産後ラボ ママのための応援団

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皆さんご夫婦は大丈夫?子どもが生まれて浮上する“血液型問題”

小児科のドクター

長男を出産して、親子三人で小児科に一か月健診を受けに行った時のことです。

 

そこの病院では、ヘパプラスチンテストの採血の際に一緒に血液型も検査してくれるので、息子は何型なのだろうと楽しみにしていました。

 

私はA型、夫もA型。ということは、息子はA型かO型のはず。

 

ところが、医師から出た答えは、

 

「お子さん、AB型ですね。」

 

とおっしゃるんです!

びっくりするママ

 

「え?二人ともA型なんですけど!」

 

と医師に詰め寄ったら、

 

「ここで夫婦喧嘩はやめてくださいね~。」

 

と冷静に言われてしまいました。

夫の顔を見ると、表情が凍り付いていました。

 

 

え?もしかして私、疑われてます?いやいや、私は清廉潔白ですから!

 

そもそも、私は献血もしたことがあるし、妊婦健診の時も検査して母子手帳にちゃんと「A型」と記されているのです。

 

間違いはない。怪しいのは夫…。

凍りついた夫

 

「・・・アナタ本当にA型なの?」

 

と問いただすと、小学校の時に検査したはずで、その結果名札の裏にA型と書かれたし、なにより自分の両親はA型同士だと言うのです。

 

…怪しい。

 

注射の嫌いな夫は、献血の経験もありません。

 

「このままでは嫌なので検査してきて!」

 

と言っても、嫌がるばかり。

 

やっぱり、怪しい。

怪しむママ

 

 

そのまま一年以上うやむやになっていましたが、ついに真相にたどり着く時が来たのです。

息子が一歳になり、おたふくのワクチンを受けることになったのですが、私もおたふくは罹ったことがなかったので、一緒に受けることにしたのです。

 

夫は、自分が罹ったかどうかも分かっていなかったので、母親に聞かせたのですが、憶えていないと言われたそうで、抗体を調べてもらうことにしました。

お医者さんの写真

 

その時、ついでに血液型も調べてもらうように言ったのです。

 

すると!まさかのAB型だったではありませんか!

 

ほら、やっぱり。これでつじつまが合ったのです。まったく、テレビの血液型占いでA型を見て一喜一憂していたのは何だったのでしょうね…。

あれ?

ということは…夫の両親がA型というのは?そこにも謎が!

 

もう、なんということでしょう。

それからしばらくして両親と会った時に、私は聞いてみたのです。

 

「あの…お義父さんとお義母さんの血液型は?」

 

すると、堰を切ったように義母が話し出したのです。

 

「それがね~、64年間A型だと思っていたお父さんが、実はAB型だったのよ!」

 

と。。

 

もう、ビックリです。

 

 

そして、これまた大人になるまでA型だと洗脳されてきた夫の妹が、自分の妊婦健診で初めてAB型だと知り、自分は本当の娘ではないのだと、父親がAB型だと判明するまで何年間も、一人で思い悩んでいたらしいのです。

 

義母は、娘にかわいそうな思いをさせてしまったと嘆いていました。

 

「それは大変でしたね。でも、お義母さん、私も一年ほど、疑われっぱなしだったんですけど…。」

 

そう言いたい気持ちをぐっと我慢したのでした。

自分がAB型だとわかった夫は、大変気まずそうな様子でした。

今となっては、笑い話です。

 

笑う夫婦