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産後の妊娠線はどこまで消える?ケアする際に試したい消し方のコツ

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妊娠線は完全に消すことができない。と言う事は多くの方がご存知かと思います。

私も調べてみたところ、現在の技術では高額なお金を支払っても完全に妊娠線を消して元の状態に戻すことはできないと言われています。

しかし、産後に適切な対策をとることによって、かなり目立たないレベルまで妊娠線を消す事は可能だと言われています。

なお、産後の妊娠線ケアでどれくらいまで妊娠線が目立たなくなったのかは、もともと妊娠線だと思う程度だったのか?どんなケアをしたのか?「目立たなくなった」の価値観など人によって変わってくるため一概には言えませんが、今の状態から限りなく目立たない状態にするために、何かできることをしていきたい!と言う方に向けて、ここでは妊娠線を限りなく目立たなくするためのポイントをご紹介していきたいと思います。

妊娠線が改善される仕組みを簡単におさらい

まず最初に、妊娠線が発生してしまう仕組みについて軽く触れてから、改善までの仕組みを簡単に見ていきたいと思います。

では妊娠線ができてしまう原因ですが、簡単に言うと妊娠後期に急激に大きくなったお腹に対して、お肌の弾力が追いつかなくなってしまい、皮膚の弾力に関する部分が切れてしまったことが関係しています。

これには、お肌の乾燥が鍵を握っており、しっかりと保湿をして皮膚の弾力を維持してあげることができると、そのリスクを下げることができると言われています。

だからこそ、お肌の弾力維持に特化した妊娠線クリームがお勧めだと言われているんです。

妊娠線が改善されていく仕組み

妊娠線が改善されていく仕組みについてですが、ポイントはターンオーバーです。

妊娠線は、皮膚の表面ではなく皮膚の中の部分で発生していることです。

ですが、爪が伸びたり髪の毛が生えてくるように、お肌もだんだんと生まれ変わっていきます。

このサイクルを正しく働かせてあげることで傷ついてしまったお肌をだんだんと再生させてあげることができ、その働きによって妊娠線が限りなく目立たないレベルまで改善すると言われています。

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なお、皮膚の弾力部分に亀裂が入って妊娠線になってしまったお肌は、非常にターンオーバーが遅く5年から6年程度かかると思言われています。

ターンオーバーが正しく働かないと、それ以上かかってしまう恐れもあります。

一般的に妊娠線に良いと言われている妊娠線クリームは、お肌のターンオーバーを正しく働かせるために働きかけてくれる成分も含まれています。

なので、妊娠線クリームは妊婦さんだけが使うのではなく、産後の妊娠線ケアにもオススメなんです。

お肌のターンオーバーのためにできること

妊娠線の改善のために残された道は、先ほどお伝えしたお肌のターンオーバーをしっかりと働かせられるかどうかです。

もちろん妊娠線クリームを活用するのもありですが、個人的にはアイテムに頼りきりになってしまうのではなく、まずは食生活や普段の生活習慣などを見直していくことが大切だと考えています。

そのためにできることがいくつかありますが、大まかに言うと

  • 食事の改善
  • 睡眠
  • 適度な運動

これらです。

食事の改善

お肌のターンオーバーと食事の要素が非常に深い関わりがあります。なのでこの部分を見直す事はとても大切なことです。なおポイントとしては、

  • 朝ごはんをきちんと食べること
  • 1日3食規則正しいタイミングで食べること
  • 血流が良くなる納豆やほうれん草、レバーなどを積極的に食べる
  • プラセンタを摂取(食事からではなかなか取れないのでサプリメントがお勧めです)

といったようなポイントです。

食事は毎日できるだけ同じタイミングで食べるのが良いと言われていますが、それは妊娠線にも関係していたんですね。ご自身の取り入れられそうなものから取り入れてぜひ習慣化してみて下さい。

