産後の体重がちゃんと元に戻ってくれるのか非常に気になるところではないでしょうか?
結論から言うと、産後の体重はきちんとあるポイントを抑えてコントロールすれば、ちゃんと元に戻っていくものです。
しかし、“これから紹介していくある事”を怠ると産後の体重が完全に戻らず、太ったままの状態になってしまうといったことも可能性としてはゼロではありません。。
そうならないためにもこのページでは、妊娠中の体重増加から産後の体重減少までの大まかな流れ、また産後どのようにどのくらい体重が減っていくのか、さらには産後に体重がなかなか減らない人の特徴や体重を減らすためのポイントなどもまとめてあります。
産後に体重を元に戻すことを重点的にまとめてあるページですので、産後の体重コントロール方法を調べている方はぜひ参考にしてみてくださいね☆
- 妊娠中の体重増加から産後の体重減少までの流れ
- 産後に体重が中々減らない人の原因
- 産後の体重コントロールのカギは”筋肉”だった?!
- 産後ダイエットをするなら骨盤矯正は必須?!
- 体重が減らない原因を把握し、それに対する対策をとることが大切
妊娠中の体重増加から産後の体重減少までの流れ
妊娠中の体重増加から産後の体重減少までの流れを、大まかに見ていきましょう。
まず妊娠中と言うのは、当たり前の話ですが体重が非常に増えやすい時期です。
妊娠中に体重が増えやすい理由としては、
- 赤ちゃんを守るために必要な機能が体に備わってくる
- 赤ちゃんを守るためのクッションとして脂肪がつきやすくなる
- 赤ちゃんに栄養を送る関係、また出産時に備えて血液量が増えること
- 過食にはしりやすくなる
と言ったことが考えられます。
これらのことから妊娠中と言うのは体重が非常に増えやすく、妊娠期間でおよそ10キロ前後増えると言われています。
出産してからどのように体重が減っていくの?
出産直後は体内からいろんなものが外に出る関係で、妊娠中に増えた体重の半分くらいは減っていくと言われています。
そして産後1ヵ月は安静にする時期だと言われていますが、この時も何もせずとも体重はどんどん落ちていきます。
産後ダイエットで最も重要なのが産後のおよそ2ヶ月から6ヶ月間だと言われており、このタイミングで出産前より痩せられるから太ってしまうかが大きく分かれるそうです。
では出産直後から、産後半年間までの体重の減り方について詳しく見ていきましょう!
産後間もない時期
出産直後は4キロから5キロ位は減るようです。
それは赤ちゃんの重さと胎盤や羊水の分だと言われています。
それにプラスして妊娠中に豊富に蓄えられた水分がだんだんと外に出て行くので、病院を退院する一週間後位には、合計で5キロから6キロ位減るという方が多いようです。
産後1ヵ月位まではどんどん体重が落ちる
産後1カ月位の時期は、体重がどんどん落ちてくる時期です。
ただこの時期は、出産のときにダメージを受けた体を休めるための大事な時期です。
なのでこの時期は特に体を動かすような無理なダイエットはしないことが大切です。
この時期はまだ焦る必要はありませんよ^^
ただ1つ注意したいのは、甘いお菓子や油分の多いポテチなどは食べすぎないようにすること。
その理由として、そういったものを頻繁に口にすることで、太ってしまうだけでなく母乳の出具合が悪くなってしまうようです。
健康に良いものを食べて、生まれたての赤ちゃんと一緒に過ごす時期にしたいところですね♪
産後2ヵ月~3ヵ月が1番重要な時期
ここからが重要です。
このタイミングできちんと努力することで、ちゃんと成果は出るのである意味では産後のダイエットのゴールデンタイムだと言えるでしょう。
なお、産後に体重を戻すには必須といっても過言ではないのが、骨盤矯正です。
骨盤矯正をせずに骨盤を開いたままの状態にしてしまうと、開いた骨盤に脂肪がつきやすく、体重が増える原因となります。
また、骨盤が正しい位置に無い状態は体全体の代謝も低下しますので、言ってみれば太りやすく痩せにくい状態であるともいえます。
