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乳首が短いと授乳が困難に?│人気の乳頭保護器ってどれがおすすめ?

授乳時の悩みは意外に多くの方が持っていて、なかなか人には話せないようなことも多くあります。

そんなママの授乳時の悩みの中でも今回は乳首が短いせいで赤ちゃんが吸い付いてくれなかったりする悩みを取り上げようと思います。
この記事は乳首が短い方だけではなく、陥没や扁平などという状況の方、そして授乳時に赤ちゃんに乳首を噛まれてしまって傷や亀裂を負ってしまった方など、様々な授乳時の乳首に悩みをもつママに向けて役に立てるように考えて特集しています。
今現在悩んでいる方も、これから授乳を経験する方もきっと役立つ内容になっています。

乳首が短いと授乳が困難?体験談と解決法

ママが赤ちゃんに授乳する様子

乳首の問題は本人からしたらとてもデリケートな悩みになります。

まずは乳首が短いことで授乳に悩んでいたママさんの体験談をご覧ください。

乳首が短い悩みを持つ方の体験談

妊娠をしているときには、そんなに感じなかったことですが授乳をするときにたちまち困ったことがありました。それは、赤ちゃんが乳首に吸いついてくれないということです。私の場合は、乳首が短いので赤ちゃんの口にくわえることができなかったんですね。

その時、ほかのお母さんと一緒にいたので、とても悲しい思いをしました。ほかのお母さんの場合は、きちんと出来ているのに私の場合はどうしてできないんだろうと、赤ちゃんの吸う力が足りないと思うこともあったのです。

 

産後は、ちょっとしたことでも悲しくなることがありますね、そのため、最も大切な授乳についてできないことは私にとってとても辛いことでした。しかし助産師さんからは、練習をさせることにより赤ちゃんが吸い付いてくれるようになるので、諦めないことが大切と言われていました。

しかし私の気持ちとしては、3時間ごとの授乳やその後の搾乳等を行うことで、身体的にも限界を感じてしまったのです。このままひとりで、この状況を乗り切る自信がないと、とても不安になっていたのです。

そんな時、一緒に授乳をしていたお母さんが、乳頭保護器というものを使っていました。その乳頭保護器というのは、そのネーミングのとおり乳頭を保護するものなのです。そのため、赤ちゃんが乳首を吸った時にその力が強くなり、乳頭が傷ついてしまった時などに使うモノでした。

母乳が大事な時期の赤ちゃん

しかしそのお母さんから、それを使ってみたらどうかと言われたのです。私の場合は、そんなに乳首がいたいことはありません。そのため、使っても意味がないのではと思うことも。

ところが違うんですね。それを使うことにより、赤ちゃんがとても乳首を吸いやすくなるということです。なんでもそのお母さんも、私と同じように悩んでいてその保護器を使うことにより、乳首が少し伸びたということを聞くことができました。その時、助かったという、そんな思いでした。そして早速使ってみることにしたのです。

すると、本当にびっくりです。すいすいと吸ってくれるのです。その人口の乳首がきちんとした形になっているので、私の短い乳首をサポートしてくれる感じです。
その乳首をあてて、授乳をすることにより母乳をきちんと飲んでくれるようになりました。その後は、その保護器さまさまです。しばらく使って、だんだんと赤ちゃんが吸うコツを掴んでくると、今度はその保護器なしでも吸えるようになりました。
そのようなものがあることを、知って欲しいです。

乳頭保護器ってどんなもの?

乳首の短い悩みを持つママさんの体験談を見て頂きましたが、話の内容で出てきた乳頭保護器を知らない方もおられるでしょう。
まずは乳頭保護器というのがどういったものなのかを見ていきます。

シリコン素材でできているカバーを、ママの乳首にかぶせて乳頭を保護するアイテムです。
実際に乳首が短い方だけではなく、授乳というのは赤ちゃんが力強く吸うことや噛むことで乳首にダメージがあり、傷がつく場合があるんです。中には乳首が取れたなんて方も・・・。
こういったことがあると授乳が上手にできなくなって、赤ちゃんもママも困ってしまいます。そういった際に活躍するのが乳頭保護器なんです。

乳頭保護器はどういったときに使えばいいの?

母乳で赤ちゃんを育てる

先程も少し乳頭保護器を使うシーンのたとえをあげましたが、授乳の悩みというのはとても多岐にわたり、どういった情報を信じていいのかが難しいんですね。なのでここでは乳頭保護器の使うシーンを少し詳しく上げてみたいと思います。

  1. 乳首が傷ついてている場合
  2. 授乳時に乳首に痛みがある場合
  3. 赤ちゃんが乳首を噛んでしまう場合
  4. 乳頭の大きさに問題があって授乳がしにくい場合
  5. 陥没や扁平など乳首の形が原因で授乳がしにくい場合
  6. 短い乳首を伸ばす状態を維持する場合

これらの悩みがある場合、乳頭保護器が活躍する可能性が高いといえるでしょう。
ママの乳首に問題があるケースと、授乳時に赤ちゃんが強く噛んでしまったなどということで乳首が噛み切られた、ダメージを追ってしまったなどの大きく分類すると2パターンですかね。

 

最後の「短い乳首を伸ばす状態を維持する場合」を少し説明します。
乳首が短い場合、個人差はあるものの、赤ちゃんの吸い付く力で乳首を伸ばすことができる場合があります。痛みがあるケースが多いのですが、それでも根気よく続けると短かった乳首が徐々に伸びてくる場合があるんですね。
しかし、その状態は赤ちゃんが頑張って擦ってくれたからなので、授乳中以外は元に戻ることが考えられます。せっかく伸びてきた乳首が元に戻って、次回の授乳に同じ努力をしてから母乳をあげる。これでは苦労を繰り返すことになります。
そこで登場するのが乳頭保護器なんです。伸びてきた乳首を縮まないように、保護器をつけて、次の授乳時までつけている状態で過ごすんです。そして授乳時に外すことを繰り返すと自然に授乳ができる場合があります。こういったシーンにおいても活躍するのが乳頭保護器なんですね。

 

乳頭保護器はどうやって選ぶの?

