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【育児での食品表示をわかりやすく】「安心」と「便利」を両立!忙しいママのための食品表示活用術

「朝から晩まで、あっという間に時間が過ぎていく…」

「買い物もゆっくりする暇がないけど、子どもの食事だけは手抜きしたくない」

毎日、育児に追われているママは、自分の時間を持つことすら難しいですよね。そんな忙しい毎日だからこそ、毎日の食事が「安心」できるものだと、心が少し軽くなります。食品表示は、その「安心」と「便利」を両立させるための、心強い味方です。その気持ち、痛いほどよく分かります。

この記事では、食品表示を「忙しい毎日をサポートしてくれるツール」として捉え、具体的な活用術を提案します。全てを完璧にしようとせず、無理のない範囲で、あなたの生活に「安心」を取り入れるためのヒントを、一緒に探していきましょう。

食べ物の栄養を考える

「食品表示」は、あなたの時間を生み出すツール

食品表示は、食べ物の安全性を確認するために存在しているものの、実際にその部分を注意深く見ていくことは難しくて面倒なもの、と思われがちです。しかし、実は食品表示を「分かりやすく」理解することで、あなたの時間を生み出すことができます。

1. 買い物の時間を短縮する

食品表示の重要なポイントをあらかじめ知っておけば、スーパーで迷う時間が減り、買い物の時間を短縮することができます。

2. 献立の時間を短縮する

冷蔵庫にある食品の食品表示を見て、賞味期限が近いものや、消費期限が近いものから使うことを意識すれば、食材を無駄にすることなく、効率的に献立を立てることができます。冷蔵庫に入っている食材の賞味期限をわかりやすく簡易的に目に見えるように張っておくことも食材を無駄にしないコツです。

忙しいママがチェックすべき3つのポイント

忙しい毎日の中で、全ての食品表示を細かく見るのは難しいでしょう。まずは、この3つのポイントをサッと確認する習慣をつけてみましょう。

1. 「原材料名」と「添加物」をチェック

原材料名は、多く含まれているものから順に記載されています。「お米」や「野菜」など、シンプルな原材料でできている食品は、添加物が少ない傾向にあります。

添加物は「/(スラッシュ)」の後に記載されています。「着色料」や「保存料」などの見慣れないカタカナの添加物が少ないものを選びましょう。

2. 「アレルギー」の表示をチェック

特に、お子さんにアレルギーがある場合は、必ず確認しましょう。アレルギーを引き起こしやすいとされる28品目について、表示が義務付けられています。
アレルギー特定原材料として食品には表示義務があります。


アレルギー特定原材料等28品目

えび・かに・くるみ・小麦・そば・卵・乳・落花生(ピーナッツ)・アーモンド・あわび・いか・いくら・オレンジ・カシューナッツ・キウイフルーツ・牛肉・ごま・さけ・さば・大豆・鶏肉・バナナ・豚肉・マカダミアナッツ・もも・やまいも・りんご・ゼラチン

3. 「賞味期限・消費期限」をチェック

消費期限は「安全に食べられる期限」です。お弁当や生菓子など、期限が短い食品に表示されます。

賞味期限は「美味しく食べられる期限」です。乾物や缶詰など、比較的長持ちする食品に表示されます。

期限の種類 意味
消費期限 期限を過ぎると安全に食べられなくなる可能性があるため、食べない方が良い。
賞味期限 期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではないが、風味や品質が落ちる可能性がある。

「便利」と「安心」を両立するサービス

「便利」なサービスを上手に活用すれば、あなたの「安心」を叶えることができます。

1. 宅配サービスは「安心」を届けてくれる

多くの宅配サービスは、独自の厳しい基準を設けており、商品の情報を詳しく提供しています。自宅にいながらにして、安心な食品を選べるのは大きなメリットです。

2. ミールキットは「時短」と「栄養」を両立

ミールキットは、必要な食材がカットされた状態で届くので、調理時間を大幅に短縮できます。また、管理栄養士が監修しているものも多く、栄養バランスの取れた食事が手軽に作れます。

Q&A:食品表示の疑問を解決!

Q1:食品表示の文字が小さくて読めません。どうすればいいですか?

A1:スマートフォンのカメラ機能にある拡大鏡や、専用の拡大鏡アプリを活用するのがおすすめです。また、最近では食品表示を読み上げてくれるアプリもあります。無理に目を凝らさず、便利なツールを上手に活用しましょう。

Q2:「無添加」と書いてあれば安心ですか?

A2:「無添加」という表示は、特定の添加物を使用していないという意味で、全ての添加物が入っていないとは限りません。例えば「保存料無添加」と書いてあっても、他の添加物が入っていることもあります。必ず原材料名の欄全体をチェックしましょう。

Q3:離乳食を選ぶ際の注意点はありますか?

A3:市販の離乳食を選ぶ際は、アレルギー物質の表示はもちろん、原材料名や添加物の欄を必ず確認しましょう。また、赤ちゃんの月齢に合った固さや味付けのものを選ぶことが大切です。特に、初めての食材を試す際は、少量から始めて、アレルギー反応がないか様子を見てあげましょう。

Q4:夫が「気にしすぎだよ」と言います。どう説明すればいいですか?

A4:旦那さんも、あなたの健康を心配しているからこその言葉かもしれません。まずは、「子どもの初めてのご飯だから、安全なものを食べさせてあげたいんだ」と、正直な気持ちを伝えてみましょう。「表示が分かりにくくて、何を信じたらいいか分からなくなる時があるんだ」と、具体的な不安を共有することも大切です。パートナーにあなたの気持ちを理解してもらうことで、一人で抱え込まずに済みます。

Q5:食品表示の知識、どうやって深めればいいですか?

A5:まずは、この記事を参考に、少しずつで構いません。スーパーの買い物に、お子さんと一緒に挑戦してみるのも良いでしょう。また、食品表示のセミナーやワークショップに参加してみるのも良い学びになります。地域のコミュニティを探してみるのもおすすめです。

まとめ:あなたの「無理しない」が、最高の愛。

子育て中のママは、毎日たくさんの「頑張り」をしていますよね。

「全部手作りしなきゃ…」

「完璧な栄養バランスを考えなきゃ…」

そう思って、自分を追い詰めていませんか?

完璧な食事なんて、ありません。

宅配サービスやミールキットを上手に活用するのも、立派な愛情です。

保存料や着色料などの添加物やアレルギー特定原材料などはある程度確認したほうがいいのですが、完全に避けようとすることはとても難しく、近年の食品の価格上昇も相まって食費とのバランスをとることも考えなくてはなりません。

あなたの「無理しない」という選択は、あなたの心と体を守り、ひいてはお子さんの笑顔を守ることにつながります。