睡眠

睡眠はお肌に非常に大きな影響を与えます。なぜならば、私たちが寝ている間は成長ホルモンが分泌され続けます。特に始めてから3時間がピークだと言われており、夜10時から深夜2時の間はかなり成長ホルモンの分泌が盛んになります。

成長ホルモンは、摂取した栄養を必要な部分に供給してあげる、いわゆる代謝の働きをします。

つまり、お肌に良い成分を食事によって摂取して、それが成長ホルモンによってお肌の再生に必要な部署に送られていく。といったイメージです。

私たちが楽天やアマゾンなどで何かを購入したときに、必ず間に宅配業者が入ってお家に届けてくれますよね。成長ホルモンは、いわゆる宅配業者の役割をしてくれます。

適度な運動

特にウォーキングやジョギングなどが良いと言われていますが、そういった有酸素運動などを定期的に行うと基礎代謝が向上するという話は有名ですよね。

この話には続きがあって、基礎代謝のアップと同時に新陳代謝もアップします。新陳代謝=お肌のターンオーバーでもあるので、運動すると直接的にお肌のターンオーバーを促すことができるわけです。

このほかにも、エステや半身浴などの血流が良くなることをするのも、同じような効果が得られると言われています。

レーザー治療とかはどうなの?

中には、妊娠線がどうしても気になってしまい、美容整形外科でレーザー治療を受ける方もいらっしゃいます。

レーザー治療は確かに妊娠線を目立たなくするためには効果的な手段です。しかし、保険が適用されないことが多いですし、長期間にわたってコツコツ行っていくものだと言われています。

いっぱつで治るものではなく、かなりのお金もかかってしまいます。にも関わらず完全に消すことができないと言われているので、あまり個人的にはお勧めできません。

レーザー治療をすることで完全に元の状態に戻ることができるのであれば、少しがんばってでもお金を貯めてレーザー治療をしてみてはいかがでしょうか?と言いたいところですが、頑張ってお金を貯めたところで完全に消えないので、はちょっと辛い部分がありますよね。

だからこそ私は、妊娠線改善のための根本的な対策方法であるターンオーバーの促進を進めています。

食事に気をつかうぶん、多少食費に影響が出るかもしれませんがレーザー治療に比べればなんて事はありませんし、運動や睡眠の様子などはお金をかけず自分の行動を変えればなんとでもなります。

授乳中の方にとっては容易なことではないかもしれませんが、赤ちゃんもある程度成長してきて、睡眠時間も安定してきたりした頃に本格的に取り入れて行けると良いかなと思います。

 

妊娠線を消してくれるクリームはないの?

妊娠線を予防するためのクリームなどは、既に存在していますが、そういったいわゆる「妊娠線クリーム」と言うのは、妊娠線を予防したり、発生してしまった妊娠線を改善して薄くなるようにサポートしてくれる効果は期待できます。
しかし、妊娠線が発生する以前のようなまっさらな状態に完全復活させることはできません。
この事実を知らずに、一生懸命毎日妊娠線クリームを使い続けているママさんも少なくないようです。
ですが、もう一度言いますが、妊娠線クリームで妊娠線を完璧に消すのは現段階では不可能だと言われています。
限りなく目立たなくするためには、ページ内でお伝えしているように、肌のターンオーバーを促進させ、正常な生まれ変わりをサポートしていくことが大切です。

産後の妊娠線対策まとめ

妊娠線を完全に解消する方法をお探しの方にとっては残念な内容となってしまいましたが、これが事実です。

他にどのような記事を見ても、妊娠線は完全に消えず、妊娠線クリームをごり押しされることが多いと思います。

私自身も妊娠線クリームはお勧めしていますが、ここでお伝えしたように、普段の習慣を見直すことでそれだけでも十分に妊娠線を目立たなくさせる事は可能です。

本格的な妊娠線ケアを行いたい方は妊娠線クリームを活用されることをお勧めしますが、まずはお金をあまりかけない方法でなんとかしたい。と言う方はこちらのページで紹介した内容をぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?