産後ラボ ママのための応援団

産後に起こる経験談や悩みを解決にむけて記事を作っています。ママの応援になれれば。

着圧ソックスは産後ママの脚のむくみにどう?選び方や履き方のコツは?

着圧ソックスは、脚のむくみを履くだけで解消することができるという便利なアイテム。脚のむくみと言えば、産後の育児中のママにとってもホルモンバランスの変化を由来とするものを中心にとても大きな悩みです。

f:id:nextzone:20180726215304j:plain

そこで今回は、産後の育児中のママにとって着圧ソックスはどういった効果やメリットがあるのか。また、着圧ソックスを購入する際の着圧の高さや選び方のポイント、履く時間の長さも含めて履き方のコツなど詳しく見て行きたいと思います。

着圧ソックスの効果

着圧ソックスの効果は冒頭でも触れた通り『むくみの解消』です。そのためには血液の循環を良くすることと、血管から漏れ出たリンパ液の循環も良くする必要があります。

着圧ソックスは、血液循環とリンパ液循環を良くするために、太ももからひざ下のふくらはぎや足首、足の甲と言ったそれぞれの部分に適切な面圧を加え続けることで静脈から心臓に戻る血液の循環を助けて、結果として血管から漏れ出たリンパ液の回収も助けるということができるんですね。

特に産後のママにとっては、妊娠中に筋肉が落ちやすく静脈を押すポンプの役割をする筋力が低下している傾向が強いため、むくみが起こりやすくなっていると言えます。

それが育児疲れや脚(足)全体のしびれや痛み、冷え症の悪化などにつながるため育児の大変さをより強く感じてストレスになりますし、妊娠中から悩んでいた下半身太りがなかなか治らないなど体型戻しダイエットに逆行することにもなるため、その原因になる血行やリンパ液の流れを良くしてくれる着圧ソックスはメリットになると言えるんですね。

着圧ソックスの選び方

実際に太ももやふくらはぎ、足首や足の甲と言った場所のむくみや冷え症に悩まされているママさんにとって着圧ソックスのメリットが高いということは先ほどご紹介した通りですが、実際に着圧ソックスに着圧の高さや生地の繊維の太さ(デニール数)、デザインなども含めていろいろな種類があります。

自分に最適な着圧ソックス選びの前に着圧の高さの単位やデニール数などどういった種類があるのかを知っておくことが大切です。まずは着圧の高さを知ることから始めましょう。

着圧の高さって?どんな単位?

着圧ソックスの着圧の高さは『mmHg(ミリメートルエイチジー)』と呼ばれる一定面積における面圧の高さを表す数値で表示されているものが多くなっていますが、一部商品には『hPa(ヘクトパスカル)』と呼ばれる単位が使用されているものもあります。

ですが、どちらの数値も基本的には『圧力の高さを示す数値』なので『数字が大きくなればなるほど着圧が高くなる』という基本を押さえておくことでシンプルに選ぶことができるようになります。

一般的ではありますが、むくみ解消に適していると言われる着圧の高さの目安をご紹介しておきますね。ただし、脚(足)の部位によって違うため大まかな部位ごとにご紹介しています。

むくみ解消におすすめの着圧の高さの目安

    • つま先・足首=20~30hPa

(身体の末端部であるためリンパ液や血液の戻りが高い方が良いため高い着圧数設定が良いとされています)

    • ふくらはぎ=10~20hPa

(筋肉の働きを強化することで血液循環やリンパ液の回収を進められるのが理想的なため刺激が高すぎず、かと言って弱すぎずという中間的な着圧高設定が良いとされています)

    • 太もも=5~15hPa

(太ももは、内側には大動脈が通っているため、着圧が高すぎると血液の往路(末端部へ向かっていく行道)を阻害する恐れがあるため一番低めの着圧高設定が良いとされています)

ただし、ここにご紹介した数値はあくまでも『一般的な目安』なので、自分に最適なのかどうかは必ずしも上記の目安の中に最適解があるとは限りません。やはり実際に試してみるのが一番良いと言えます。

着圧ソックスのデニール数

『デニール数』という表示を見たことがあるけど良く分からないという方もいらっしゃるかも知れませんね。

デニール数とは、繊維の太さをあらわす単位の数値で、大きくなればなるほど繊維が太くなります。

着圧ソックスにしても普通のストッキングやタイツにしても『デニール数が大きくなるほど繊維が太く丈夫になって長持ちする代わりにデザイン性は落ちて行く』と考えて良いと思います。

