子供がお手伝いをしてくれた時、何か新しいことができた時、あなたは子供をちゃんと褒めてあげれていますか?
今回は当たり前だけど、ふとした時に忘れているそんな気持ちを思い出させてくれる素敵な絵本、じょうずじょうずを読み聞かせしてくれた友人のお話です。
『じゃあじゃびりびり』で有名な、まついのりこさんの絵本シリーズになります。
「くつ、はけるかな」
「じょうずじょうず」
「て、あらえるかな」
「じょうずじょうず」
「かいだん、のぼれるかな」
「じょうずじょうず」
ページを開くと、絵本のキャラクターがいろんなことが出来る度に、「じょうずじょうず」と、とにかく繰り返し褒めてあげる。そんな流れが続く絵本です。
こんな単純な絵本ですが、うちの子どもは手をたたきながら「じょうずじょうず?」と
喜びます。この絵本を読み始めてから、「じょうずじょうず」の言葉を覚えました。
最近おんぶにはまっている娘は、
「おんぶ、できるかな」
「じょうずじょうず」
のページを見て、おんぶをするふりをしたり、私に、
「お?ぶ?、お?ぶ?」と言い、おんぶのページを読んで?、おんぶして?とせがんできます。
「て、あらえるかな」
「じょうずじょうず」
のページを見ると、「てって?」と言いながら、自分で手をゴシゴシするしぐさをします。
洗面台で手を洗うのも、チョットだけ出来るようになりました。
うちの子どもはもうすぐ1歳半になるのですが、絵本を破くのが好きです…(泣)このくらいの子どもって、紙ビリビリするの好きですよね(汗)なので、紙のペラペラの絵本は渡せません。こちらの絵本は、1枚1枚が固い分厚いページで出来ているので、安心して渡すことが出来ます。またページが分厚いタイプだと、自分で上手くめくることが出来るので、これも嬉しい様です。
そして、この絵本を読み聞かせるようになってからは、何か自分で出来るようになると自分で自分を、「じょうず、じょうず?」と褒めるようになりました。親バカですが、その姿がなんとも可愛くて…。私も「じょうずじょうず」と褒めてあげます。
まついのりこさんの絵本は、すごいシンプルで、こんなの気に入ってくれるのかな?、と思いつつ手に取るのですが、いざ娘に渡すととても喜んでくれます。今までハズレなしです。
子どもが夢中になるポイントが、おさえられているのだと感じます。
この絵本も、繰り返しくる「じょうずじょうず」が娘にハマったようです。
イラストも優しい色合いで、私も一緒にほっこりしています。
娘が何か新しいことが出来た時には、それをいっぱい褒めてあげたい。そして「じょうずじょうず」の一声に「あ、わたし出来てるんだ!」って思ってくれて、これがいろんな事が出来るようになるきっかけになれば嬉しいな、と感じた絵本でした。