産後に濡れなくなってしまった…。
産後の1ヶ月検診を終えて、お医者さんからも旦那との仲良しを再開しても良いと言ってもらえたのは良いものの、体が濡れずに以前のようなスムーズな営みを行うことができなくなってしまった。と言う悩みを抱える女性は少なくありません。
これは一体なぜなのでしょうか?
また、解決することは可能なのでしょうか?
そして、状況を良くしていくためには具体的にどんなことを心がけたら良いのか?
当然、気になることがたくさんあると思います。
そこでこのページでは、あなたのそういった疑問や悩みを一緒に解決していきたいと思います。
産後に濡れなくなった3つの原因
産後に濡れなくなる原因を調べてみると、大きく分けて3つの原因があることがわかりました。
産後に優先順いのトップが赤ちゃんになったこと
おそらくほとんどの方が子供を出産する前まで、とにかく旦那との関係を良い状態に保つ事を重点に考え行動していたかと思います。
しかし、妊娠期間を経て出産したとともに、どうしてもお母さんの中での優先順位のトップが赤ちゃんになる事から、旦那への愛情が覚めると言う意味ではなく、赤ちゃんへの思いが強くなりすぎてしまうことがあります。
その結果、夜の夫婦生活に体がついていけなくなってしまう場合があるようです。
ホルモンバランスの変化
産後の女性の体は母乳の分泌をコントロールするプロラクチンというホルモンが豊富に分泌される反面、妊娠期間中にたくさん分泌された女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンの分泌量が一気に低下します。
こういった大きなホルモンバランスの変化が発生するのですが、女性の体はエストロゲンとプロゲステロンの分泌量が低下してしまうと、物理的に体が濡れにくく変化してしまうのです。
女性は、子供が生まれると1人の女から母親に変わる(メンタル的な意味で)と言いますが、これにはこういったホルモンのバランスの変化が関係しているとも言えます。
体が疲れきってしまっている
産後の育児生活と言えば、家事があり慣れない育児に忙しく、その上睡眠不足が続くため慢性的な肉体疲労が発生しやすい時期です。
こういった状況は仕方がないと言えば仕方がないのですが、実際に体が極度に疲れすぎてしまうと夜の営みどころではなく、むしろ拒否反応を示してしまう場合があるのです。
その拒否反応として「体が濡れない。」と言う事態につながってしまうんですね。
「それでも夜の夫婦生活は大事にしたい!」どんな対策をすれば良い?
心と体がついていかなくても、夜の夫婦生活は大事にしていきたい。という場合は、いくつかの対処法がありますので、ぜひそれを実践してみてください。
パートナーに協力してもらう
実は産後に体が濡れなくなった。と言う悩みを抱えている方は意外と多く、ネット上でも体験談やそれについての解決方法等があがっています。
体験談などを見て多かったのが、旦那から誘ってもらう。と言う解決策でした。
当然、旦那から誘われたからといって気分が乗らない場合でも無理にすることはありませんが、あえて事情を話した上で旦那に協力してもらう形でムードを作ってもらったりする事で問題解決に至ったと言う場合も少なくないようです。
これを見る限り、精神的な部分が深く関係しているケースが多いようにも感じます。
雰囲気を変える
これは産後に限った話ではないかもしれませんが、マンネリ化が原因でどうしても体が反応しないと言うパターンはよくあります。
そういった場合、無理矢理気持ちを高めようとしても当然体は反応してくれません。
そこで効果的なのが普段と雰囲気を変えてみることです。
ちょっとしたことでも構いません、例えば普段とは違う下着を着用してみるだとか、部屋にアロマを焚いてみるとか、照明の色をちょっと変えてみるとかそういったことでもいいんです。
もちろん、前戯を変えてみたりするのも効果的です。
とにかく、今までとは違う何かを試してみるとマンネリしてしまった気持ちを変えることができ、それに伴って体が反応してくるかもしれません。
何をしてもダメなら病院に行くのも1つの手段
旦那との夜の夫婦生活でなかなか寝れないから病院に行く。というのもなかなか抵抗があるかもしれませんが、産後に体が濡れなくなったと言うのは、一時的な更年期障害の症状である可能性もあるんです。
ですので、いろんなことを試してどれもだめだった。と言う場合は、婦人科で診てもらうのも立派な1つの手段です。
婦人科に相談することによって、ホルモンバランスを整えて膣本来の働きをさせるためのコツを教えてくれたりします。
また、出産によって緩んでしまった膣を元の締まりに戻すためのポイントを教えてくれたりもするので、すごく為になるかと思います。
こういった情報を旦那とシェアすることも大切
産後に体が濡れなくなってしまった。というのは、いくつかの原因がありますが、それに対する改善方法や対処方法などについては、ご自身だけでなくパートナーの協力が重要となるものもありましたね。
だからこそ、今のご自身の体の状態をわかりやすく説明した上で協力を求めることも重要ではないかと思います。
なお、もしも伝えにくいと言う場合は、こういったウェブサイトのページを旦那さんに見せてあげるのも良いかと思います。
最後に1つだけ言うならば、性行為の際に体が濡れなくなった。と言うのは、あくまで一時的なものになりますので、きちんと向き合っていくことで必ず状況は良くなっていきます。