産後に赤ちゃんのお世話が忙しい毎日を過ごしていて『まつ毛がやけに抜けるんだけどこれっていつまで続くの・・』と怖くなってしまう事ってありませんか?
これはいろいろな本や雑誌でも取り上げられているのでご存じの方も多いと思いますがホルモンバランスの変化・乱れ、そして子育ての忙しさや睡眠不足、疲れ、栄養晩ランスの乱れなど複合的な理由があるので、すぐに効果がある対策を打ちたくても難しいのが実際のところです。
やっぱり今すぐに目元をパッチリさせる方法としては『マツエクが一番便利だよね・・』と感じるママも多いんです。
そこで今回は『産後の育児中のマツエクとセルフケア、そしてマツエクのサロン選びのポイント』について詳しく見て行きたいと思います。
産後にまつ毛が抜けやすくなる理由
産後にまつ毛が抜けやすくなる理由はいくつかに分けることができるのですが 、一番大きなものとしては『妊娠中から続いているホルモンバランスの変化や不安定な乱れ』です。
その他にも生まれたばかりの赤ちゃんは昼も夜もなくおっぱいを欲しがりますから授乳間隔も短く、おむつ替えや汗でぬれた産着の着替えも頻繁・・こんな具合でお世話で次から次へとやらないといけないことが続く時期でもあるので、忙しさや睡眠不足、ストレスなどが溜まりやすいのも髪の毛やまつ毛の抜け毛が止まらない!いつまでこんな状態が続くの・・と不安になってしまう理由です。
とはいえ理由を知っても根本的な対策が難しいので、やっぱりマツエクで目元をパッチリさせたり、ウィッグを使ってみたりなどの『表面的な対策』も大切なんですね。
産後のマツエクはいつから?
マツエクは産後のママでも自由にいつからでも使い始めることができます。ただし、生まれたばかりの赤ちゃんのお世話をしながらサロンに行く時間を作るのは難しいというのが実際のところだと思います。なので、自宅でできるマツエクをできる範囲で用意しておきたいところです。
実際に先輩ママの意見でも多くの方が『お宮参りに向けてマツエクを準備しておいて良かった!』といった意見や『産後半年経ってもまだまつ毛の抜け落ちが酷くて、マツエクが手離せなかった・・』という意見もあります。
マツエクのメリットと注意点
まつげというパーツは目を大きく見せたり、印象を変えてくれる女性にとってはとても重要な部分になります。 まつげエクステを行うメリットと注意点をこの項目では見ていきたいと思います。 実は産後にマツエクを行うことがいい場面やシーンがあなたにも見つかるかもしれませんよ。
産後に行うマツエクのメリット
- ストレスに対する気分転換
- メイクを行う時間の短縮
- 各イベントに備えられる
この3つが産後にマツエクを行うメリットになります。 これを見た方は、そんなにメリットじゃないような感じがすると感じた方もおられるかもしれません。 しかし、産後は赤ちゃんの育児に家事、中には産後にすぐに仕事を再開される方もおられるでしょう。家計のためにとパートやアルバイトに出られる方もおられると思います。 すごくママとしては忙しく、大変な時期なんです。もう少し詳しく解説しますね。
ストレスに対する気分転換
先ほども軽く説明したのですが、産後は時間的にも体力的にもママはとても大変。 中には赤ちゃんのことばかりで、自分のケアなんて考えられない というように追い込まれてしまっている方もいるくらいなんです。 そんな際に外見をチェンジするというのは女性にとっては 大きな変化の一つで、その中でも顔、さらに目を大きく見せたり、 マイク映えをするマツエクというのは、心までも変化させてくれるものなんです。 また施術してもらう時間も、気分転換になるし、変わった自分を鏡で見ることで何度もまたがんばろうとポジティブな気分にしてくれるものです。 子育てで忙しいからこそ、普段からポジティブな思考をもって素敵なママでいるということも重要なんです。
メイクを行う時間の短縮
毎日メイクをして女性らしく痛いと思っていても、赤ちゃんの子育てで常に家から出られない、忙しくてメイクなんて手が回らないというママさんも多いのですが、やはり女性である以上、メイクをしてきれいに変身したいという気持ちがある方もきっと多いはず。 そこでぶつかるのが、時間がない。。。忙しすぎて。。。 そこで活躍するのがマツエクなんですよね。 マツエクをした状態であれば、一番時間のかかるアイメイクが一気に時間短縮できます。 ガッツリメイク出なくても、ナチュラルメイクでもマツエクがあるかないかで大きく変わるんですよね。
各イベントに備えられる
