こんにちは、35ラボ(産後ラボ)です。
今回は「夫婦で育児シフトを組む」というテーマで、産後ママの皆さんに役立つ情報をお届けします。
産後、赤ちゃんのお世話で24時間体制の生活が始まります。
特に夜泣きや授乳が続くと、ママは心身ともに疲労困憊……。
そんなとき、夫婦で協力して「育児シフト」を組むことが、ママの負担を減らし、家族全体の生活を整える大きなカギになるんです。
そもそも「育児シフト」とは?
「育児シフト」とは、赤ちゃんのお世話を夫婦でスケジュール的に分担すること。
シフトと聞くと難しそうに思えますが、要は“いつ誰が育児を担当するか”を明確にしておくことです。
たとえば…
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夜中の授乳やおむつ替えを交互に担当
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休日の朝はパパが子どもを見て、ママが寝坊OKに
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夕食前後のバタバタタイムはどちらがメインで動くか決めておく
こんな風に、ざっくりでも“育児の時間割”を作ることで、ママ一人に負担が集中するのを防げます。
【メリット1】ママの体と心がラクになる!
出産後のママは、体力も気力も限界状態。
睡眠不足が続くと、産後うつや育児ノイローゼのリスクも高まります。
育児シフトを導入することで…
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睡眠時間が確保できる
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気分転換の時間が持てる
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“自分だけが頑張らなきゃ”というプレッシャーが軽減
といった効果があり、心の余裕が生まれます。
【メリット2】パパの育児参加が自然になる
「どう手伝えばいいかわからない」と戸惑うパパも少なくありません。
シフト制にすることで、パパも自然と育児に関われる環境が整います。
実際、次のような声が多いです。
「最初は怖かったけど、お風呂担当になってから子どもとの距離が縮まった」
「夜泣き対応は大変だけど、ママの大変さが身にしみて分かった」
パパ自身が育児の大変さや楽しさを体験することで、共感と協力の気持ちが深まります。
【メリット3】夫婦の関係がよくなる
産後は、夫婦関係のすれ違いが起きやすい時期。
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「私ばかり頑張ってる…」
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「なんで私の気持ちをわかってくれないの?」
そんな不満がたまると、心の距離ができてしまいます。
でも、育児を一緒に乗り越える経験は、パートナーとしての信頼を深めてくれるもの。
育児シフトによって、「ありがとう」「助かったよ」とお互いに感謝の気持ちを伝えるきっかけが生まれます。
【実践例】こんな育児シフトを取り入れている家庭も!
実際に育児シフトを実践している家庭の例を紹介します。
① 共働き夫婦:夜間シフト制
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平日夜はパパが21〜24時、ママが24〜翌朝担当
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週末の朝はパパが早起きして、ママは寝坊タイム確保
育休中のママが夜中にまとめて対応していたけれど、体調を崩してしまったことを機にシフト制へ変更。
「たった3時間でも熟睡できると、心が全然違う」とママ談。
② パパ在宅ワーク:日中の時差育児
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午前中:ママが主に担当、パパは仕事
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午後の数時間:パパが子どもをみて、ママは自由時間
テレワークの合間にパパが育児に参加することで、ママの1人時間が確保でき、イライラが激減したとのこと。
③ フルタイムパパ:土日集中型
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平日はママ中心、土日はパパが全面的に育児担当
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土曜の午後は“ママフリータイム”を設定
パパが積極的に週末を使って関わることで、平日の負担も乗り切りやすくなったとの声も。
【デメリット・注意点】育児シフトの落とし穴もある?
便利な育児シフトですが、以下のような注意点も。
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細かすぎるシフトはストレスになる
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一方に負担が偏らないように注意
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シフト外の時も、思いやりと柔軟さを忘れずに
「シフトだから私は知らない!」ではなく、臨機応変に助け合う気持ちが大切です。
【育児シフト導入のコツ】
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お互いのスケジュールをすり合わせる
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“何をやるか”ではなく“いつやるか”を明確に
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最初はざっくりでOK。徐々にブラッシュアップ
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週1回は振り返りタイムを設けると◎
【まとめ】夫婦で乗り越える育児。まずは「話すこと」から
育児は1人で抱えるものではありません。
夫婦で“チーム育児”をすることで、心と体に余裕が生まれます。
「私ばかり…」と思う前に、まずはパートナーと話してみてください。
“育児シフト”という考え方が、きっと助けになりますよ。