夫婦げんかはある質問をすると収まりやすくなるって聞いたら驚きますか?
夫婦で生活していると子供がいたとしてもどうしても意見がぶつかって喧嘩もすることもあると思います。
しかし、中には夫婦喧嘩をしないよという家庭もあります。
育ってきた環境や性格が違うので、喧嘩するとしてもしょうがないとおもうのですが、やはり喧嘩した後は仲直りしたいし、できるなら夫婦喧嘩すらしたくない。
そこで今回は夫婦喧嘩をより円満に解決したり、事前に予防したりできるようにお互いのことをよく知ってより仲のいい夫婦になるためのポイントもお伝えしたいと思います。
夫婦喧嘩はあることを意識するだけでより仲良くなれる!
冒頭でお伝えした夫婦喧嘩を収めるコツというものってあると思いますか?
意外な方法があるんですよ!!
ネットで調べてみると、普段から意見を交換するとか、素直に謝るなど当たり前のことが多く書かれているホームページがあって、調べる側からしたらそんなこと知ってるよというものばかりでした。
そこで今回はしっかりとした心理面での研究をもとにしたある方法を公開しましょう。
夫婦げんかの主な原因
夫婦喧嘩は当然のことながら何もなければおきません。 どういったものが夫婦喧嘩の原因となっているのでしょうか。
- 言葉遣いや無関心な態度
- 子育ての考え方の相違
- ホウレンソウなどのコミュニケーション不足
- 生活態度
言葉遣いや無関心な態度
夫婦喧嘩の一番多い原因が、言葉使いや無関心な態度と言われています。
例え悪意がなくても無関心だと判断されるような発言や配慮が感じられないような言葉が、育児や家事で忙しく過ごしているママにいらっとさせることで喧嘩に発展するというようなことは多々あることです。
疲れているから普段はそんなに気にしないような言葉ですら喧嘩の原因となります。言葉だけではなく態度も同じことが言え、無関心な態度は夫婦であるのに子育ては自分だけとか、自分だけが仕事で疲れているなどといった考えになりやすく、一緒に頑張ってほしいと思っていてもその気持ちを裏切られているような感じがするんですね。
子育ての考え方の相違
子どもをどのように育てるのかというのも夫婦の間で喧嘩になりやすい原因の一つ。
習い事、勉強の方針、遊び方など夫婦の中で考えが割れたり、無関心だったりするとイライラしたり、喧嘩の種になることも多いんですね。
いくら愛し合って結婚した相手であっても、育ってきた環境や考え方は違って当然です。相手の言い分や自分の主張したい部分を冷静に話し合えば、きっと解決の糸口は見つかるはずなのですが。
そして育児に関して無関心だとすべての責任を自分に押し付けられていると思い込みやすく、これも喧嘩の理由となってしまいます。任せるといっても、相手からしたら責任逃れと認識されやすいんです。
あくまで子育てというのはどんな理由があったとしても夫婦で行いものであるという認識がなければなりません。教育方針は夫婦の話し合いの中で定めていくもので、学校がしてくれるものでもありません。学校はあくまで夫婦のサポートでしかありません。
子どもは親を見て育ちます。喧嘩のない、または喧嘩の少ない家庭でのびのびと育ててあげたいものです。
ホウレンソウなどのコミュニケーション不足
会社や学校などの社会においてもホウレンソウ(報告、連絡、相談)は大切ですが、夫婦においてもとても大事なものです。
飲み会や打ち合わせがあるから遅くなるとだけ連絡して、結果午前様や外泊になってしまったという経験はありませんか?
遅くなるとしてもどうなるのかなど途中経過や話の流れを連絡しておけば喧嘩にならないのになんてことは往々にして起こり得ます。
夫婦なので一緒に生活していて、相手のことを心配したり、遅れることを前提で行動するので、それが相手のわがままやめんどくさいといったホウレンソウなしの行動で一気に崩れると喧嘩に発展してもしょうがありませんよね。
自分としては相手がいることだからしょうがないと思っても、待っている方はご飯を用意したり、話したい内容があるかもしれません。
社会において大事なホウレンソウは、家庭においても大事なことをもう一度確認して話し合う習慣をつけるようにしましょう。
生活態度
夫婦は結婚する前はそれぞれの生活や暮らしがありました。そのため生活の中で互いが気になるような出来事があったりします。普段は気にはなっていてもカチンとまでこないようなことも回数が重なったり、様々な条件が重なることで喧嘩の原因となることもあるんです。
靴下を脱ぎっぱなしでいろんなところにほおっておくとか、食べ方が汚いなどどんな部分がイライラするのかは個人差があるのですが、その結果が実は相手に迷惑になっていたりするとケンカの理由となりやすいんですね。
夫婦喧嘩はどんな内容が多いの?
傾向として夫婦喧嘩はどんな内容が多いのか調べてみました。
- 家事分配や育児に対する不満
- お金の使い方への不満
- 常識の違い
この3つが夫婦喧嘩の内容のほとんどでした。
家事や育児は夫婦で行うものという考えはもともと持っているけれど、
仕事で忙しかったり疲れていると、甘えからか相手に負担をかけていることも。
結婚を機に一緒に暮らすのもやはりお互いの生活や常識、家事や育児など
様々な配慮が必要になります。
お金に関する喧嘩も、価値基準がそれぞれあるため、しっかりと話し合うことが必要になります。
夫婦げんかを仲直りする期間ってどのくらい?
