私は初めての赤ちゃんを出産してすぐから、おっぱいが順調に出ていたので、完全母乳育児をすることにしました。
オケタニの本などを読んで、”良いおっぱいを出すには和食が良い”ということは知っていました。
また、出産前に、
「授乳中は、牛という漢字が付く食べ物は、おっぱいが詰まる原因になるよ」
とおばあちゃんに言われていたのですが、
その時は
「おばあちゃんが言うことだし、そんなのは迷信だろう」
と甘く見ていたのです。
出産してしばらく経ち、里帰りしていた実家から、自宅に帰りました。
主人は
「出産を頑張ったご褒美に何が食べたい?」
と言ってくれたので、大好きだったケーキ屋さんのケーキをお願いしました。
主人は張り切って、色々な種類のケーキを買ってきてくれました。
授乳中は、ご飯を食べても食べても、直ぐにお腹が空いてしまいます。
それに、最初から完全母乳で育児をしていた私は、みるみるうちに痩せていき、食べても太らない魔法の身体を手に入れたようでした。
久しぶりに見るケーキと、いくら食べてもお腹がすくことに加え、太らない魔法の身体を手に入れた私は、調子に乗って沢山ケーキを食べてしまいました。。
生クリームにバターといった、おばあちゃんの言っていた「牛」を沢山使ったケーキを一度に沢山です。
”赤ちゃんにはおっぱい経由でおいしいケーキが行くから、子どもも喜ぶだろう”
などとのんきに考えていたのですが、その晩、寒気が止まりません。
一気に40度近い熱が出て、おっぱいが痛くてたまりません。
なんとケーキを沢山食べたので、”乳腺炎”になったのです。
いつもお世話になっているオケタニ式は、夜は連絡がつきません。鎮痛解熱剤を飲むのも、授乳に影響があるような気がして、結局保冷剤でカチカチになったおっぱいを冷やすだけで、その夜は一睡も出来ませんでした。。
翌朝一番にオケタニに電話をし、乳腺炎になったことを伝えると、診てくださることになりました。
オケタニの先生は、おっぱいをみて
「昨日何を食べましたか」
と聞きました。
さすがプロなので、すぐに分かったようです。
「ケーキを食べました…」
というと、
「乳腺炎は赤ちゃんに飲んでもらうのが一番の治療なんですよ。それと、良いおっぱいを赤ちゃんにあげるためには、食事に気をつけてください。」
と言いながら、おっぱいをマッサージし、つまりをとってくれました。
最後に、粉末状のさといもの粉を湿布するようにと渡されました。
おばあちゃんの言うことをないがしろにした結果の乳腺炎で、本当に自業自得だと反省しました。
ママが具合が悪いと、赤ちゃんも困ります。
ママの健康管理の大切さを思い知った出来事でした。
それと、”ケーキ”の食べすぎは要注意です!ww