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無痛分娩の産後ママに聞いた!その選択をしてどうだった?体験談

無痛分娩の新生児

 無痛分娩が最近日本国内で注目されていると言う話を聞きました。

日本国内では現在、自然分娩で出産を経験された方が次の出産を考える際は、無痛分娩が良いのではないか。と検討されている方も少なくないんだそうです。
無痛分娩については、以前の朝のニュース番組「zip」でも特集されていましたが、そもそも無痛分娩と言うのは、麻酔の力で陣痛の際の激しい痛みを大幅に緩和すると言う出産方法です。
 
日本国内ではたったの2%から3%程度しかないと言われていますが、海外では無痛分娩は主流となっている地域もたくさんあるようです。
ただ、大事な子供が関係してくる内容ですし、詳しい情報なくては決断しようにもなかなかできません。
 
ここでは無痛分娩について、経験者の方の体験談も踏まえて詳しく特集していきたいと思います。

日本国内ではわずか3%、欧米では約80%の方が無痛分娩?

無痛分娩と言う言葉は知っている方もいらっしゃるかもしれませんが、日本国内で見ても無痛分娩で出産される方はわずか3%もしくは2%とも言われています。
そうともなれば、情報が少ないのも仕方がないことかもしれません。
周りに出産を経験されている方は何人かいらっしゃるかもしれませんが、そのほとんどの方が自然分娩ではないでしょうか?
ですが、アメリカやイギリス、フランスなどの欧米では、大体80%の方が無痛分娩を選択していると言われており、逆に自然分娩を選ぶ方はなかなかいないと言われています。
 

なぜ日本では無痛分娩が少ないのか

これには考えられる原因がいくつかあるそうです。
まず日本では、昔からの風潮からか「痛みを重んじる文化」が残っていると言われており、
「腹を痛めて生まないと子供のありがたみがわからない。」
といった風潮も未だ根強く残っているんだそうです。
 
また、自然分娩と無痛分娩では約10万円から20万円程度費用が違ってきます。
金銭的な面からも「なかなか無痛分娩を選ぶ気になれない。」と言うのも原因として考えられるようです。
 

無痛分娩のデメリットやリスクについて

海外では主流となっている無痛分娩ですが、デメリットとして先ほどお伝えしたように高額な費用がかかってしまうことが挙げられます。
さらに痛みを和らげる効果は、人それぞれ違ってくるようで、中には「想像していたような痛みを和らげる効果を得ることができなかった。」と言う声もあるそうです。
ただし、私の知る限りデメリットやリスクについては、以上のような内容が考えられ、あらかじめ貯金をしておいてお金の用意をすることと、無痛分娩とは言え多少なりとも痛みが伴うことを心得ておけば、このようなデメリットやリスクは避けられるのではないかと感じています。
 

無痛分娩での出産は回復が早いって本当?

無痛分娩は回復が早いとよく聞きます。
実際いろんな方の体験談を見ても、「無痛分娩は出産後の回復が早い」と実感している方が多いようです♪
 
もちろん、体質や過ごし方などで個人差が出てくるのはあると思います。
ただ、通常分娩よりも回復が早いと言うのは、お金をかけてでも無痛分娩を選ぶ大きなメリットの1つでは無いでしょうか?^ ^
 

赤ちゃんへの悪影響は?

ここはかなり重要ですね。無痛分娩は麻酔を使うため、赤ちゃんに何らかの影響があるのではないかと心配される方もいらっしゃるかもしれません。ですがその必要はありません。無痛分娩では赤ちゃんに大きな悪影響が及ぶ事はほぼないと言う研究結果も実際に出ています。
また、無痛分娩で出産すると自閉症のリスクが高まると言う噂が巷で流れているようですが、これについては医学的な根拠は一切無いそうです。
むしろ、赤ちゃんに対する危険な悪影響や、自閉症のリスクなどが実際に存在するのであれば、海外の先進国で無痛分娩が主流となる事は無いのでは。という見方もできます。不確かなもの、あまり人が試さないことについてはネガティブな噂が流れる傾向がありますが、誤った情報に流されてしまうのは、選択肢が減ってしまうだけですので注意して情報を見ていきたいところです。
 

高齢出産の方にはどう?

