産後に喉の違和感、よくわからない息苦しさに悩まされていませんか?
実は、子供を出産した後にこのような喉の違和感や息苦しさに悩まされていらっしゃるママさんは決して少なくないんです。
また、そんなママさん達も明らかにおかしいと判断して病院に行くものの、病院では検査の結果「異常なし」で帰されてしまったり、ストレスで片付けられてしまったり、具体的な解決の糸口が見つからずに頭を抱えている方がたくさんいらっしゃいます。
そこでこのページでは、産後に喉の違和感や謎の息苦しさが発生したときに考えられる原因と、その時に行いたい対処法、どうしてもだめな時はどこのお医者さんに診てもらえば良いのか。といった点についてまとめていきたいと思います。
産後の喉の違和感は甲状腺が原因かも
まず甲状腺と言うのは、簡単に言うと喉仏の下のあたりに位置しており、体中をめぐる血液にホルモンを分泌して体全体の代謝を正常に行えるようにコントロールする役割を持っています。
産後の喉の違和感や息苦しさは、この甲状腺に何らかの異常があることが考えられます。
もっと言うと、動悸がしたり、髪の毛が極端に抜けてしまったり、体重の増減の幅が激しかったり、気持ちの沈み方が激しいような場合は、まさに甲状腺の異常の可能性が高いです。
特に髪の毛が抜けてしまったりするような症状は、産後にはよくある話ですので、軽く流してしまう方も多いのですが、それと喉の違和感がマッチしたら、甲状腺の異常を疑いましょう。
甲状腺のトラブルはストレスが原因
既に喉の違和感や息苦しさに耐えられず、病院に足を運んだ方もいらっしゃるかもしれませんが、多くの場合病院では異常なしで片付けられたり、ストレスですね。と言われて終わったりします。
このストレスと言うのは、あながち間違っておらず、産後の睡眠不足や慣れない新しい環境によるストレスなど、自分が想像している以上に産後は多くのストレスを抱えてしまう事は珍しくありません。
そのストレスが積もりに積もって、あなたの甲状腺に異常を発生させてしまっていたのです。
喉の違和感はどう対処すべき?
もしもこれまでお伝えしたようなことが原因であるならば、ちょっとしたことで改善することができるかもしれません。
ポイントは、だん中と言うツボを刺激することです。
このツボは、胸の間の骨の部分に位置しているのですが、そこにあるツボを握りこぶしを作って適度に刺激していきます。
痛みを感じるところがあるかと思いますが、それ自体は悪いことではなく、そこがまさにだん中です。
このように、握りこぶしでだん中をうまく刺激することで肋骨の骨がだんだんと開いていき、呼吸がしやすくなって次第に喉の違和感が消えていくことがあります。
根本的な原因がストレスになりますので、ストレスと向き合うことももちろん大切なのですが、その場でできる対処法としてとてもオススメですので、まずはこれを試してみると良いかもしれません。
漢方薬で緩和された例もある
ある女性は、この喉の違和感のせいで不眠が続いてしまったそうです。
病院に行ってもダメで、漢方薬局に相談したところ、「感応丸」、「酸棗仁湯」、これらの漢方薬が処方されたそうです。
そしてこの漢方薬を飲み続けて1ヶ月程度でだんだんと症状が緩和されていき、睡眠時間も次第に増えていったそうです。
彼女は、自身の感覚として睡眠時間が増えていくとともに症状が軽くなったような気がする。と話していました。
最初は、漢方薬がきっかけで睡眠時間が増えたのはそうなのですが、次第に漢方なしでも睡眠を十分に取れるようになってきて、そこから症状が軽くなってきたと言う感じです。
このように、漢方薬局に相談して改善された例もありますので、ツボを刺激して駄目だったと言う場合は、漢方薬局に足を運び漢方薬を処方してもらうのも1つの手段です。
どうしてもダメ、そんな時はどこにいくべき?
ツボを刺激しても漢方薬を飲んでもなかなか治らない。
そういった場合は、他に何か原因があることも考えられますし、セルフケアではどうにもならない部分がある可能性もありますので、産後の身体的トラブルに詳しい婦人科の担当のドクターに相談するか、甲状腺事情に詳しい耳鼻咽喉科に相談するのがベストです。
すぐにできる対策として、まずはセルフケアと何か試してみるのもありですが、あまり長引かせてしまっても余計にストレスになりますし、子育てにも悪い影響が出てしまいますよね。
なので、できるだけ早い段階で専門家のドクターに診てもらうのが良いかもしれません。