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【授乳中・卒乳後】乾燥が気になるママへ|肌とバストを優しく守る保湿・スキンケアまとめ

出産を経て、育児が始まると、「なんだか肌がカサカサするな…」「バスト周りが乾燥して痒いな…」「ハリがなくなった気がするな…」と、妊娠前とは違う肌やバストの状態が気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

授乳中や卒乳後のママは、ホルモンバランスの変化や、バスト周りの特殊な環境により、肌やバストが非常に乾燥しやすい状態にあります。乾燥は、肌のバリア機能を低下させ、かゆみや肌荒れを引き起こしやすくします。

 

この記事では、なぜ授乳中・卒乳後の肌やバストが乾燥しやすいのかを確認し、そして肌とバストを優しく守るための、効果的な保湿・スキンケア方法を、あなたの気持ちに優しく寄り添いながら、分かりやすくお伝えします。

乾燥から肌を守り、心地よい肌とバストラインを保つためのヒントを見つけてくださいね。

お肌の状態が悪くてスキンケアを考える

なぜ授乳中・卒乳後の肌やバストは乾燥しやすいの?

授乳中や卒乳後のママの肌、特にバスト周りが乾燥しやすいのは、主に以下のような理由が考えられます。

  • ホルモンバランスの変化: 妊娠中に高かった女性ホルモン(エストロゲン)が、出産後急激に低下します。エストロゲンには肌の潤いやハリを保つ働きがあるため、その低下が肌の乾燥に繋がります。
  • 授乳による物理的な刺激: 授乳の際に赤ちゃんが肌に触れることや、授乳パッドによる摩擦、母乳の拭き取りなどが、バスト周りの肌に刺激を与え、乾燥の原因となることがあります。
  • 母乳の成分: 母乳そのものは赤ちゃんにとって素晴らしいものですが、皮膚に残ると、水分が蒸発する際に肌の潤いも一緒に奪ってしまうことがあります。
  • 体の水分不足: 母乳育児をしているママは、母乳を作るためにたくさんの水分を必要とします。十分な水分補給ができていないと、体全体の水分が不足し、肌の乾燥に繋がります。
  • 睡眠不足や疲労、ストレス: 育児による睡眠不足や疲労、ストレスは、肌のターンオーバー(生まれ変わり)のサイクルを乱し、肌のバリア機能を低下させるため、乾燥しやすくなります。

これらの要因が重なり、授乳中や卒乳後のママの肌、特にバスト周りは乾燥しやすく、敏感になりがちです。

 

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肌とバストを優しく守る!効果的な保湿・スキンケア方法

乾燥から肌とバストを守るためには、日々の優しいケアが大切です。以下のポイントを参考に、あなたに合ったスキンケアを取り入れてみましょう。

スキンケアのポイント 具体的な方法 なぜ効果があるの?
優しく洗う ・熱すぎるお湯(40℃以上)での入浴やシャワーは避け、ぬるめのお湯にする。
・洗浄力の強すぎるボディソープや石鹸は避け、低刺激性のものを選ぶ。
・タオルでゴシゴシこすらず、手や柔らかいスポンジで優しく洗う。
洗いすぎは肌のバリア機能を損ない、乾燥を悪化させます。肌の潤いを守りながら優しく汚れを落としましょう。
入浴後すぐに保湿 ・お風呂から上がったら、体が乾ききる前に、できるだけ早く保湿ケアを始めます。
・特に乾燥しやすいバスト周りは念入りに。
入浴後の肌は水分を含んでいますが、時間が経つと一気に乾燥します。水分が逃げる前に潤いを閉じ込めることが大切です。
保湿剤を選ぶ ・赤ちゃんにも使えるような、低刺激性で無香料・無着色の保湿剤(ローション、クリーム、オイルなど)を選ぶのがおすすめです。
・バスト専用のクリームやオイルを使うのも良いでしょう。
肌に潤いを与え、乾燥から守るバリアを作ります。産後ママの敏感な肌にも優しいものを選びましょう。
優しく塗る ・保湿剤を肌に伸ばす際は、摩擦を避け、優しく、丁寧に塗り広げます。
・特にバスト周りはデリケートですので、擦り込まないように、そっと馴染ませるイメージで。
肌への負担を減らし、保湿成分をしっかり浸透させます。
母乳の拭き取り・ケア ・授乳後や母乳が漏れた際は、肌に残らないように、清潔なガーゼやタオルで優しく拭き取るか、ぬるま湯で洗い流しましょう。
・拭き取った後は、バスト周りも保湿ケアを忘れずに。
母乳が肌に残ると乾燥の原因になることがあります。清潔に保ち、その後の保湿が重要です。
体の内側からのケア ・バランスの良い食事で、肌に必要な栄養素(ビタミンA、C、E、セラミドなど)をしっかり摂る。
・十分な水分補給を心がける。
体の内側から潤いを保つことも、健康な肌のために大切です。
質の良い睡眠と休息 ・肌のターンオーバーは睡眠中に行われます。可能な限り休息時間を確保し、質の良い睡眠を目指しましょう。 体の回復とともに、肌の回復もサポートされます。