授乳期の元気な赤ちゃん

乳頭保護器というのは意外とママからの需要があるため、多くのメーカーから商品が開発、販売されています。 そういった中でどういった視点で乳頭保護器を選べばいいのでしょうか。 正しいサイズ タイプ別に選ぶ まずはこの2つが選ぶために大事になるポイントです。

正しいサイズ

乳頭と言っても大きさや形は個人差が大きく、正しいサイズを選ばなければフィットはしないし、授乳時に違和感を感じてしまいます。それぞれのメーカーでS~Lサイズまでサイズ展開があるため、商品を選ぶ前に自分のサイズを正しく測定しておくのがいいですね。乳首の直径は、店舗に赴いてからどうだっけなと考えていると間違ったサイズの商品を購入することになりかねません。
また、恥ずかしいからという気持ちで商品を適当に選ぶことも、結果として間違った商品選びになることにつながります。

タイプ別に選ぶ

乳頭保護器には種類があるものがあるんです。ほとんどがシリコン素材でできている乳頭保護器も、柔らかいソフトタイプと少し硬めのハードタイプの2種類です。 自分の授乳時の悩みに適した柔らかさを選ぶことが必要になります。

乳頭保護器を使う場合の注意点

授乳する際に乳頭保護器を使う場合に注意したいこと

乳頭保護器は授乳時の乳首の悩みを解決するのにとても役に立つ商品なのですが、使う際に注意しなければならないことがあります。

  1. 乳首に傷や亀裂がある
  2. 乳頭保護器のお手入れについて
  3. 乳頭保護器の使う際の向き

このようなものがあげることができます。

乳首に傷や亀裂がある

乳頭保護器はママの授乳を助けてくれる優れものなのですが、乳首に傷や亀裂がある場合は授乳時間を短く、負担を減らすなどといった工夫が必要になります。 またよく母乳を分泌させるために乳房全体を蒸しタオルなどで温めるといいと言われていますが、傷口の悪化の可能性があります。雑菌が入る可能性もあるので、注意が必要になります。

乳頭保護器のお手入れについて

乳首は赤ちゃんが口にするものなので、清潔であることをキープしたいものです。乳頭保護器は直接乳首に装着するアイテムなので、使った後はしっかりと洗浄して、清潔なケースに保管することが必要になります。
密着のための通気口や赤ちゃんの鼻呼吸を阻害しないように作られている吸い穴も、そのまま使っていると母乳などで詰まってしまうことがあります。
使用前後で消毒して、保管時にも清潔にしておくことが大事なので、外出時に持っていく場合においても、簡易的な消毒できるものを持っていくようにした方がいいでしょう。

乳頭保護器の使う際の向き

ほとんどの乳頭保護器は、一部が欠けているような円形をしています。この形は、授乳の際に赤ちゃんの鼻が乳頭保護器にあたって授乳しにくいという状況を回避するための工夫でもあるんですね。
そのため乳頭保護器を使う際にはかけている部分が上部、または赤ちゃんの鼻がくる場所い合わせて使う必要があります。
中にはハードタイプの乳頭保護器には通気口があるのですが、ソフトタイプにしろ、ハードタイプにしろしっかりと密着させるように装着して、向きに気を付けて使うようにしましょう。

乳頭保護器の人気ランキング

最後に現在多くのメーカーから販売されている乳頭保護器の中でも人気順でランキングを紹介します。
実際に体の悩みでもあるので、店舗に赴いて購入するのが恥ずかしかったり、
どれがいいのかが分かりにくいというケースも多いのですが、通販ならばそういった悩みはなく、
自分にぴったりの商品が探すことができます。
なお、紹介するのはすべて一番多いMサイズを基本としています。
なのであなたのサイズを考えて手に取ってくださいね。

 

乳頭保護器ランキング1位 メデラ ニップルシールド

人気ランキング1位は、病院でも使われているという理由が何と言っても説得力のある商品です。 母乳を上手にあげられるようになれると、授乳時の悩みの解消につながり、ママのストレス解消にもなります。 赤ちゃんの口が付く場所でもあるので、安全で安心感のあるものを選びたいところですよね。

乳頭保護器ランキング2位 ピジョン ソフトタイプ 乳頭保護器

赤ちゃん製品でも人気のメーカーさんのピジョンから発売されているソフトタイプの乳頭保護器です。 柔らかいタイプなので、乳首が陥没していたり扁平、短いという方にも使いやすく、お値段も安いので人気の商品です。

乳頭保護器ランキング3位 カネソン ママニップルシールド Sサイズ ケース付

赤ちゃんの吸い付いたり飲む力を考慮してY字にカットがされていて、さらに付属のケースがあるのもうれしい。 ケースでの保管や、持ち運びに適していて、使用シーンを考えて、二つ目の乳頭保護器としても人気の商品です。

まとめ

ママの授乳の悩みは赤ちゃんだけの問題ではなく、ママのストレスや育児に対するモチベーションにも繋がってしまいます。
それが自分の体の悩みだったりすると、誰かに言えなかったり、深刻に考えすぎたりとするものです。
ほんの少しの知恵や経験がそういったママさんの助けになることは多く、
今回紹介したように悩んでいるママはとてもたくさんおられます。

あなたひとりだけ悩んでいるのではないんですよ。乳首の問題だからと言ってふさぎこまないようにしていきましょうね。

 

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