるのを抑制する化粧品を使うと言う方法があります。

他にも様々な工夫の仕方があるかと思いますが、とにかく紫外線が大敵ですので、できる範囲でお肌を紫外線から守っていきたいですね。

 

ほくろは気にしないことも大切

このページでもご紹介したように、ほくろは時間とお金をかければ治す事は可能ですが、どうしてもと言う内容でないのであれば、気にしすぎないことも大切かと思います。
ただ、メラノーマの可能性がある場合は、何となく過ごしてしまうのは非常に危険ですので、すぐに皮膚科に診てもらうようにしましょう!

後は、今後できるだけほくろができないようにしたいと言う方は、日々の紫外線対策を徹底して行っていきたいですね。