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ぐりとぐらは不朽の名作絵本

子供だけではなくママさんやパパさんも子供のころ読んで記憶に残っている絵本ってあると思います。
今回は多くの方が通ってきた道といってもいいほど有名な絵本、ぐりとぐらを特集しようと思います。

 

絵本ぐりとぐら

ぐりとぐらってどんな絵本?

作:中川李枝子
絵:大村百合子
出版社:福音館書店
発行日:1967年01月
大ヒットで名作なので多くの方がぐりとぐらを読んだり接したことがあると思います。
発行日を見てもらうとやはり年代を感じますが、それでもこれだけ多くの幅広い方に読まれているベストセラー絵本ですね。
また、ぐりとぐらはシリーズだけではなく、様々なグッズも販売されていて、小さなころに読んだとか、大人になって自分の子どもに読んだと言った方が懐かしさで手にすることも多いほど、その人気ぶりは圧倒的ですよね。

森でドングリを探すぐりとぐら



色違いのとんがり帽子とオーバーオール(つなぎ?)がトレードマークになっている野ねずみのぐりとぐら。お料理と食べることが大好きで、お話の中でも料理と食べること位スポットが当たります。
繰りとぐらを作られた作者さんとイラストの中川李枝子さんと大村百合子さんは子供たちにとびっきりのおやつを絵本でごちそうしたかったというコンセプトをもとに作られたそうですよ♪

ぐりとぐらを読み聞かせした方の声

そもそもこの絵本はむかしから受け継がれる名作中の名作ですし、私自身も子供のころによく読んでもいましたし、親から寝る前に読み聞かせをしてもらった思い出がいっぱい詰まっている絵本でもあります。

森で卵を見つけたぐりとぐら

この「ぐりとぐら」をお勧めする理由の一つとしては、絵本の内容や文章が単純で分かりやすく、小さなお子さんでも話の内容が理解しやすいという点です。
大まかなストーリーでもぐりとぐらが森の中でとても大きな卵をみつけ、それを料理している途中に多くの動物たちが寄ってきてみんなで分け合って食べるという単純さであります。しかもそれを補うかのようにイラストもあり、聞いて見てとても理解しやすいという利点があります。

卵を料理しようとしているぐりとぐら

それからそのイラストが、単純化した動物たちばかりですので、子供さんにも何の生き物かわかりやすく、把握しやすいと思います。私の場合は、自分の子供には読み聞かせを進める途中で、登場する色んな動物を指さしながら「これは何の動物?」と尋ねます。すると子供は「くま!」と答え、こうすることにより生き物対する理解力を深め、また親子のコミュニケーション力も高まることにつながると思います。

料理の匂いに誘われた森の仲間たち

他には文章が単純であり、しかも何度も同じフレーズが繰り返されるので、何度も読み聞かせをするうちにそれらフレーズを自然と暗記し言えるようになります。特に私も子供のころそうでしたが、同じくわが子も「このよで いちばん すきなのは おりょうりすること たべること ぐり ぐら ぐり ぐら」は何とも耳から離れない魔法のフレーズです。しかも子供たちは暗記して言えることを自慢したいがために何度も親の前で発表します。うまく言えたときは褒めてあげますし、そのことが自信につながるようです。一種の暗記力の教育でもあり、親子のコミュニケーション力アップでもあります。

ぐりとぐらによって料理されたパンケーキとみんな

そして何と言っても一番の醍醐味であるパンケーキをぐりとぐらが調理するシーンです。単純な話とはいえ、よく読みこんでいくと実はパンケーキを作るためのレシピ本になっております。材料も手順もしっかりと書かれているのです。それに影響され、わが子たちは母親と一緒にこの「ぐりとぐら」を読みながら実際にパンケーキを作りました。単なる読み聞かせだけでなく、そういった料理という創造力を育てる要素がここにもふんだんに盛り込まれています。
またこの「ぐりとぐら」はほかにも様々なシリーズ化された内容で販売されております。この本をきっかけに多くの本を読む習慣が身に付き、読解力を育てる要因にもなりえると思います。

料理で使った卵の殻を車にするぐりとぐら