こんな時は注意!医療機関に相談を

授乳中や卒乳後の肌やバストの乾燥は、適切なケアで改善することが多いですが、症状が重い場合や、気になる変化がある場合は、専門家の診断が必要です。以下の場合は、自己判断せず、迷わず医療機関(産婦人科、皮膚科など)に相談してください。

  • ひどいかゆみや赤みがあり、我慢できない。
  • 乾燥により、肌にひび割れや湿疹ができている。
  • 保湿ケアをしても、全く改善しない。
  • バストにしこりや痛み、皮膚の異常など、気になる変化がある。
  • 上記以外でも、「いつもの肌トラブルと違うな」「何かおかしいな」と不安を感じる。

これらの症状は、乾燥だけでなく、他の皮膚疾患やトラブルのサインかもしれません。迷うくらいなら、遠慮せず専門家に相談することが、適切な診断とケアに繋がります。

 

授乳が始まってしばらくすると、「なんだか乳首がヒリヒリする」「赤くただれて痛い」と感じるママも少なくありません。これは“乳首のかぶれ”と呼ばれる状態で、多くの授乳中のママが経験します。

【どうしてかぶれてしまうの?】

乳首の皮膚はとてもデリケート。授乳による摩擦や、赤ちゃんの唾液、母乳の乾き残り、さらには授乳パッドのムレなどが重なると、肌バリアが壊れてかぶれが起きやすくなります。とくに乾燥や傷がある状態で授乳を繰り返すと、症状が悪化してしまうことも。

【かぶれを防ぐ&和らげるケア方法】

以下のようなスキンケアを取り入れて、乳首をやさしく守りましょう。

  • 授乳後は清潔に保つ:母乳をふき取る際は、ぬるま湯を含ませたガーゼでやさしく拭き取りましょう。ゴシゴシ拭きはNG。

  • 保湿ケアを習慣に:低刺激の乳頭用保湿クリームや、天然成分のラノリンなどで、肌を乾燥から守って。

  • 授乳パッドはこまめに交換:ムレや菌の繁殖を防ぐため、湿ったらすぐ取り替えるのが理想的。

  • 痛みがひどい場合は搾乳も検討:しばらく直母を休み、搾乳して与えることで皮膚を休ませることができます。

【かぶれか、乳頭炎か?】

かぶれと似た症状で「乳頭炎」や「カンジダ感染」など、別の原因が隠れていることもあります。赤みやただれが強く、授乳に耐えられないほどの痛みがある場合は、早めに助産師さんや医師に相談しましょう。

まとめ:優しさと潤いをプラスして、心地よい肌とバストへ

授乳中や卒乳後のママの肌やバストは、ホルモンバランスの変化や物理的な刺激により、乾燥しやすくデリケートな状態です。乾燥は、かゆみや肌荒れといった不快な症状を引き起こす原因になります。

優しく洗うこと、そして入浴後すぐに低刺激性の保湿剤でしっかりと保湿ケアをすることが、乾燥から肌とバストを守るための大切なステップです。体の内側からのケア(食事、水分補給、休息)も忘れずに行いましょう。

そして、症状が重い場合や、気になる変化がある場合は、迷わず医療機関に相談してください。

日々の優しいケアで、肌に潤いをプラスして、心地よい肌とバストラインを目指してくださいね。頑張っているあなたの体が、優しさと潤いに満たされることを願っています。心から応援しています!

(参考:

 

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