「寒くなってから、夜泣きがひどくなった気がする」 「夏より明らかに夜中に起きる回数が増えた」 そんなふうに感じて、赤ちゃん 冬 夜泣き 増えたと検索していませんか?
夜泣きは成長の一部とわかっていても、 睡眠不足が続くと心も体も限界になりますよね。 「何か間違っているのでは?」と 自分を責めてしまうママ・パパも少なくありません。
実は、冬に赤ちゃんの夜泣きが増える背景には、 寒さ・乾燥・自律神経の乱れといった 医学的に説明できる理由があります。 決して、育て方や赤ちゃんの性格だけの問題ではありません。
この記事では、冬に夜泣きが増えやすい理由を 赤ちゃんの身体の仕組みから解説し、 安眠に近づくための「最短ルート」を わかりやすくお伝えします。

はじめに:冬の夜泣きは「ママのせい」ではなく「環境のせい」
「やっと寝てくれるようになったと思ったのに、冬になってからまた夜中に何度も起きる……」。そんな絶望感に襲われているママ、あなたは一人ではありません。実は、冬は一年の中で最も赤ちゃんの睡眠が乱れやすい季節です。それはママの授乳の仕方が悪いわけでも、赤ちゃんの性格のせいでもなく、冬特有の「物理的な環境」が赤ちゃんの脳と体を刺激しているからです。医学的な背景を知ることで、今夜からの対策が見えてきます。
1. 医学的根拠:冬の夜泣きを引き起こす「3つの生理的要因」
小児科医や睡眠コンサルタントも指摘する、冬の夜泣きの主な原因を医学的視点で解説します。
- 皮膚の乾燥による「むず痒さ」: 赤ちゃんの皮膚は成人の約半分の薄さしかありません。冬の乾燥でバリア機能が低下すると、目に見えないレベルの湿疹や痒みが生じます。睡眠が浅くなったタイミングでその「不快感」が脳を覚醒させ、泣きに繋がります。
- 深部体温の調整機能の未熟さ: 人間は深部体温(体の内部の温度)が下がる時に深い眠りに入ります。冬、厚着をさせすぎたり、室温が高すぎたりすると、この体温低下がスムーズに行われず、脳が「暑苦しい」と感じて起きてしまいます。
- メラトニン分泌の遅れ: 冬は日照時間が短いため、睡眠ホルモンである「メラトニン」の分泌タイミングがズレやすくなります。日中の日光浴不足が、夜間の睡眠の質を直接的に低下させます。
※参考資料:厚生労働省:未就学児の睡眠指針
2. 知恵袋的ハック:冬の「快眠」をクリエイトする工夫
【『保湿』は寝る直前にもう一度】
お風呂上がりの保湿だけでは、深夜には乾燥してしまいます。パジャマを着せる前、または寝る直前に、特に乾燥しやすい足首や手首にワセリンなどで「追い保湿」を。これが痒みによる中途覚醒を防ぐ最強の防御になります。
【『足先』ではなく『お腹』を温める】
赤ちゃんの手足が冷たいと心配になりますが、手足は熱を逃がす放熱板です。靴下を履かせると熱がこもり、かえって夜泣きを誘発します。スリーパーでお腹と背中だけを温め、手足は自由にさせておくのが理想です。
3. リアル体験談:冬の夜泣きとの戦い
「加湿器の蒸気が直接当たって、逆に冷えて起きていたことに気づきました。加湿器を部屋の反対側に置き、湿度50%をキープするようにしたら、夜通し寝るようになりました。」(30代・生後8ヶ月ママ)
「寒いだろうと布団の中に湯たんぽを。夜中に赤ちゃんが汗だくで泣き叫び、低温火傷寸前でした。赤ちゃんの体温調節能力を甘く見ていました。」(20代・生後5ヶ月ママ)
「可愛いフリースパジャマを着せていましたが、汗を吸わずに不快だったみたい。綿のキルト生地に変えたら、ぐっすり。」(30代・生後10ヶ月ママ)
「乾燥がひどく、朝起きたら赤ちゃんの鼻が詰まってピーピー鳴っていました。鼻詰まりで苦しくて何度も起きていたようです。」(30代・生後4ヶ月ママ)
「寒くて外出できない日も、ベランダで10分日光浴。これでリズムが整ったのか、夜の寝つきが劇的に良くなりました。」(30代・1歳児ママ)
4. 解決!冬の夜泣きQ&A
- Q1. 布団を蹴飛ばしてしまいます。風邪を引かないか心配。
- A1. スリーパーを活用しましょう。布団は「かけない」前提で、腹巻付きのパジャマやスリーパーで体幹を温めれば、手足は布団から出ていても大丈夫です。
- Q2. 夜中に起きた時、おむつ替えはすべき?
- A2. 冬の夜中のおむつ替えは、お尻が冷えて赤ちゃんを完全に覚醒させます。漏れていない限り、夜中のおむつ替えは控え、寝る前に吸収力の高い夜用おむつを使いましょう。
- Q3. 寝室の適温は?
- A3. 冬は18〜20℃前後が理想とされています。大人が「少し肌寒いかな」と感じる程度が、赤ちゃんには心地よいのです。
- Q4. 夜泣きが激しい時、白湯を飲ませてもいい?
- A4. 喉が乾燥している場合は有効です。ただし、キンキンに冷えたものではなく、人肌程度の温度にして内臓を冷やさないようにしましょう。
- Q5. 授乳でしか寝てくれませんが、冬の夜泣きも授乳で対応していい?
- A5. 寒さでエネルギーを消費している場合、空腹で起きていることもあります。無理に断乳せず、ママの負担にならない方法を選んでください。
まとめ:今夜は「引き算」の対策をしてみませんか
ママさん。夜中に何度も起こされると、自分の心まで削られるような気持ちになりますよね。具体的な提案です。「今夜、思い切ってパジャマを1枚薄くして、スリーパーを着せてみる」。そして、「加湿器の設定を少し強めて、ママも自分の鼻の穴の入り口にワセリンを塗って乾燥を防ぐ」。冬の夜泣きは、赤ちゃんが「快適な場所」を探しているサインです。完璧を目指さず、まずは室温を1度下げる、といった小さな調整から始めてみてください。きっと、朝までぐっすり眠れる日がもうすぐやってきますよ。