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育児の「つらさ」のその先へ。根本的なサポートと社会とのつながり

育児の「つらさ」が、一過性のものではなく、長く続いていると感じるなら、それはもう「頑張り」で乗り越えられる範疇を超えているサインかもしれません。

睡眠不足や疲労だけではない、心や環境の根本的な問題が隠れていることもあります。あなた一人の力で抱え込まず、社会や専門機関のサポートを積極的に活用して、その「つらさ」の根っこから解放されませんか?

子供が泣くことにストレスを感じてしまうママ

「つらい」が続く時に考えること

一時的な疲れやストレスとは異なる、心や体の不調が長く続く場合は、以下の可能性も視野に入れることが大切です。

  • 産後うつ(マタニティブルーズとの違い):出産後のホルモン変化や育児のストレスが重なり、気分の落ち込みが2週間以上続く場合は、産後うつの可能性があります。これは、心の病気であり、あなたのせいではありません。

  • 慢性的な孤立感:周囲に頼れる人がいない、話せる相手がいない状態が続くと、精神的な負担が蓄積されます。

  • 完璧主義からの解放:「こうあるべき」という理想のママ像に縛られすぎると、現実とのギャップに苦しみやすくなります。

社会のサポートを「借りる」ということ

「人に頼るのは甘え」という気持ちは一度横に置いて、利用できるサポートは積極的に活用しましょう。それは、あなたの心の健康を守り、結果的に家族の笑顔に繋がります。

  • 専門機関に相談する:

    • 産婦人科・心療内科・精神科:気分の落ち込みが続く、眠れない、食欲がないなど、心身の不調を感じたら、まずはかかりつけの産婦人科医に相談するか、心療内科や精神科の受診を検討しましょう。

    • 地域の保健センター・子育て支援センター:保健師や育児相談員が、あなたの話を聞き、必要な情報やサービス(一時預かり、訪問支援など)を紹介してくれます。匿名での相談も可能です。

    • 児童相談所:育児ストレスが限界に近いと感じる場合は、専門的な相談窓口として活用できます。

  • 行政サービスを活用する:

    • 一時預かり・ショートステイ:リフレッシュしたい時や、体調不良の時に子どもを預けられるサービスです。事前に登録が必要な場合が多いので、早めに情報を集めておきましょう。

    • ファミリー・サポート・センター:地域で子育てを助け合いたい人同士を繋ぐ制度です。ちょっとした送り迎えや短時間の預かりなど、必要な時に利用できます。

  • オンライン・オフラインコミュニティ:SNSや地域のイベント、子育てサークルなどを通じて、同じ悩みを持つママたちと繋がることで、共感や情報交換ができ、孤立感を和らげることができます。

  • パートナーとの協力体制を見直す:具体的な育児や家事の分担、ママの休息時間の確保について、夫婦で話し合い、協力体制を再構築しましょう。お互いの状況を理解し合うことが、問題解決の第一歩です。

育児がつらい母親に関するQ&A

Q1:つらい気持ちが2週間以上続く場合、産後うつかもしれません。病院に行くべきですか?

A1:はい、ぜひ医療機関を受診してください。産後うつは早期発見・早期治療が大切です。まずはかかりつけの産婦人科医に相談するか、心療内科や精神科を受診しましょう。専門家のサポートを受けることは、あなたの心の健康を守るための大切な一歩です。

Q2:専門家に相談するのに抵抗があります。「こんなことで?」と思われないか心配です。

A2:決して「こんなこと」ではありません。育児のつらさは、誰にでも起こり得る、ごく自然なことです。専門家は、あなたの話を真摯に受け止め、適切なサポートを提案してくれます。勇気を出して一歩踏み出すことが、あなたの心の回復に繋がります。

Q3:地域の育児支援サービスは、どこで探せば良いですか?

A3:お住まいの市区町村のホームページや、子育て情報誌に掲載されていることが多いです。地域の保健センターや子育て支援センターに直接電話したり、訪問したりして相談するのも良いでしょう。それぞれの家庭に合ったサービスを見つけることができます。

Q4:夫に育児のつらさを訴えても、理解してもらえない気がします。どう伝えれば良いですか?

A4:漠然と「つらい」と伝えるだけでなく、具体的な行動を「お願い」という形で伝えてみましょう。「夜、〇時から〇時まで子どもを見てくれると助かる」「週に一度、〇曜日は私が一人で出かける時間をもらえないかな」など、具体的にすることで、夫も行動しやすくなります。夫婦で率直に話し合う時間を持つことが大切です。

Q5:育児支援サービスを使うのは「甘え」だと感じてしまいます。

A5:全く甘えではありません。育児支援サービスは、ママが健康で笑顔で育児を続けるために、社会が提供している大切なインフラです。あなたが元気でいることが、お子さんにとっても一番の幸せです。必要な時に必要なサービスを賢く利用することは、賢明な判断と言えるでしょう。

まとめ

育児の「つらさ」が続く時、それはあなたの心からのSOSです。一人で抱え込まず、社会や専門機関のサポートを積極的に頼ることは、決して弱さではありません。むしろ、自分と家族を守るための、大きな「勇気」です。一歩踏み出して、あなたらしい「つらさ」の乗り越え方を見つけてくださいね。必ず光は見えてきます。

 

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タグ: #育児ストレス #産後うつ #子育て支援 #メンタルヘルス #SOS