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産後の子育てで困ったこと体験談②夜泣き・たそがれ泣きでどうしようもなくなったら・・・

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今回は赤ちゃんの夜泣きや黄昏泣きの体験談です。

今回は、産後の子育て中に困ったことの体験談の中でも多かった『赤ちゃんの夜泣き』その中でもとりわけママの精神状態を追いつめてしまう『大号泣で泣き止んでくれない』という状況になったときの対処法について一緒に見て行きたいと思います。

これには『慣れの要素』も大きくかかわってくるのですが、ある程度の『割り切りも必要』になってくるということを経験で学んだという方が多いようです。

 

ただし割りきりが必要といっても状況もそれぞれに違いがあるでしょうし、ママの精神状態も個人差でどのくらいつらく感じるかは違ってきて当然です。そこで今回も『ある先輩ママの体験談』を一緒にみて行きながら対処法の参考になればと思います。

ある先輩ママの大号泣夜泣き体験談

子供を産んでようやく自分の体も戻ってきた、という時に必ず一度は困るのが、夜泣きもしくは夕方のたそがれ泣きでしょう。これは赤ちゃんにもよりますが、とにかく凄い号泣をする子がいます。我が家の長女もそれでした。

本当に驚くほどの全力で、あの小さな体で全てをこめて、大絶叫、そして大号泣をするのです。小さなアパートというわけではありませんでしたが、それでも土地の広い一軒家ではありませんし、壁も決して厚いものではありません。

隣近所への迷惑を考えて泣きたいのはこっちだよと言いたくなります。

そういう時の赤ん坊は、困り果てる母親を殺そうかと思っているのかと思うほどの勢いで泣き、また何をしても泣きやまないものです。オムツを替えようが抱っこをしようが外へ行こうかお乳を飲ませようが、身をねじって泣きまくります。

泣くことが赤ちゃんの仕事であり、唯一出来ることなどだと判ってはいても、この泣き声を止めてくれるのであれば何でも差し出したくなるという気持ちになるものです。

この鼻と口を手で塞いでしまえば・・・などと疲れた頭で考えてしまっては、ハッとして自分が怖くなる、そんな事が何回もありました。

頭によぎるのは新聞にのったりTVでやっている幼児虐待のニュースをみて『明日はわが身というのはこういうことか・・・』と思ったものです。

我が家の長女の場合は、生後10ヶ月くらいが一番酷かったです。

こちらも毎日の寝不足に加えて初めてのことだらけで気持ちも弱っている時に、凄い声で泣き喚くので大変でした。

 

一番酷かった夜は、11時も過ぎてから何故か泣き出し、顔も体も真っ赤にして大号泣をしたのです。抱っこしようにも体をよじって泣くので落としてしまいそうで、あやす自分の声は子供の泣き声にかき消されて聞こえません。

耳の中で泣き声がわんわんと響き渡り、めまいがしてきだした頃『もういっそこのまま落としてしまおうか・・・』と考えてしまったのを覚えています。

だけどそこで深呼吸をして、とにかく布団の上に寝かせ、ドアをしめてその部屋を出ました。

とにかく自分が落ち着くことが大切だと思ったので2階の一番遠い部屋へ逃げてちょっと寝転がり、深呼吸をして呼吸を整えました。

布団の上だし、危険なものは置いてない部屋ですからその不安はなかったのですが、耳元で響いていた泣き声がなくなっただけでもかなり心が落ち着きました。

水を持ってきていたのでそれを飲みながらしばらく子供のことを忘れて寝転ぶようにしていました。小さくても泣き声はもれてきていましたが、小さい泣き声であればそれほどイライラはしません。

腕の中で暴れ、大号泣する赤ちゃんが目の前にいないだけでもかなりホッとしました。

かなり追い詰められたんだなあなどと自分で考える余裕も生まれたのです。

自分が落ち着いたことを確認してから下へ降りて子供をあやしました。

時間にすると5分~10分程度だったと思います。さっきまで『気が狂ってしまって“なんでこの子は泣き止んでくれないの!”本当に殺してしまいたくなる』と思ってしまったほどの感情がウソのように鎮まって楽になっていたんです。

それと同時に落ち着くと、とりあえず泣きやむまでは我慢して待つ気にもなれていたんです。それでわたしなりの対処法をまとめてみると次のようなものになりました。

我が子の夜泣きに慌てないための対処法

  • 夜泣きが酷くなって手に負えなくなったら子供を安全な場所に置いて避難する
  • 自分の気持ちが落ち着いてくるまでは疲れを取るつもりで寝るなり休むなりする
  • 夜泣きが始まった時に安心して我が子を置いておける場所を作るようにする
  • 一時避難の時間の長さは、自分の気持ちが落ち着くまでしっかり取る

 

この経験から、学んだのはたとえずりばいする月齢の子供でも危なくない空間を狭くてもいいから作り、安くてもいいので耳栓を用意することを覚えました。泣き声から解放される時間は『たったの5分』でもいいのです。危なくない場所へ赤ちゃんを寝かせ、自分が落ち着くまで、イライラが消えるまで放置してみてください。

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危なくない場所で放置したらとんでもない格好で寝てましたw

耳栓をして泣き声を遮断し、温かい飲み物などをとると落ち着いてくると思います。

そうなればちゃんと心配になって新しい気持ちで子供にむかっていけますから、5分だけでも良いから『お母さんをやめてみる』という気持ちを持ってみてください。

周囲への迷惑を考えて何とかして泣きやませようと思って慌ててしまうものですが『これは無理だ・・・どうしようもない!』と思ったら一度諦めましょう。

 

とにかく自分の心を守ることを優先しましょう。

赤ちゃんはさほど体力もありませんから、少しの間好きに泣いていれば、そのあとのあやしではちゃんと反応をしてくれたり眠ってくれたりします。

最初の子供はどうしても母親も神経質になりますから、赤ちゃんも神経質になるのだろうと思います。

自宅にいる時にはたまには5分ほど放置する、外出時であれば外へ出て、耳栓をして赤ちゃんを抱っこをして、危なくない場所を歩いてみてください。気がついたら赤ちゃんの鳴き声も止んでいると思いますよ。