子どもがいる家庭だとわかるのですが、子供が生まれるとイベントが意外と多いと感じませんか? お宮参り、お食い初め、初節句、中にはハーフバースデーなど。 これらのイベント時には写真にも残るので、いい印象で写りたいと思いますよね。 わが子が大きく成長したときに見たときに「お母さん、きれいだね」って言ってほしいものです。 マツエクは目元の華やかさが演出できるため、かなりおすすめなんですよね。
産後にマツエクをする際の注意点
産後のマツエクはいいことだけ特集するわけにはいきません。 マツエクを行う際には注意しなければならない部分もあるのです。
- マツエク接着剤のグルーに注意
- まつげへの負担を考える
- サロンで相談できる環境があるお店を選ぶ
この3つのポイントに注意してもらいたいと思います。
マツエク接着剤のグルーに注意
まつげとマツエクを接着させる接着剤を一般的にグルーと呼びます。 このグルーはサロンによっても異なる種類のものを使っていて、中にはグルーを選ばせてくれるようなところもあります。 グルーは生産国、メーカー、刺激の強さ、接着力などその特徴も様々なものがあるため、選ぶ際にはできるだけ肌に優しいものを選んでください。 産後はまつげが抜けやすいだけではなく、肌も女性ホルモンの影響で敏感になっています。 今までアレルギーなどなかったとしても、かゆみや赤みになってしまうこともあるため、サロンでグルーを選ぶ際には相談して産後であることを伝え、できるだけ優しいグルーを使ってくださいと言いましょう。
まつげへの負担を考える
産後というのはまつげが抜けやすかったりする時期であるというのはこのページの上部でも説明しました。 そのため、妊娠前などにマツエクを行っていたという方は、同じような条件でマツエクを付けようと思いがちですが、産後の状態であることとを考慮して、まつエクの太さや長さを軽いものにしたり、素材自体を軽いものにすることで負担を減らしたりできます。 軽いものをというと、あまり変化が感じれないのではないのかと思うでしょうが、軽いものへ変更することでマツエクが長持ちするようになったり、手入れの回数も減らすことができるため、かなりおすすめです。
サロンで相談できる環境があるお店を選ぶ
注意点の項目でも、サロンで相談できることが大事だということはお分かりだと思います。 マツエクをしてくれる担当者にしっかり産後で肌がデリケートであることと、まつげも抜けやすいということをしっかりと伝え、意図を理解してもらうことが大事なんですね。 初めて利用するサロンの場合は、予約時点で電話やネットで事前に伝えるようにしましょう。
失敗しないマツエクがしたい!サロンの選び方
このページをご覧の方の中には、初めてまつエクに挑戦される方もいらっしゃるかと思います。
実際にまつエクをお願いするのであれば、施術が上手でなおかつ安心できて、限りなくコスパに良いサロンに出会いたいですよね。
実際のところは、足を運んで体験してからではないと細かい部分まではわからないかもしれませんが、サロンに足を運ぶ前の段階でも良いまつエクサロン、悪いまつエクサロンを見分けるときのポイントがあります。
なので、特に初めてでどのようにしてサロンを選べば良いか分からないと言う方はぜひ参考にしてみてください。
サロン選びのポイントはこの3つ!
良いまつエクサロンかどうかを見分けるときのポイントは
- 施術前に電話で問い合わせたときの対応や、カウンセリングが丁寧であるかどうか
- 産後のデリケートな体の状態をきちんと理解し、その時の体調に合わせた施術を行ってくれる(素材が豊富だとなお良い)
- 既存のまつ毛の状態をしっかりと観察して、ダメージを最小限に抑えられるようにしっかりと判断してから施術を行う
店舗に足を運ぶ前になんとなくお店のことが分かる部分が、電話での対応です。
電話で全てがわかる。とまでは言いませんが、私の経験上電話の対応があまりよろしくないお店は、実際に足を運んだ際残念なお店が多いです。
また、2番目に書いた「素材が豊富だとなお良い。」と言うのは、店舗で用意しているグルーなどの使用するアイテムを種類豊富に用意していれば、お客さんのその時の体調に合ったベストなチョイスができますので、産後のデリケートな状態に合わせた施術が行えます。
そして最後に書いた内容についてですが、人によっては状況判断をあまりせずに、とにかく付け足しまくる。と言う人もいます。
やはり、その時の状況をしっかりと観察し適切な判断をした上で施術を行うのがダメージを最小限に抑えるために必要なことであり、それが丁寧なやり方ですので、そういった部分もしっかりと観察しておくと良いかと思います。
まつ毛の美容液は使うべきなの?