ある方の話になりますが、当時41歳で高齢出産に臨んだ主婦の方は、年齢も高いため安心できる環境で子供を出産したかったそうで、旦那さんと相談して無痛分娩を選んだそうです。すると産後に楽に過ごすことができ、子持ちの友達がお見舞いに来てくれた際に「どうしてそんなに元気でいられるの?」と驚かれたと言うエピソードもあります。
また、無痛分娩は産後の肥立ちも比較的早いと言われています。無痛分娩は確かにお金がかかる出産方法ですが、実際に無痛分娩を経験された方の声を見てみると、それ相応の価値やメリットがありそうなのがわかります。
 

無痛分娩を経験された方の体験談

1人目の子供アメリカで出産したのですが、アメリカではほとんどの人が無痛分娩を選んでいたため、私も無痛分娩にしたんです。友人に相談したところ、痛い思いをしなくちゃ赤ちゃんのありがたみがわからないよ。と言われたのですが、私はそうは思いません。無痛分娩を選んで自然分娩よりは痛い思いをしなかったかもしれませんが、生まれてきた赤ちゃんは非常に愛くるしいですし、今でも愛情もって大事に育てています。
 
旦那さんとよく話し合って計画的に無痛分娩で出産しました。眠りながらの分娩で痛みはほとんど感じませんでしたよ。自然分娩で出産された方の多くは、子供を産んでからしばらくは次のことを考える心の余裕はないと言いますが、私はこの程度の痛みで子供を出産できるのであれば何にも得みたいなと、子供を産んだ翌日から思うほどでした。
 
私は1人目を自然分娩で出産し、ふたりめは計画的にお金を貯めて余裕を持って無痛分娩で出産しました。ふたりめだったからかわかりませんが、噂で聞いた通り無痛分娩は自然分娩の時に比べて出産後の体の回復も早いと感じました。実際にお医者さんに聞いてみたところ、これはちゃんと根拠があるんだそうです。出産後の体の回復が早いと言うのは自分的にも大きなメリットかなと感じています。
 
旦那がイギリス人で私はイギリスで子供を出産しました。イギリスでもほとんどの方が無痛分娩です。本人が無痛分娩は嫌です。と言わない限りは、必然的に無痛分娩でやりましょう。といった流れになりました。これがイギリスの風潮です。麻酔をしたのでいきむのに少し苦労しましたが、痛みが思いのほかなくてとても体が楽でした。無痛分娩だと、これなら次の子も欲しいかも!と思えると聞いたのですがまさにそう思いました。少子化対策にも良いのかな。なんて思ったりもします。
 

無痛分娩を検討中の方にお伝えしたいこと

ここでは、無痛分娩の体験談なども踏まえて、様々な情報をお伝えしました。
ただ、無痛分娩を前向きに検討する上で知っておかなければいけないことがあります。
それは、死亡事故の実例があることです。

無痛分娩では麻酔を打ってお産の痛みを紛らわすのですが、その麻酔の失敗による医療事故の実例があるのです。
その事故では、お母さんと赤ちゃんの尊い命が失われました。
 
私は、このページをご覧の方の不安を煽りたくてお伝えしているわけではありません。
むしろ私も無痛分娩を検討しています。
ただ、日本では海外ほど普及しておらず、はっきり言って、無痛分娩が当たり前の国に比べれば、経験豊富なお医者さんもさほど多くはないと思います。
とはいえ、日本にも無痛分娩を多く経験されている先生もいらっしゃいます。
 
だからこそ、無痛分娩を行う際はしっかりと病院の口コミ等の情報をキャッチしておくことが大切かもしれません。

ここでご紹介した無痛分娩の体験談では、すごくポジティブな内容をご紹介しましたが、その裏にはこういったリスクが隠れていることを知った上で判断していただきたいのです。
 

まとめ

無痛分娩で生んだママ

いかがでしたか?
無痛分娩については賛否両論でいろんな意見があるかと思いますが、日本国内でも無痛分娩が今現在大変注目されており、無痛分娩は今や病院でも進められていると聞きました。
実際に無痛分娩を経験された方の声を見ても、無痛分娩で出産したからといって生まれた子供に愛情が持てなかった。なんて事はありませんでしたし、変な話かもしれませんが、自然分娩でお腹を激しく痛めてようやく産んだ子供を虐待してしまったり大事に育てなかったり。と言った方も中にはいらっしゃいます。我が子への愛情についてはどんな出産方法を選ぶかと言うのはそこまで重要ではないのかなとも感じています。
日本国内ではまだまだ浸透が不足している無痛分娩ですが、これから主流となっていく分娩方法ではないかと思っています。計画的に無痛分娩ができそうな方は、その選択もありだと思いますよ♪