子どもに愛情をたっぷり注ぎたい。
これはどんなママさんもパパさんも思っていることだと思います。
子どもがいたずらをしたとき、何度注意しても同じことをしてしまう時などどうしてもイライラするシーンはどんな親でもおると思います。
しかし、そんな時こそたっぷりの愛情を注いであげたいものです。
その一方、どうやれば愛情を注ぐことになるのかわからないとか、自分本位の考えでたくさんの愛情を注いでいるつもりということもあると思います。
そんな時は何も言わずにぎゅっと抱きしめてあげたいものです。
今回紹介する絵本は、まさにぎゅっと抱きしめてあげる「だいすきぎゅっぎゅっ」という絵本です。
だいすきぎゅっぎゅっはどんな絵本?
文:フィリス・ゲイシャイトー ミム・グリーン
絵:デイヴィッド・ウォーカー
訳:福本 友美子
出版社:岩崎書店
発行日:2012年12月10日
子どもは親の愛情を触れ合いの中から感じるということを誰もが知っていると思います。しかし、外出時や誰か訪問時に恥ずかしいからとか、ここは公共の場だからとか先入観や大人の常識が邪魔をする場合があります。
帰ってから抱きしめてあげればいいのに、ついつい家事で忙しくてないがしろにしてしまうなどあると思います。
そんな時は寝る前にぎゅっとしてあげたいですよね。
あなたは最近どのくらい子供をぎゅっとしていますか?
この絵本はそんな大人に対しても気づきを与え、絵本を通じて愛情を注げてあげられる素晴らしい絵本です。
可愛らしいキャラクターや色使い、親子の触れ合いなど見る方も愛情を感じれるのではないでしょうか。
だいすきぎゅっぎゅっを読み聞かせした方の口コミ
1日に何回子どもに向かって、「だいすき」と言ったり、抱きしめたりしていますか?子どもはとてもかわいい存在とは言え、毎日の生活の中での育児は大変なものです。そんな日常を改めて振り返り、ちょっと育児を休憩し、子どものかわいさを実感できる1冊「だいすきぎゅっぎゅっ」。
この本は、うさぎの親子が、朝起きてから夜寝るまでの日常生活が描かれています。ごはんを食べたり、遊んだし、お風呂に入ったり。その合間にうさぎの親子が何度も「だいすきぎゅっぎゅっ」と言い、抱きしめ合っています。日常生活の中にお母さんうさぎと子どもうさぎの触れ合いがたくさんあり、とても心が温まります。
私がこの本に出合ったのは、次女出産後、長女が3歳の時です。以前のように長女と接する時間がなかなかとれなくなり、長女もと喧嘩することが増えてきた時、本屋さんで見かけた「だいすきぎゅっぎゅっ」の本。タイトルと可愛い表紙のイラストに惹かれて本を手にとり、読みました。
最後のページを読み終えると、涙が出ていました。この本に出てくる親子を自分と長女に重ねて読んでしまっていました。毎日次女のお世話に追われて、なかなか長女との時間がうまくとれてなかった自分の生活を振り返り、本当はこの本のように何気ない日常を過ごしたいと思っていたのでしょう。この本をすぐ買いました。
その日から、長女の寝かしつけの前にはこの本を一緒に読む習慣ができいました。必ず、「だいすきぎゅっぎゅっ」というセリフの時は、おおげさと言われるくらいの抱きしめをし、「だいすきだよ」と言葉で伝えていました。この時間が私にとっても長女にとっても1日の癒しの時間となり、読み終えると「もう1回読んで~」と何度も繰り返し読むこともありました。
ときどき、長女からこの本を「読んで~」と持ってくることもあり、「甘えたいときなのかな?」と思い、しっかりと抱きしめて読んで、安心感を与えていました。その後、次女にもこの本を読む時期を迎え、次は長男が読む時期となりそうです。何度も読んできた長女は、もうすぐ10歳になりますが、未だにこの本を暗記しています。
やはり「だいすき」という言葉、そして、抱きしめるということは、親子で安心できるコミュニケーションです。この本でさらに親子のコミュニケーションを深めるのはいかがでしょうか。
子どもはもちろん、大人が読んでも心が温まり、優しい気持ちになれるおすすめの1冊です。
まとめ
画像は9ページまでにしています。読み聞かせをしてくださった方が感動した最後のページとそれに続くページはどうぞあなたの目で見てあげてください。
最後にもう一度だけ・・・
あなたは最近子供にぎゅっっぎゅっとしてあげていますか?