妊娠から出産までの山場と言えば、子供を産むときの分娩時が1番痛みを伴うと言いますが、中には後陣痛方が痛かった。と感じておられる方も中にはいらっしゃいます。
それほど痛みを伴う症状ですから、だいたいいつまで続くのか。と言う部分は気になりますよね。
そこでこのページでは、出産後の後陣痛が大体いつまで続くのか。と言う部分をわかりやすくお伝えしていきたいと思います。
また、後陣痛の実際の体験談や、症状がきつい時の緩和方法等についても後半部分で特集していきます。
今現在後陣痛に悩んでおられる方、これからのために知識をつけておきたいと言う方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
後陣痛って何?
産後の後陣痛について、このページをご覧の方の中には既にご存知だと言う方もいらっしゃるかと思いますが、詳しい部分までは正直あまりわからない。と言う方も中にはいらっしゃるかもしれませんので、まずは後陣痛について簡単におさらいしたいと思います。
後陣痛は簡単に言うと子宮の痛みのことで、妊娠によって大きくなった子宮が、伸び縮みを繰り返しながらだんだんと元のサイズに戻っていくことを子宮復古と言うのですが、この時に発生する痛みを後陣痛といいます。
これは帝王切開であっても、無痛分娩の方であっても発生する可能性がある症状であり、良い言い方をすれば体が回復へと向かっているサインでもあります。
後陣痛は大体いつまで続くの?
後陣痛の継続期間についてですが、大体分娩後から二日間から三日間程度続き、それが過ぎるとある程度は収まるのが一般的です。
ですが、人によっては激しい痛みが1週間程度続く場合もあり、ほとんどの場合遅くても出産後1ヶ月が経つ頃にはほぼ完全に後陣痛の痛みは治まっているでしょう。
先輩ママさんの後陣痛の体験談
それでは、先輩ママさんの実際の後陣痛の体験談をいくつかご紹介していきたいと思います。
・私は幸運なことに、後陣痛がありませんでした
・1人目を出産した後は後陣痛がなく安心していたのですが、2人目の時はひどい後陣痛があり、今でもあの痛みが忘れられません
・私は子供3人出産していますが、どの時も後陣痛に悩む事はありませんでした。痛み止めを途切れることなくしっかりと飲んでいたからでしょうか。
・最初の3日か4日程度はかなり痛みが伴い、すごくしんどかったですがだんだんと痛みが和らいで、1週間から2週間程度にはだいぶ楽になっていました。
以上が産後の後陣痛の体験談になりますが、意外と多くの方が後陣痛に悩むことなく過ごせていることがわかりましたね。
人によってはすごく激しい痛みを伴う後陣痛ですので、これからそのタイミングを控えている方にとってはすごく気になってしまうところですね。
ですが、今では薬でその痛みを予防することもできますし、深く気にしすぎなくても良いかと思います♪
もし後陣痛の痛みがひどすぎた場合、どう対処したら良い?
必ずしも後陣痛の痛みが激しく襲ってくるわけでは無いとは言え、もしも激しい痛みに襲われてしまった場合、何とかしてその痛みをすぐにでも沈めたいものです。
そのための対策として、どのような痛みの緩和方法があるのか見ていきましょう。
体を温める
体を温めると子宮周辺の血流が良くなります。そうすると直接的に後陣痛の痛みを緩和させることができますので、もしも痛くて痛くて仕方がないと言う時は、腹巻をお腹に巻いたり、ホッカイロや湯たんぽなどを活用してお腹周辺を暖めてあげましょう。
また、首の後ろや脇の下など血の流れが活発な部分を直接温めるとさらに効果がアップしますので、そういった方法も試してみてはいかがでしょうか。
柔らかいものを下腹部に当ててうつぶせに寝る
枕でも良いですしクッションでも良いですし、何か柔らかいものを下腹部に当ててその上でうつぶせに寝ます。
場合によってはこのような措置をとると痛みが和らぐことがあります。
圧迫の加減によって痛みの緩和の具合が変わってきますので、ご自身で高さや位置などを調節してみると良いかと思います。
なお、硬いものなどを下にしてしまうと逆に痛みを激しくする原因となってしまいますので、あくまで柔らかいものを使うようにしてくださいね。
子宮周辺をやさしくマッサージ
子宮の周りをマッサージしてあげることにより、血流の改善にもつながりますしリラックス効果が期待できたりと、後陣痛の痛みの改善効果が期待できます。
この時にアロマオイル何かを使うと、精神的なリラックス効果をさらに引き出すことができますので、もしお持ちであれば活用することをお勧めします。
産後の後陣痛の痛みはそう長くは続かない
もしかするとこのページをご覧の方の中には、後陣痛の激しい痛みが1週間、もしくはそれ以上続くのではないか?とイメージしていた方もいらっしゃるかもしれませんが、そんな事はありません。
中には後陣痛が発生すらしない方もいらっしゃいますし、大抵の場合は激しい痛みも2日間から3日程度である程度落ち着いてきます。
激しい痛みの中でそれだけの日数を過ごすのも充分辛いですが、その時は病院の方に声をかけて痛み止めをもらうなどすれば対処することができます。
なので、その時は我慢はせずにこちらで紹介した内容を含めて、「緩和するための方法」を考えるようにすると、痛みと長く戦うことなく快適に過ごせるようになるかと思います。