ただし、今回の本当のテーマでもある『産後の育児中のママの悩みのひとつであるむくみを解消する』というテーマに沿って選ぶならデニール数は大きく分けて2つの選択肢に分かれます。

    • 70~140デニール

いわゆる普通のストッキングとタイツの中間的なデニール数です。透明度については『半透明』というのが一番しっくりくる感じですね。

ちょっと脚が重だるく感じるかなぁ・・という軽度のむくみの改善におすすめなデニール数と言えます。

    • 140~280デニール

こちらは、かなり繊維的にも太くなり透明度はほとんど感じられなくなります。タイツと言った方が良い感じですね。

もともとは医療用として開発された背景のある着圧ソックスとしては、こちらのほうが性能的には高いと言えます。もちろん『より強いむくみに悩まされている方』におすすめなデニール数です。

こちらも、先ほど大まかな目安でご紹介した着圧の高さと同じで一般的な目安と言える数値なので、選び方のひとつの目安として覚えておいて頂ければ良いかなと思います。

では、実際にむくみ解消のために着圧ソックスを使う際のコツについて見て行きたいと思います。

着圧ソックスは産後ママの脚のむくみにどう?履き方のコツは?

産後の育児中のママがむくみ解消のために着圧ソックスを使うのはメリットが高いと言えます。

まずは、軽視される傾向にある産後ママの脚のむくみ解消について着圧ソックスのメリットがどんな影響があるのかを見て行きましょう。

産後ママにとっての着圧ソックスのメリット

そもそも着圧ソックスが病気やけがで入院している方が筋力の衰えでむくみを発症してしまうことに対する対策用として開発されたのがきっかけでそこから一般に受け入れやすいように着圧の高さにもデニール数にもある程度の範囲を作ったのが着圧ソックスの市販品としてのスタートだったためです。

特に妊娠中は、激しい運動は出来ないため筋力が衰えてしまいやすいというのは仕方のないこと。

そんな状態から完全に回復しきっていないうちに育児の忙しさに追われて『自分のことは後回し』という生活を送らざるを得ない産後のママにとってむくみは起こりやすいものなんです。

また、産後ママにとってはその理由として筋力の衰えだけではなく妊娠中に起こっていたホルモンバランスの変化から少しずつ元の状態に戻って行く際中で、プロゲステロンの分泌量が増えたり、授乳のためのプロラクチンやオキシトシンなど、体内の水分バランスの変化に深く影響する要因もあります。

赤ちゃんを抱っこする時間も長く、それだけでも下半身(足腰)には負担がかかるのに、さらに赤ちゃんがすくすく成長して行けば日々追うごとに体重は重くなって行きます。

そうしているうちに慢性的な血液やリンパ液の循環不良を起こさないようにするために着圧ソックスを使うということがメリットになってくるんですね。

着圧ソックスの履き方のコツは?

着圧ソックスの履き方のコツとしては『履くときに生地のねじれに注意する』という点と『履いていない時間も作る』という着用時間にメリハリをつけるという2つの点があります。

生地のねじれについては、履くときにかかとの入る位置やひざの入る立体裁断の位置がちゃんとハマっている状態になるようにするというのがコツです。

また、着用時間で履いてない時間も作るようにするというのは、例えば着圧ソックスを履くのは立ち仕事をする昼間の時間だけにして、夜寝たりその前にリラックスする時間は着圧ソックスを履かないようにするというのがコツですね。

というのも、わたし達人間の体内の水分バランスは月単位で月の満ち欠けや潮の干満(引き潮と満ち潮)と同じように体液の浸透圧が時間帯によって変わるという側面があることと、心臓がポンプとして働き、筋肉が血液や体液の戻りを支える逆ポンプとして働くリズムにも満ち引きがあるからです。

単純に言えば、昼間起きていて立ち仕事を始めとした覚醒している時間帯は自律神経の中でも交感神経の働きで活発に筋肉も動こうとしていますが、夜になって寝る直前や寝ている時間帯は副交感神経のほうが優位になってリラックスしようとします。

そのため、そのリズムを感じてむくみの状態に合わせて着圧ソックス使用状況を合わせるというのが理想になるんですね。