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じゃあじゃあびりびりは魔法の絵本?

あなたの絵本デビュー覚えていますか?またあなたのお子さんとの絵本デビューの最初の絵本はなんでした?

今日取り上げたいと思っている絵本はじゃあじゃあびりびりです。

じゃあじゃあびりびりの表紙

 

今まで取り上げた絵本の中でも一番対象年齢の引くものではないかなと思います。 絵本デビューを考えているママさんやパパさんに提案したい1冊でもあるんですよ。

じゃあじゃあびりびりってどんな絵本?

作・絵:まついのりこ
出版社:偕成社
発行日:1983年07月

車の音を読んでいこう



じゃあじゃあびりびりは対象年齢が0歳から1歳ということでも絵本デビューにはぴったりかなと思います。またパパが読み聞かせするにもいいのでは?
赤ちゃんにもわかりやすい色使いで、小さな赤ちゃんが絵本をガジガジやってもポイッてやっても大丈夫なように少し厚みのある作りで、そこにある擬音語も高音、低音、やさしい音、破裂音など読む人の感情や読み方で変化する音がちりばめられています。


絵本デビューされた方の口コミなどでも子供が泣き止むとか、ぐずっててもこれを読むとピタッと止まるなどといった声も多く、魔法の絵本と評価される方もたくさんおられるんですね。

水が流れる音

じゃあじゃあびりびりを読み聞かせした方のおすすめポイント

この本のオススメなポイントは3つあります。

1つ目は素材です。
この絵本を読み始めた頃、息子は4ヶ月だったのですが、なんでも口に入れて確かめる時期だったので、もれなくこの絵本もなめられまくり、かじられまくりでした。

雷が鳴る音

しかし、表紙だけでなく本文も厚紙でできているので、ちょっと舐めたくらいでは破けません。この絵本は大のお気に入りで、読み聞かせをしようと持ち出すだけで笑顔になるくらいでした。そのため、他の絵本よりもたくさん舐められ、かじられていましたが、すぐによだれを拭けば元通りになりました。また、絵本を自分でめくりたがるようになっても、厚紙だから赤ちゃんでもめくりやすいです。薄い紙でできている絵本では、舐めると紙が湿って破けてしまったり、めくっていると力余って破けてしまったりしたこともあり、誤飲も心配でした。また、薄い紙は赤ちゃんにとってめくりにくいようで、なかなかできないと泣き出してしまいます。絵本を自分でめくることは、指先の発達にもいいかと思いますので、とてもオススメです。

踏切の鳴る音

2つ目は内容です。
この絵本は、身近なものの鳴き声や音をたくさん載せています。

赤ちゃんの泣く声

例えば、犬なら「わんわん」、踏切なら「カンカン」、自動車なら「ブーブー」です。ストーリー性がある絵本ではありません。しかし、何度も読み聞かせていくと、街中などで絵本に登場するものに遭遇したときに「いぬ、わんわんだねー。」などと赤ちゃんに話しかけることができます。そうやって、ものの名前を自然に覚えていくことができます。息子に街中で絵本と関連付けて話しかけてもまだ無反応ですが、この絵本の内容は覚えているようですので、無反応ではありますが、きっと「これが本物のわんわんか・・・!」と思っていることでしょう。

飛行機の鳴らす音



また、1歳半検診のチェック項目の中に、指さしを確認する項目があります。例えば「わんわんはどれ?」と聞かれて、犬のイラストを指さすことができるか、などといったことです。この絵本を日頃から読んでいると、「わんわん」や「ブーブー」など、検診でよく聞かれるものが登場しているため、難なくクリアできるようです。

猫の鳴く声

3つ目はサイズです。
この絵本は小さめに作られているので、カバンの中に忍ばせておいて、出先でぐずったときにさっと取り出して読んであげることができます。1つ目のポイントでも書きましたが、厚紙でできているので、カバンの中で折れ曲がる心配もありません。外食をしているときなど、ちょっと待ってほしいときに、この絵本に何度も助けられました。

 

じゃあじゃあびりびり (まついのりこのあかちゃんのほん)

じゃあじゃあびりびり (まついのりこのあかちゃんのほん)