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【授乳中ハーブティー】赤ちゃんのために知っておきたい!安全な選び方と注意点

ほっと一息つきたい時や、体を温めたい時、ハーブティーは心身をリラックスさせてくれる優しい飲み物ですよね。「授乳中だけど、ハーブティーって飲んでも大丈夫かな?」「母乳に良いって聞くけど、どんなハーブティーがいいの?」と、気になっている方も多いのではないでしょうか。

 

ハーブティーは、植物の成分を含んでいるため、中には母乳を通して赤ちゃんに影響を与えたり、ママの体調や母乳の量に影響したりする可能性のあるものもあります。

この記事では、授乳中にハーブティーを飲む際の注意点、安全に楽しめるハーブティーと、避けた方が良い・注意が必要なハーブティーの種類について、あなたの気持ちに優しく寄り添いながら、分かりやすくお伝えします。

赤ちゃんのためにも、そしてママ自身のためにも、安全にハーブティーを楽しむためのヒントを見つけてくださいね。

なぜ授乳中にハーブティーに注意が必要なの?赤ちゃんへの影響は?

ハーブは、古くから薬草として使われてきたように、様々な薬効成分を含んでいます。これらの成分の一部は、ママの体内に入ると、血液を通して母乳に移行する可能性があります。

  • 母乳を通して赤ちゃんへ
    ママが飲んだハーブティーの成分が母乳に混ざり、赤ちゃんがそれを飲むことで、赤ちゃんに影響が出る可能性が考えられます。赤ちゃんは、大人よりも体が小さく、肝臓などの機能も未熟なため、ハーブの成分を分解・排出するのに時間がかかったり、より強く影響を受けたりすることがあります。
  • 母乳の量への影響
    一部のハーブは、母乳の分泌を促進すると言われている一方で、母乳の分泌を抑えてしまう可能性のあるハーブも存在します。
  • ママの体調への影響
    ハーブによっては、ママ自身のホルモンバランスや、体の働きに影響を与えるものもあります。

そのため、妊娠中に比べて制限は緩やかになることが多いですが、授乳中もハーブティーを選ぶ際には、含まれているハーブの種類について注意が必要です。特に、薬効成分が強いハーブや、安全性が十分に確認されていないハーブについては避けるべきです。

【リスト】授乳中に飲むハーブティー、知っておきたい種類と注意点

授乳中に比較的安全に楽しめるハーブティーと、避けた方が良い・注意が必要なハーブティーをいくつかご紹介します。ただし、ハーブの種類は非常に多いため、ここに記載がないハーブティーを飲む場合は、必ず専門家に相談してください。

ハーブティー 授乳中の安全性 ポイント・注意点 こんな時におすすめ( safe な場合)
ルイボスティー ◎ 一般的にsafe ・ノンカフェイン。
・ミネラル豊富。
日常的な水分補給、リラックスしたい時。
たんぽぽコーヒー ◎ 一般的にsafe ・たんぽぽの根を焙煎したもので、コーヒー豆は含まない(ノンカフェイン)。
・「母乳の出を良くする」と言われることもあるが、科学的根拠は確立されていない。
コーヒーが飲みたい時、リラックスしたい時。
カモミールティー ○ 適量なら安全 ・リラックス効果が高い。
・アレルギー反応(キク科)に注意が必要な人も。
リラックスしたい時、寝る前。
ペパーミントティー △ 大量摂取に注意 ・胃腸の調子を整えると言われる。
・大量に摂取すると、母乳の量が減る可能性が指摘されています。適量なら問題ないことが多いですが、気になる場合は控えるか少量に。
胃の不快感がある時(少量で)。
フェンネルティー △ 注意が必要 ・「母乳の出を良くする」と言われるハーブの一つ。
・しかし、母乳を通して赤ちゃんの消化器系に影響(腹痛など)を与える可能性が指摘されています。
基本的には避けるのが無難。飲む場合は必ず専門家に相談し、少量に。
セージティー × 避けるべき ・母乳の分泌を抑える作用が強いため、授乳中は避けるべきです。 断乳を考えている時期以外は避ける。
センナなど
下剤成分を含むハーブティー
× 避けるべき ・下剤成分が母乳を通して赤ちゃんに移行し、赤ちゃんの下痢を引き起こす可能性があります。 便秘解消目的で飲むのは避ける。
効果効能を謳っている
ブレンドハーブティー
△ 中身を確認!
専門家に相談
・どんなハーブがどれくらいの量含まれているか不明な場合が多い。
・薬効が強いハーブが含まれている可能性も。
必ず含まれているハーブの種類と安全性を確認。専門家に相談せずに飲むのは危険。
市販の「〇〇茶」
(ブレンド茶など)
△ 中身を確認! ・商品によっては、授乳中に推奨されないハーブ(ハトムギなど一部)が含まれている場合があります。 原材料名を必ず確認しましょう。

(参考:
AMOMAチャンネル 禁忌のハーブ一覧

安全にハーブティーを楽しむためのポイントと注意点

授乳中にハーブティーを safe に楽しむためには、以下の点に注意しましょう。

  • 必ず含まれているハーブの種類を確認する:
    商品パッケージの原材料名を必ずチェックし、含まれているハーブが授乳中でも safe かどうか確認しましょう。成分が不明確なブレンドティーは避けるのが無難です。
  • 少量から試す:
    初めて飲むハーブティーは、少量から試してみて、ママや赤ちゃんの体調に変化がないか様子を見ましょう。
  • 過剰摂取しない:
    安全と言われているハーブティーでも、大量に飲みすぎるのは避けましょう。適量を楽しむことが大切です。
  • 品質の良いものを選ぶ:
    信頼できるメーカーや店舗で、品質管理がしっかりしているものを選びましょう。
  • 不安なハーブティーは飲まない:
    少しでも不安を感じるハーブティーは、無理して飲む必要はありません。安全な選択肢はたくさんあります。

【重要】ハーブティーについて迷ったら、迷わず専門家へ相談!

ハーブは自然のものですが、体への作用がないわけではありません。特に授乳中は、母乳を通して赤ちゃんに影響を与える可能性があるため、慎重な判断が必要です。

「このハーブティーは飲んでも大丈夫かな?」「母乳の出が気になるけど、どんなハーブティーがいいの?」など、ハーブティーについて迷ったり不安に思ったりしたら、自己判断せず、必ず専門家(医師、助産師、薬剤師、薬用植物やハーブに詳しい専門家など)に相談してください。

特に、何らかの持病がある場合や、他の薬を服用している場合は、ハーブとの相互作用の可能性もあるため、必ず医師に相談してください。

まとめ:安全なハーブティーで、心穏やかな授乳時間を

授乳中のハーブティーは、心身のリラックスに役立つ素敵な飲み物ですが、母乳を通して赤ちゃんに影響を与える可能性のあるハーブもあるため、注意が必要です。

ルイボスティーやたんぽぽコーヒーなど、一般的に安全と言われるハーブティーを選び、必ず含まれているハーブの種類を確認しましょう。そして、少しでも不安なハーブティーや、薬効が強いハーブが含まれている可能性のあるものは避け、迷ったら必ず専門家(医師や助産師、薬剤師など)に相談してください。

安心できるハーブティーを賢く選んで、ホッと一息つける時間を作り、心穏やかな授乳時間を過ごしてくださいね。心から応援しています!

 

 

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