産後のまつ毛の抜け毛にもまつ毛美容液は効果は期待できるの?という方も多いと思います。アンファーの スカルプDボーテなどテレビCMでも見たことがあるような有名で口コミでも評判の良いものもあります。
ですが、産後ホルモンバランスの乱れから来る『まつ毛の抜け落ち』に効果があるかどうかは分かりません。まつ毛美容液を使うべきかどうかは意見が分かれるところではありますが、実際に効果を感じられるかどうかは個人差もあるためここでは完全におすすめとは言い切れないと言っておきます。
健康なまつ毛を生やす為のセルフケア
一時的な対策としてまつエクはとても有効な手段ですが、できれば本物のまつ毛が自然に生えてくればそれに越した事はありませんよね。
ただ産後の場合は、出産に伴う身体の変化や生活の変化などが関わっていますから、すぐにどうにかする。というのは少々厳しい部分があります。
ですが、出産に伴うホルモンバランスの変化もある程度落ち着いてきて、そろそろナチュラルにまつ毛が生えてきても良いかな。と言う時期になかなか生えてこないと言うのは悲しいですよね。
そこで、健康的なまつ毛を生やすために普段から意識しておきたいポイントを解説していきたいと思います。
ストレスフリーを意識する
産後の育児生活の中で、完全ストレスフリーを目指すのはかなり厳しいかと思います。
ですが、だからといってストレスを完全に放置してしまうのは体全体の健康を考えても、それは大変危険です。
普段自分がどんなことにストレスを感じているのかを明確にし、まずはストレスの原因をできるだけ改善できるように工夫していきます。
後は、日常の中でうまくストレスを解消できるような時間を作ったりするのも大切です。
ストレスはまつ毛を生やすサポートをしてくれるホルモンの分泌量を低下させてしまう大きな原因になりますので、ここは必ず向き合いたいところです。
できるだけ多く寝る
産後間もないうちは、赤ちゃんの夜泣きなどで睡眠不足が続くことがあると思います。
これ自体は仕方がないことですが、実はまつ毛を生やしてくれる成長ホルモンや女性ホルモンは、寝ている間(もっと言うと深い睡眠をとっているとき)に最も多く分泌されます。
かといって夜中は十分に寝れない。ではどうしたら良いのか。
赤ちゃんが昼寝をしているタイミングで、ママも一緒に昼寝をします。
赤ちゃんが昼寝をしているタイミングこそ好きなことをしたり、進められなかった家事を進めたりしたいところですが、ときには昼寝をしてしっかりと体を休ませてホルモンをこまめに分泌させることも大切です。
ホルモンの働きなくしてはまつ毛は生えてきませんので、もし睡眠不足に心当たりがある方は、この辺も見直してみると良いかもしれません。
産後のまつ毛不足はまつエクで解決!
まつ毛はホルモンの働きによって健康が保たれており、出産後はそのホルモンが不足してしまうので、まつ毛が抜けていってしまうのは仕方がないことでもあります。
こればかりは、どれだけミネラルを摂取しても、日常生活の中でホルモンを増やす努力をしても、改善することは中々厳しいでしょう。
ただ、一時的な対処法としてまつエクをすることは可能ですので、出産後のまつ毛不足で目にボリュームが出なくて悩んでいると言う方は、赤ちゃんを誰かに見てもらえる状況を作った上で、まつエクに行くのも1つの手だと思います。
ママになってもキレイでいたい気持ちはよくわかります。
もしも今現在マツエクに行こうかどうか悩んでいるのであれば、どうすればまつエクに行けるか。というふうに考え方をシフトして、本格的にまつエクに行くことを検討してみてはいかがでしょうか?
まとめ
今回は産後のママさんにマツエクはどうなのかという部分を中心に特集してみました。まとめてみると基本的にまつげに対していいことというのは、ママさんの基本的な生活の中でできるものがほんとんどという内容になったので、ある意味がっかりされた方もおられるかもしれません。
しかし、それはまつげだけではなく、産後にぱさぱさになった髪の毛や白髪、爪の健康状態など多岐にわたって有効な対策でもあり、この記事で育児や家事に忙しいママさんというのはわかっていても、もう一度普段の生活を正したり、できる限りのことでいいので生活習慣を見直す機会にしていただけたら嬉しく感じます。
ホルモンバランスの影響でまつげが抜けるとか、髪の毛がパサパサになる、白髪になる、爪が弱くなる、お肌が敏感になるというのは時間が解決するといわれているのですが、ある程度対策をしていないとそのままの状態になることもあります。
ママになったからといっても、女性である美しさを求める部分は忘れてほしくありません。これは旦那様も同じようにきっと思っていますよ。