夫婦喧嘩を良くしてしまう夫婦では、その内容によっても差があるのは当たり前なのですが、おおよそどのくらいの期間で仲直りをしているのでしょうか。
調べてみるとほとんどのケースで当日または翌朝までに仲直りをしているようです。もちろん長期戦になってしまったというケースもあるのですが、少数派のようです。
傾向としては普段あまり喧嘩をしない夫婦ほど、長期戦の喧嘩になりやすいという傾向もあって普段からイライラを募らせているとか、喧嘩慣れをしていないため引くに引けない状態になってしまったなどといったことが要因になっているようです。
長期戦の夫婦喧嘩の場合は、逆に仲直りのきっかけを失ってしまい、その結果離婚問題にまで発展するというケースもみられます。
普段から疲れているからとか、テレビが見たいからなど会話をする機会が少ないと、県下の原因となるものがどんどん貯まっていく可能性があるため、毎日少しでも相手と会話することを大事にしていってもらいたいものです。
夫婦喧嘩を仲直りするためにも意識したい質問とは
喧嘩の仲直りを考えると話し合うとか、素直になるとか、様々なことが言われますよね。
普段からすべてが相手にとってイライラしなかったりカチンと来なかったりすれば
喧嘩にならないのですが、それは性格の差などはあって当たり前なのでどうしようもありません。
毎日しっかりとコミュニケーションが取れているなら喧嘩にもならないでしょう。
しかし、喧嘩がおきてしまうとうまい仲直りがないものかとか思いますよね。
そんな時に仲直りするにはたった一つの質問を
「今現在行っている喧嘩について1年後にどんな気分になっていると思いますか?」
という質問です。
少しわかりにくいかと思うので例をいくつか見てみましょう。
例えば
着替えた靴下などを洗濯機に入れず、その辺に投げてしまうことで夫婦喧嘩になったら、一年後に同じことはしないだろう。でも今できないのはかっこ悪いよね、子供が大きくなってこれを見られるのも嫌だななど。
友人と些細なことで喧嘩したけど、1年たったらまた笑ってるんだろうな
など思えば今怒っていることすら些細なことに感じます。だからこそ、さっぱりと、こんなことしてごめんねとか、そっか、そんな部分に感情を逆なでしたのか、悪かったねとさっぱりと言えます。
さっぱりと謝られると誰もがそれ以上ねちねちと追及したくなくなるものです。
夫婦喧嘩に限らず、恋人、友人、同僚など誰かとケンカをするときは、思考が短絡的になっていて、目の前の怒りの感情にどうしても振り回されてしまうんです。
この状況を冷静に考えたりすると、解決策が見つかったりします。
それだけではなくお互いの欠点や改善点が見えてきて、自暴自棄にならなくなるという大きなメリットがあります。
つまり喧嘩やイライラした時は、一旦長期的な視点に変えましょうということです。その場で考えるのではなく、もっと長期間で物事を考えましょうというのがこの質問の醍醐味でしょうか。
この研究では喧嘩をするグループを、今喧嘩している視点で物事を考えるグループと、未来から見た視点、つまり1年後の自分が今行っている喧嘩についてどのように思っているのかというグループの2つに分けて
すると面白いことに未来的な視点を持ったグループはお互いの喧嘩をポジティブに考えることができ、他人を許すことのできる傾向が強く表れたようです。
ちなみに誰かを許せるという行為はとても幸福度を高めます。ポジティブな考え方もできるし、誰かを許せるということはイライラすることも少なくなり、自分の時間をうまくもつこともできるんです。
よくイライラしている人や、愚痴をすぐ行ってしまう人を考えてみてください。そういった方は自分で本来使えるはずの時間を有意義に使えているでしょうか。
自分の時間を浪費するだけではなく誰かに当たってしまったり、愚痴を延々と言ってしまい、周囲の人の時間や気分を損させることにつながってしまいます。
そういった方はあまり上手な友人関係も築くのが難しく、中には避けたいと思ってしまう人もいるでしょう。
逆にポジティブで、イライラしなくて寛大な心で誰かを許せるような人は、友人が集まりやすく、自分の時間もうまく使っている傾向があります。
これはきっとあなたの人生でも思い当たることがあると思います。なぜか同棲にも異性にも人気の人や、人から避けられる人。
しっかりと考えてみると必ず原因はあるんですね。
もちろん人間関係はこれだけで決まるものではありません。
しかし、この夫婦げんかの際に、未来志向でいることをお互いに事前に話し合ってルール化しておくということはお互いにとってとても大きなメリットになるんです。
たかが夫婦喧嘩かもしれませんが、その考え方で会社の中で人間関係の悩みにイライラしなくなって仲間内での評価が高まったとか、ママ友のムダな会話にイライラしなくなった、などの恩恵はこの考え方を身に着けるだけで大きく変わってきます。
ネットで夫婦喧嘩の仲直りの仕方などを調べてみると、
- 相手を思いやる
- プレゼントを贈る
- 手紙などで謝る
などといった誰もが思い浮かびそうなものが多くありました。
そのような答えは誰も求めていないんですよね。
この質問はしっかりと大学で研究されたデータが示されている喧嘩の際のおすすめの考え方です。
これらは夫婦喧嘩だけではなく友人関係や恋人関係でも使えることです。ぜひ意識してより仲のいい夫婦を築いてもらえるとうれしいな♪