産後ラボ ママのための応援団

産後に起こる経験談や悩みを解決にむけて記事を作っています。ママの応援になれれば。

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ママ友との上手な付き合い方は?関係においてトラウマになる方も続出って本当?

子供が成長していくとママも子供に関するお付き合いも徐々に増えていくものです。
ママ友はとても助けになるという声もある一方で、トラウマになるというような大変なこともあります。
自分の周囲のママ友が素敵な方ばかりならいいけれど、現実としてはそう理想的にはなかなかなってはくれていないという方の方が多いと言われています。
今回はそんなママ友との付き合いで、大変な思いをしているという声を取り上げようと思います。
もちろん上手なママ友との付き合いをされている方もおられるので、誰もかれも悪い想いばかりをされているわけではありません。
しかし、これからママ友との付き合いが始まるという方にも、どういったものがあるのかなど事前に知っておくのは、知らないということよりもいいと思い特集させていただきます。

 

ママ友の付き合いはどんなことが大変でうまくやるにはどんな目線が必要?

ママ友と集まってランチをする様子

ドラマなどでもママ友のカースト制度などがドラマ化されるというようなこともありましたよね。
自分で築いた友人関係ではなく、子供を通じての関係でこれからも続くであろう関係だからこそうまく立ち回らなければならないという意識ももってしまうママ友の付き合い。

ママ友の付き合いでどんなことが大変?

  • 噂話や陰口
  • 金銭的負担
  • 身だしなみ

噂話や陰口

ママ友に陰口や噂をされているのではないかと不安に感じる

ママ友との付き合いで一番大きな影響を与えているのが噂話や陰口です。本来女性は数人が集まると噂話が好きだという傾向はあるのですが、本人のいないようなところで噂話をしていると、自分がいないときに同じようにうわさを流されるのではないかという不安さえも感じてしまいます。
カースト制度やボス的な存在など、ママ友の関係性においてめんどくさいよなものもあるようですが、噂話と同じように陰口もあげることができます。
いじめや仲間外れなど、大人の行動と思えないようなものも多く、ストレスや不安などママ友という関係を悩みにしていってしまう大きな影響を与えるようになります。

金銭的負担

ママ友と情報共有を目的としたランチや親睦会はとてもためになることも多いのですが、そうではないものも多くあります。そのようなものだと金銭的負担も考え物になる場合も。場所なども誰もがいいところを探して、中には高級なコース料理のお店や見栄を張ったようなお店を選んでしまうような方もいるようです。
旦那様に内緒にしてこのような金銭的負担を何度も繰り返していると、徐々に負担が自分のストレスなどにつながる可能性もあります。

 場所だけではなく、その際に着ていく衣装やアクセサリーにまで気になってしまうような方もいるので、そのような付き合いをしていると金銭的負担は想像以上のものになってしまいます。身の丈を考えて、見栄を張らないことや付き合う人間を考えることも大事なことなんですね。

身だしなみ

自分の身だしなみがママ友にどう見られているのか気にする

噂話や陰口につながりやすいのが身だしなみです。保育園や幼稚園などに子供をお売り迎えするような際に、ジャージやすっぴんといったラフな格好だと周囲のママ友から嫌な目で見られることもあります。
朝は忙しいし、送り迎えだけしか用事がないからと本人としては思いがあったとしても周囲はそのようには思わないケースがあるんですね。
また習い事など学校生活だけではなく付き合いが必要なケースもあり、自分たちの夫婦では育児や習い事を楽しむようなことが目的であっても、周囲は学力を伸ばすためとか、どこどこの小学校や幼稚園などのエリート校に入学するのが目的といった場合などは、話を合わせる必要性も出る場合もあります。
そのような配慮がだんだんとストレスになっていったり、そのストレスが旦那様に理解されなかったりすることでより悪循環の負担になっていきます。

 

ママ友の関係性に悩んだ方の経験談

1歳半のやんちゃな男の子のママです。
家の息子は、平日の昼間は私と二人っきりの生活です。1歳になった頃から集団生活にも少しずつ馴染ませようと、一時保育を利用したり、公園や支援センターに出かけて、同じような未就学児童さんたちと遊んだりするようになりました。
パパが人見知りの激しい人なので、息子もそんな性格かなあと思っていたら、まったくの逆でした。お友達がいると急に元気になり、はしゃぎ、走り回り、キャッキャッと声をあげて楽しそうに遊びます。近所の保育園の子供たちが遊んでいる時などは、勝手に混ざって遊び、一緒に園に帰ろうとするくらいです。
でもそういった公園や支援センターへ出かけるようになってすぐのころ、実はけっこう悩んでいました。同じように遊びにきているママさんとの関係がうまく構築できなかったのです。

子どもがおもちゃのブロックで遊ぶ様子



ほんとうにたまたまだったのだと思うのですが、どきどきしながら初めて支援センターへ遊びに行った時、出会ったママさんがトラウマになってしまったのです。
支援センターのおもちゃで遊んでいたのですが、ふと息子が近くで遊んでいた女の子のブロックに興味をもって手を伸ばしたのです。するとその女の子は「いや!」と言ってブロックを遠ざけました。私は「ごめんね、遊んでたのに。終わったら貸してね」とにこにこしながら言いました。けれど女の子は「いや!」と涙声に。するとその女の子の母親が「も~、せっかっく遊んでたのに。行こう!」と言ってぷいっと女の子を抱いて別の遊具の方へ行ってしまったのです。そして向かった先で別のママにこちらを指さしながら何かを言っているのが見えました。その後その二人のママから危険動物のように遠巻きにされました。「え、おもちゃって支援センターのおもちゃだよね。ちょっと触っただけだよね。そんなにひどい事してないよね」
私は軽いパニックになりました。気付かずに素人ママの私は何か犯してはいけない暗黙のルールを破ってしまったんだろうか。
もんもんと悩む日が続きました。公園や支援センターに負けじと出かけるのですが、あの時のことがあって、なかなか明るくほかのママさんに声をかけたりできませんでした。息子が他の子の使っているおもちゃに手を伸ばすとあわてて止めたり…なかなかナイーブになっていました。

子どもを元気にすくすくと育ててあげたい



ところがある日公園で、素敵なママさんに出会いました。砂場で遊んでいると、「うちも仲間にいれてくださーい」とやって来て3歳になる男の子がやってきました。そして「○○くんカレーつくって」「いいよ」と話して男の子はバケツに砂のカレーを盛り始めました。ちょっと目を離したすきに、息子がそのカレーに手を伸ばし、バケツをひっくり返してしまったのです。慌てて「ごめんね!」とバケツを拾いに行きました。不貞腐れたような顔になっていく男の子。「やばい」と思いました。するとその男の子のママさんは「あー、○○くんの作ったカレーが美味しそうで待ちきれなかったんだってー。もう一回作ってあげなよー」とにこにこその場取りなしたのです。「うん!」元気にカレー作りを再開する男の子。私は思わず「そういう風に言うといいんですね。勉強になります」と言ってしまいました。「えー、適当に言ってるだけです」とママさんはにこにこしてくれました。
なんでもマイナスに受け取るママさんもいれば、プラスにしてくれるママさんもいる。私はプラスの方でいよう。彼女の一言で公園も支援センターも気軽に行けるようになりました。今は、色んな人ににこにこ挨拶する私を見て、息子がそんな風に育って行ってくれるといいなと思っています。