子どもが小さな時というのはどこにお出かけをしても手ぶらで出かけることはできません。それが遠出になると余計に準備をしっかりとする必要があります。
近場でのお出かけならばある程度どんなリスクがあるのかを把握して準備することはできるのですが、遠出になったら出先で必要なものを購入しようとしても、購入するお店もわからなかったりなかったりします。
どの程度の準備が必要かというのは、そのお出かけの距離的なものや季節的な要因など考えなくてはならないものは様々ですが、このページではおおよそ平均的に必要なものという視点で、子育て中のママさんが出かける基準となる持ち物を見ていきたいと思います。
赤ちゃんとお出かけする際に持ち歩きたいものってどんなもの?
近場から旅行や帰省などの遠出まで出かけることは赤ちゃんのいる家庭では、少しハードルが高くなります。
その際の持ち物もしっかりと考えなくては万が一ということもあり得ます。
お出かけ時に必要な持ち物リスト
子どもがまだ小さな時期に遠い実家への帰省や旅行、冠婚葬祭などお出かけをする機会というのは意外とあるんですよね。
お出かけは車を使ったり電車や飛行機などの公共機関を使うこともあるでしょう。
お出かけがどのくらいの期間になったりするのかも大きくかかわってくるのですが、期間が長ければ現地で用意できる可能性もあがります。
そこでまずは基準となるママさんがお出かけの際に用意すべき持ち物リストを見ていきます。
- おむつ類
- ビニール袋
- タオル類
- 着替え
- ミルクセット
- 母子手帳
- 診察券
- 離乳食やおやつなどの食品
赤ちゃんに関する持ち物で主なものがこれらになります。
補足
おむつ類は、おむつだけではなく、お尻ふきや使い終わったおむつを入れる袋、おむつ替えシートなどを含みます。
これら以外におもちゃという声も上がったのですが、小さな赤ちゃんの機嫌をとるためには最近ではスマホのアプリや音の出るおもちゃ、絵本などなど多様なものになっているので、リストとしては外しています。
特におむつは思いがけないシーンで必要になることになります。どんなお出かけでも忘れてはならないくらいの持ち物です。
そしてにおいの処理のためにジップロックを使ったり、二重、三重の袋を用意していけば対応ができるため個人個人の工夫もされるようですね。
季節によってプラスしたい持ち物
基本的な持ち物として箇条書きであげましたが、ここに季節的な要因も関わってきます。赤ちゃんは気温の変化で自分の体調が乱れたり、健康に気を付けることが必要になります。
温度に関して言えば時間帯でも持ち物は変わってきたりするので、ある程度の臨機応変な準備が必要になります。
気温が高い季節
- 保冷剤、保冷シート
- うちわ
- 日傘、日よけの帽子
- 水分補給
- 日焼け止めクリーム、ミルクなど
気温が高い夏などは赤ちゃんでも熱中症など注意しなくてはならないシーズンともいえます。暑さをしのぐための持ち物や水分補給など普段からの持ち物にも注意を払っていきましょう。
気温が低い季節
- ブランケット
- 防寒具など
気温の低下は大人以上に赤ちゃんにとっては厳しいものです。まだ言葉で表現できないような時期の赤ちゃんだと、寒いということすら泣くという表現しかできないため、注意を払ってあげましょう。
また、冬場と言っても日差しが強いような場所などでは日焼けも考えなくてはならないため、UVクリームなども持つ必要性が出るかもしれません。
赤ちゃんの持ち物で困った経験をした方の口コミ
次男が3歳になった頃のことです。
スティッチにはまり、家で映像ばかり観るようになって、部屋はグッズであふれかえっていました。
弟夫婦のすすめもあって、そんなに好きなら本物に会わせてあげたら喜ぶんじゃないと、春休みを使って思いきってディズニーランドに行くとになりました。
たまたま弟夫婦がディズニーランドが大好きで、年に3回は足を運んでいたので、プランは全て彼らにまかせて、名古屋から車で向かいました。
1泊2日の楽しい旅行ということもあって、忘れ物がないよう準備は入念に荷物を詰めたはずでした。
この時はパパと長男は大事なサッカーの試合があったので、家でお留守番してもらって、自分と次男の2人分の荷物でよかったはずなのに。
次男は3歳になったところで、ちょうどオムツも外れて親子で調子に乗っていました。夜、寝る時にホテルのシーツをおねしょで汚さないようにと、予備に何枚かとオムツは数枚しか持って行っていませんでした。
その代わり、自分が旅行中に生理がくるかもしれないので、ナプキンだけはたくさん詰めて、オムツは少な過ぎたように思います。
ランドでは、スティッチやリロ、ミッキーたちのショーを観ながらのランチを予約していたので、とにかく満喫して大満足の2日間でした。
次男も小さかったので、早めに帰ろうと4時ごろランドを出発しました。
すっかり疲れて、車に乗った瞬間、寝てしまっていました。
しばらく走ってレインボーブリッジを過ぎた頃、渋滞が始まりました。
それも十分考えて出てきたはずでしたが、トロトロ運転で少しずつしか進んでいませんでした。
そんな中、次男がふと目を覚ましました。すると、第一声「おしっこ!」
「オムツはいてるでしょ!オムツでしておきー。」と言うと、「ううん、パンツだよ!」
「えー」と、車内全員で叫びました。後部座席に積んでいたスーツケースを無理やり開けて、オムツを探すのですが1枚もありません。
ランドで遊んでいる間に、全て使ってしまっていました。自分のナプキンをとも考えましたが、それはちょっと無理で。
首都高速の上では、もちろんトイレもありません。次の出口もまだまだ先で、これはピンチと焦っている横で、次男は「おしっこ!おしっこ!」わめいていました。弟に出してもらった車を汚すわけにもいかず、どうしようかとパニックでした。
もう、これは無理とあきらめた時、手持ちのかばんに入っていたペットボトルの事を思い出しました。「これ、おトイレにしよー」と、入っていたお茶を全部飲み干して、そこへ何とかしてもらってセーフ!!!
とんだ車内の事件でした。
子供が小さいうちは、想定できることは全て考えて、何でも多めに持ち歩くことがおススメですね。