産後すぐに身内に不幸があった場合、出席するべきなのかどうか迷われるままさんは意外と多いようです。
確かに、授乳がスムーズに行えるフォーマルの用意が無かったり、体型が戻っていなくて持っていた礼服が入らなかったり、赤ちゃんを連れて行く際に必要な持ち物がよくわからなかったり、いろんな悩みがあるかと思います。
このページではそんな悩みをお持ちのあなたの為に、産後すぐの葬式事情について最低限知っておきたい内容をまとめていきたいと思います。
- 産後すぐの葬式は出席すべき?それとも欠席すべき?
- 葬式に赤ちゃんを連れて行っても良いの?
- 葬式に出席するならば服装はどうすれば良い?
- 葬式に赤ちゃんを連れて行く場合、持ち物はどうしたら良い?
- 頼れる人がいれば甘えまくることも大切
産後すぐの葬式は出席すべき?それとも欠席すべき?
身内に不幸があった場合、通常であればほとんどの方が葬式に出席をする。と言う判断をするかと思います。
しかし、産後間もなくともなれば、欠席するべきなのかなと考えてしまう気持ちもよくわかります。
ですが、実際のところは産後1ヶ月以内のタイミングでも身内に不幸があれば葬式に出席される方は普通にいらっしゃいます。
でも、産後すぐはできるだけ体を動かさないほうが良いと言われているし、服装の用意もないし、子供のこともどうしたらいいかわからずに、最終的には欠席するべきなのかと考えてしまう方も少なくありません。
もちろん葬式を欠席するのも、1つの考え方としてはアリだと思います。
ただ、もしあなたにどうしても、亡くなった方に対して感謝の気持ちやお別れを伝えに行きたいと言う思いがあるのであれば、今はその気持ちを優先させるのも1つの考え方として何も悪いことではありません。
実際に日本では冠婚葬祭等では、いろんな礼儀や常識などがありますが、あくまでそれは形式的なものです。
お葬式の時に1番大切なのは、亡くなられた方に対する気持ちや心がけではないでしょうか?
産後間もなくの葬式の出席、欠席についてはネット上でも賛否両論ありますが、今お伝えしたように、亡くなられた方に対する気持ちや心がけを持った上で、葬式に出席してお別れの気持ちを伝えに行くと言うのは良いことだ。と言う方もたくさんいらっしゃいます。
葬式に赤ちゃんを連れて行っても良いの?
その際は、家族や親戚、もしくは友人、ベビーシッターなど、誰かに赤ちゃんのお世話をお願いして、1人で参列することが一般的です。
とは言え、人によっては誰にも赤ちゃんのお世話をお願いできない場合もあるかと思います。
そういったときはあらかじめ喪主に相談することが大切です。
それでも赤ちゃん連れはNGだとなってしまった場合は、参列しない。と言う選択をする方が多いです。
お葬式の最中の授乳や途中退出はどうしたら良い?赤ちゃんが泣いたらどうする?
また、大抵の場合授乳スペースなどは特にないですので、授乳ケープなどの授乳グッズもあると便利です。
途中退出については、喪主、葬儀のスタッフ等にあらかじめオムツ替えや授乳等の旨を伝えておくことが基本です。
葬式に出席するならば服装はどうすれば良い?
実際に産後の授乳中に葬式に出席するならば、服装はどうしたら良いのか?と悩んでしまう方も少なくないでしょう。
実際、ほとんどのママさんが授乳が素早くできるようなフォーマルを持ち合わせていません。
ただ、冷静に考えてみると、葬式に出席する際にふさわしいフォーマルな服装がないから、葬式は欠席する。と言うのも少し違和感を感じますよね。
お葬式は、亡くなられた方とお別れをする場所ですから、大事なのは服装よりも気持ちや心がけです。
ですので、あなた自身の思いを優先した上で、できる限りの心がけとして自分の選択肢の中にある最も地味で落ち着いた服装を選ぶ。と言うのがベストだと言う意見も多くあります。
それでも、「私はどうしても服装も完璧にしていきたい」とお考えなのであれば、授乳中のママさんのための礼服等を貸し出しているサービスもありますので、そちらも参考にしていただけると良いかと思います。
赤ちゃん連れの場合赤ちゃんの服はどうすれば良い?
実際のところ赤ちゃん用の喪服と言うものは存在しないので、黒っぽいフォーマルな服があればそれで問題ないです。
また、急にお葬式に参列することになった場合、急いで用意するのが困難な場合もあるかと思います。
その際は現場である洋服の中から黒、白、グレーなどの落ち着いた色を選べば特に問題はありません。
もしもの時に備えて、シンプルで落ち着いたベビー服を用意しておくと良いかもしれませんね。
葬式に赤ちゃんを連れて行く場合、持ち物はどうしたら良い?
悲しい雰囲気に包まれているお葬式の場所に、ベビー用品を大量に持っていくと言うのは、なかなか気が引けてしまうかもしれませんね。
ですが、この時の考え方としては、まずは子供のことを中心に考えることです。
すごく極端な言い方かもしれませんが、お葬式に行く際に最も大切なのは亡くなられた方への気持ちです。
そして、その次に産後間もなくのママとして重要視したいのは子供のことです。
「葬式の会場まで抱っこ紐とかベビーカーとか持っていかない方がいいのかな?」とか、「あれもこれももっていくのはやっぱりよくないのかな?」など、いろんなことを気にしてしまうかと思いますが、もしも装備不足で子供が怪我をしてしまったり病気になってしまったりすれば、亡くなられた方が身内であれば特に「自分の葬式に来させてしまったことで、小さな赤ちゃんに大変な思いをさせてしまった」と悲しんでしまうかもしれません。
ですので、いくら葬式とは言え、自分1人ではまだ何もできない赤ちゃんへの心がけはしっかりとしていくことが大切です。
いろんなことを想定して、準備万端で臨みましょう。
頼れる人がいれば甘えまくることも大切
近所であれば比較的何とかなることもあるかもしれませんが、もしもお葬式の場所がものすごく遠い場所で日帰りでは済まないような場合であれば、それなりにたくさんの荷物が必要になるかと思います。
また、すごく些細な事でも迷ってしまったりすることもあるでしょう。
特に新米ママさんであれば、わからないことだらけなのも当然です。
もちろん、他人に迷惑をかけないように心がけたり自分の力で頑張ることも時には必要ですが、逆にこういった時こそ周りに甘えることも大切です。
荷物のことや、わからないことなど、自分だけでは解決できない事はいろんな人に甘えながら進めていくことも大切です。
最後に改めてお伝えさせていただきますが、お葬式の時に大切なのは、あなたの服装よりも、子供の荷物のことよりも、亡くなった方への気持ちや心がけです。
気持ちや心がけを最優先にした上で、そういったことを考えていくことで、いろんなことが判断しやすくなるかと思います。
あと、どれだけ悩んで考えて導き出した答えでも、あなたが葬式に出席しようが、欠席しようが批判的な目で見る人は批判的な目で見てしまいます。
何度もお伝えしているように、あなたにとって大事なのは亡くなった方への思いやりと、赤ちゃんのことです。
周りの目を気にするのは二の次にしていきたいですね。