【子供の靴の臭いが取れない】そのニオイ、諦めないで！時間がなくてもできる根本解決策

「洗濯しても、洗剤の香りとあのニオイが混ざって、余計にひどくなった気がする…」

「もうどうしたらいいか分からないから、諦めて新しい靴を買おうかな…」

毎日、家事や育児に追われているママにとって、子供の靴のニオイ問題は本当にやっかいなものです。「どうしてこんなにニオイが取れないんだろう…」と、つい一人で抱え込んでしまいがちですよね。下駄箱自体や玄関自体が匂って来客があるとどうしようと思ってしまうことも。

でも、安心してください。子供の靴のニオイが取れないのには、ちゃんとした理由と、忙しいママでも無理なく続けられる「根本的な解決策」があります。この記事では、なぜニオイが取れないのか、そのメカニズムから、時間がなくてもできる効果的な対策までを、誰にでも分かるように解説します。この知識が、あなたの「靴のニオイ問題」を解決し、毎日を気持ちよく過ごすためのヒントになることを願っています。

くさくて鼻をつまむママ

「ニオイが取れない」のは、洗剤の問題ではなかった！

「この洗剤じゃダメなのかな…」

そう思っていませんか？実は、ニオイが取れない原因は、洗剤の問題ではなく、「ニオイの元」が靴に残っているからです。

靴のニオイの主な原因は、靴の中で増殖した「菌」が作り出す「イソ吉草酸」というニオイ物質です。このニオイ物質は、通常の洗濯ではなかなか落ちにくく、靴の繊維に染み付いてしまいます。

さらに、しっかりと乾燥させないと、靴の中に残った湿気で菌が再び繁殖し、ニオイが復活してしまうのです。

除菌スプレーだけでは足りない！靴の臭いが消えない本当の理由

子供の靴の臭い対策といえば、「ファブリーズ」などの除菌・消臭スプレーを思い浮かべるママも多いですよね。確かに一時的にはスッキリしますが、実はスプレーだけでは根本的なニオイの原因を取り除くことはできません。

その理由は、臭いのもとが靴の中の“湿気＋雑菌”にあるから。スプレーで表面を除菌しても、靴の奥深くやインソールに染みついた皮脂汚れ・汗・菌までは届かないことが多いのです。

特に子供の足は大人より汗をかきやすく、通気性の悪い靴や靴下を履いていると、菌が繁殖する「温床」になってしまいます。いくらスプレーを吹きかけても、菌が残ったままだと、乾くと再びニオイが復活してしまうのです。

ですから、子供の靴の臭いを本気で防ぐには、「除菌」＋「乾燥」＋「洗浄」の3ステップが欠かせません。

✔ 靴を洗った後はしっかり乾燥させる
✔ 週に1度はインソールを取り外して洗う
✔ 乾燥剤や重曹を使って湿気を防ぐ

こうした習慣を続けることで、臭いの原因菌を根本から減らすことができます。スプレーは「仕上げ」や「外出先での応急処置」として使うのがおすすめです。

除菌スプレーに頼るだけでなく、毎日のちょっとしたお手入れを加えることで、子供の足元から清潔と快適を守ってあげましょう。

忙しいママのための「根本解決策」

毎日靴を洗う時間がない…そんなママでも無理なく続けられる、根本的な解決策をご紹介します。

1. 帰宅後すぐに「乾燥」させる

これが一番重要で、一番簡単な対策です。ニオイの原因菌は、湿気を好みます。靴を脱いだら、すぐに風通しの良い場所に置きましょう。

新聞紙を詰める：新聞紙は湿気を吸い取るだけでなく、消臭効果も期待できます。
靴用の乾燥剤を使う：市販の靴用乾燥剤や、重曹を入れた袋を靴の中に入れておくのも効果的です。

2. 定期的な「つけ置き」でニオイの元を分解

毎日洗う必要はありません。週末など、時間がある時に、月に1回程度、つけ置き洗いをしてみましょう。

酸素系漂白剤：洗面器にぬるま湯と酸素系漂白剤を入れ、靴を30分ほど浸け置きします。ニオイの元となる菌を分解・除菌する効果が期待できます。

スーパーやドラッグストアなどではオキシクリーンやオキシファイン、オキシウォッシュなど酵素系の漂白剤は多くの種類が販売されるようになってきました。我が家でもドンキホーテで販売されているオキシシャイニー1.8kgを常備しており、靴のにおいだけではなく、台所周りや皮脂などで黄ばんだ洋服の首回りや食器やタイルの漂白など多くの用途で使用しています。

3. 靴を「ローテーション」させる

毎日同じ靴を履いていると、乾燥が追いつかず、ニオイが定着してしまいます。できれば2足以上用意し、交互に履くことで、靴をしっかりと休ませてあげましょう。

対策	効果	時短ポイント
乾燥	ニオイの原因菌の繁殖を抑える	帰宅後すぐにやるだけ！
つけ置き	ニオイの元を分解する	週末にまとめてやるだけ！
ローテーション	ニオイの定着を防ぐ	靴を2足用意するだけ！