産後ラボ ママのための応援団

産後に起こる経験談や悩みを解決にむけて記事を作っています。ママの応援になれれば。

35(産後)ラボ

記事内に広告を含む場合があります

絵本でんしゃくるかな?0歳から読めるたのしい絵本

今回は0歳からでも読める絵本として「でんしゃくるかな?」を取り上げたいと思います。
子どもに繰り返しの言葉だったり、車や電車、動物など誰もが好きな傾向にあるものが少ないページですが、しっかりと詰め込まれていています。パパやママの読み聞かせの声に反応して言葉を返してくれたり、指を指して反応してくれる可愛らしいリアクションもきっと返ってくるだろうと予想できる素敵な絵本です。

絵本でんしゃくるかな?

でんしゃくるかな?ってどんな絵本?

作・絵:きくちさき
出版社:福音館書店
発行日:2018年08月

0歳から読める絵本ということで、わかりやすく単純だけれど、その単純さがはまる絵本です。
バイバイの反応や、一緒にきた~~と反応したり、また読んでって持ってくる子が続出すると口コミでも人気の作品です。

でんしゃくるかな?を読み聞かせした方の感想

動物たちがでんしゃを待つ様子

ライオン、ゾウ、カバ、キリン、リス、そして人間の男の子が電車が来るか、今か今かと待っています。そこへピンクや青、そして黄色の電車がやってくるというとってもシンプルなお話です。同じ内容の繰り返しで、最後はみんなで電車に乗っていくだけなのですが、「でんしゃくるかな?くるかな?」とみんながワクワク待っているところや、お待ちかねの電車がやって来たときのみんなの喜ぶ姿がとっても可愛らしいのです。回を重ねるごとに「きたーー!」という反応が激しくなっていくところも、非常におもしろいところです。

でんしゃがきて喜ぶ様子

黄色の電車がやって来たところで、ついに「のります、のります!」とみんなそろって電車に乗り込むのですが、憧れの電車に乗れる嬉しさが伝わってきて、思わず微笑んでしまいます。文章も短く、明るくハッキリしたイラストなので。赤ちゃんから楽しめる絵本だと思います。
初めてこの絵本をこどもに読んだとき、電車が来たところでこどもが大興奮しました!!すっかりこの絵本の虜になった我が子に、何度「もう一回読んで!」とお願いされたことか…。イラストに合わせて声のボリュームを変えて読むと、より待ちに待った電車がやって来た!というのが伝わるように感じます。

でんしゃを見送る動物たち

何回も同じように読むのは自分が飽きてしまうので、少しずつ違う読み方をするようにしています。電車が到着する前に踏み切りの音を言ってみたり、ガタンゴトンと電車の音を混ぜてみたりと色々付け加えて読んでみても面白いです。この絵本を読むようになってから、踏み切りを渡るたびに「でんしゃくるかなー?」とこどもが言うようになりました。タイミングが良いときは電車が見られるのですが、絵本のキャラクターのようにとっても嬉しそうな顔で「きたーー!」と喜びます。絵本のお陰で電車が大好きになったようで、お出かけのたびに電車が見られるか、本人はとても楽しみにしているようです。また自分で絵本を持ってきて、イラストに合わせて「でんしゃくるかなー?」「きたーー!」と読むようになりました。短くてこどもでも言いやすい内容の文章と、分かりやすいイラストの絵本だからこそ、自分でも読んでいるのかなと思います。そしてシンプルな内容だからこそ、自分たちでストーリーを付け加えて、お話を広げていくこともできます。どんな電車が来るかな?とか、どこに行くかな?とお話を作っても楽しいですし、電車が大好きな家庭だったら、実際の電車の名前や行き先を交えながら読み進めてみても良いのではないでしょうか。
こどもの興味を広げる絵本として、ぜひ読んでもらいたい一冊です。