産後ラボ ママのための応援団

産後に起こる経験談や悩みを解決にむけて記事を作っています。ママの応援になれれば。

35(産後)ラボ

記事内に広告を含む場合があります

【産後ママへ】体の回復と母乳のために!こまめな水分補給におすすめの飲み物5選

こんにちは!赤ちゃんとの新しい生活が始まり、毎日奮闘されているママさんへ。

出産という大仕事を終えた産後の体は、回復のため、そして赤ちゃんのお世話や母乳育児のために、たくさんの水分を必要としています。でも、自分のことは後回しになりがちで、「何をどれくらい飲んだら良いんだろう?」と迷うこともあるかもしれませんね。

 

産後の適切な水分補給は、体の回復を助け、母乳の生成をサポートし、そして便秘予防や疲労軽減にも繋がる、とても大切なセルフケアです。

 

この記事では、産後のママが安心して飲める、そして積極的に摂りたい、おすすめの飲み物5選を、その理由とともにご紹介します。忙しい育児の合間でも、こまめに美味しく水分補給をするヒントを見つけてくださいね。

なぜ産後は水分補給が特に大切なの?

産後の時期に水分補給が非常に重要な理由はいくつかあります。

  • 出産による体液の喪失: 出血や発汗などにより、出産時には多くの水分が失われます。失われた水分を補う必要があります。
  • 体の回復: 子宮が元の大きさに戻る過程や、傷の修復など、体の回復には水分が不可欠です。
  • 母乳の生成: 母乳の約88%は水分です。母乳育児をしているママは、赤ちゃんに水分を与えている分、いつも以上に水分補給をする必要があります。水分が足りないと母乳の量に影響することもあります。
  • 便秘予防: 産後は腸の動きが鈍くなりがちで便秘になりやすいですが、十分な水分は便を柔らかくし、スムーズな排便を助けます。
  • 疲労軽減: 脱水は疲労感やだるさを増強させます。しっかり水分を摂ることで、育児による疲労を和らげる助けになります。

意識して水分を摂る習慣をつけましょう。

産後ママにおすすめ!積極的に摂りたい飲み物5選

産後の体の回復や母乳育児をサポートするために、安心して積極的に飲めるおすすめの飲み物をご紹介します。

おすすめの飲み物 おすすめの理由 飲む際のポイント
1.水 ・最も基本的で、体に最も吸収されやすい水分です。
・カロリーゼロで、余計な成分が含まれていません。
・常温〜白湯は体を冷やさず、血行促進にも繋がりおすすめです。
・喉が渇く前に、こまめに少しずつ飲むのが効果的。
・授乳中の方は、授乳の前後にも意識的に飲むようにしましょう。
2.麦茶 ・カフェインが含まれていないため、妊娠中から産後、母乳育児中まで、安心してたっぷり飲めます。
・ミネラル(カリウムなど)が含まれており、汗で失われやすいミネラル補給にも役立ちます。
・香ばしく、リラックス効果も期待できます。
・温かくしても冷たくしても美味しいですが、産後は温かい方が体を冷やしにくいです。
3.ほうじ茶 ・緑茶に比べてカフェイン量が非常に少ないです。焙煎することでカフェインが飛ぶため、ほとんどノンカフェインと言えます。
・香ばしい香りでリラックスできます。
・気になる場合は、念のため「カフェインゼロ」と表示されているものを選ぶとより安心です。
・温かくして飲むのがおすすめです。
4.牛乳・豆乳 ・タンパク質やカルシウムなど、産後の回復や母乳生成に必要な栄養素を含んでいます。
・手軽に栄養と水分を同時に摂れます。
・冷えが気になる場合は、温めて飲みましょう。
・お腹が緩くなりやすい方や、乳製品・大豆製品のアレルギーがある場合は注意が必要です。
5.スープ・味噌汁 ・水分補給と同時に、塩分やミネラルも補給できます。
・体を温める効果が高く、特に産後の回復期におすすめです。
・野菜などを加えることで、手軽に栄養バランスをアップできます。
・インスタントのものでも良いですが、減塩のものを選ぶとより健康的です。
・具沢山にすると満足感も得られます。

これらの飲み物を中心に、一日に2〜2.5リットルを目安に水分を摂ることを意識しましょう。特に母乳育児をしている方は、これ以上の水分が必要になることもあります。

その他、産後におすすめの飲み物

上記以外にも、産後の水分補給やリラックスにおすすめの飲み物があります。

  • ノンカフェインのハーブティー: ルイボスティー、たんぽぽコーヒー(ノンカフェイン)、カモミールティー、ペパーミントティーなど。リラックス効果や、母乳に良いと言われるハーブティーもありますが、ハーブによっては妊娠中・授乳中に避けた方が良いものもありますので注意が必要です。(気になるハーブティーがある場合は専門家にご相談ください。)
  • 薄めた果汁100%ジュース: ビタミン補給になりますが、糖分が多いので、飲みすぎに注意し、水で薄めるのがおすすめです。

忙しい産後もこまめに水分補給をするコツ

赤ちゃんのお世話に追われていると、つい自分の水分補給を忘れがちです。意識的に水分補給をするためのコツをご紹介します。

  • 手が届くところに飲み物を常備: 寝床の横、授乳クッションのそば、リビングなど、普段過ごす場所に水筒やコップに入れた飲み物を置いておきましょう。
  • 授乳の「ながら飲み」: 授乳中に喉が渇きやすいので、授乳を始める前に飲み物を用意しておき、「ながら飲み」する習慣をつけましょう。
  • 飲むタイミングを決める: 「朝起きたら」「食事の前」「授乳の後」「トイレに行った後」など、飲むタイミングを決めておくと忘れにくいです。
  • 大きめの水筒やボトルを使う: 容量の大きいものに入れておけば、何度も入れに行く手間が省けます。

まとめ:頑張った体へ、美味しい水分補給のプレゼントを

産後のママの体は、回復と育児のためにたくさんの水分を必要としています。脱水にならないよう、そして心身ともに健やかに過ごすために、こまめな水分補給は欠かせません。

水や麦茶を中心に、ほうじ茶、牛乳、スープなど、安心して飲めるおすすめの飲み物を積極的に摂りましょう。ご紹介したコツも活用して、忙しい中でも意識的に水分補給をしてみてくださいね。

頑張ったあなたの体へ、美味しい飲み物で水分補給というプレゼントをあげましょう。心も体も潤って、もっと心地よく過ごせることを願っています。心から応援しています!

(参考:
厚生労働省 e-ヘルスネット 授乳・離乳の支援ガイド

厚生労働省 卒乳時期とむし歯の関係

 

 

www.35labo.com

 

www.35labo.com