今後のダイエットを加速させていくためにも適切なタイミングでの骨盤矯正はとっても大切なんです。
あと、出産によって妊娠中に増えた体重のおよそ半分くらいはなくなっており、残った分はほとんど水分だと言われています。
そのため残った分は尿や汗のによって、そのほとんどは数週間で排出されます。
それでもまだ残っている水分は母乳を作り出すためのものなので、数ヶ月間母乳育児を続けることで自然に元の体重に戻っていきます。
産後に骨盤矯正を行い、安定した食生活、定期的な運動といったようなちょっとした努力を重ねられている方は、この時期にきちんと体重が元に戻るでしょう。
しかし中にはなかなか体重が戻らない方もいます。
その原因や、どうしたら良いのかについては次の段落にまとめてあります。
産後に体重が中々減らない人の原因
先程の段落までで、どのような流れで体重が減っていくのかと言うお話は先ほどした通りです。
ではその流れでなかなか体重が減らない人の特徴を挙げます。
それは↓
- 妊娠中に必要以上に体重を増やしてしまった
- 産後に体重が太る生活をしている
これらの方がほとんどなんです。
体が太るというのは非常にシンプルで、体が使うエネルギーよりも補給するエネルギーの方が多い場合必ず体重が増えていきます。
つまりは、食べ過ぎ動かなすぎであることが考えられます。
そうなってしまわないための解決策も非常にシンプルで、摂取カロリーを抑えることが重要です。
1日の摂取カロリーの目安は、母乳育児をしている人は2,000キロカロリーだと言われています。
こちらは、和食に切り替えたり、野菜中心の食生活を送ることでサクッとクリアできます。
あとは、お腹いっぱい食べないことが重要です。
次に動かなすぎと言う部分ですが、産後2ヶ月を過ぎると身体の状態が健康であれば、運動の許可はでます。そのため1日に30分程度でも良いので、軽い運動を意識しましょう。
運動と言うと、ジムにいってなんとかして、、、。
とスケールのでかいことを想像される方が多いのですが、赤ちゃんを抱きかかえたまま散歩するだけ十分効果があります。
また、産後の6ヶ月間までは水分をたくさん含んだ落としやすい脂肪がついているだけなので、汗をたくさん流すことでみるみるうちに体重が減っていくでしょう。
逆にこの時期を逃すと落としにくい脂肪に変わっていくそうなので、このタイミングはぜひとも押さえておきたいです。
産後の体重コントロールのカギは”筋肉”だった?!
ここまでの内容にプラスして覚えておきたいのが“筋肉をつけることの重要性”です。
私たちの体は、筋肉による基礎代謝のおかげで何もしなくてもある程度はカロリーが消費される仕組みになっています。
そんな基礎代謝エネルギーのうち40パーセントは筋肉によって消費されているため、筋肉をつけることで効率の良いダイエットが実現できます。
産後は妊娠中に動けなかった分、筋肉量がとても低下している時期です。
特に腹筋が低下している場合が多く、腹筋が少ない状態だと筋肉の代わりに皮下脂肪によって内臓を守ろうとする働きがあるため、体が勝手に皮下脂肪を溜めてしまうんです。
そのため腹筋を中心とした筋トレをコツコツ行う事が産後の体重コントロールでは非常に大事なポイントになります。
産後ダイエットをするなら骨盤矯正は必須?!
産後ダイエットをしたい、元の体重に戻したい、もしくはこのタイミングで元々の体重よりやせたい。
あなたがそう願うのであれば、骨盤矯正の要素はぜひ取り入れてください。
産後ダイエットを含め産後の体の事について調べてみると何かと骨盤の要素が出てきます。
ご存知の通り産後の骨盤は開いた状態のままで女性ホルモンの影響によってぐらぐらと歪みやすい状態になっています。
これは産後の体の回復とともに徐々に元の状態に戻っていくと言われているのですが、意図的なアプローチをしながらでないと、元の正しい状態に戻って来れない場合が多いんです。
もしそうなってしまうと、体の巡りが悪くなり太りやすく痩せにくい体になってしまうだけでなく、産後の腰痛などの様々な産後トラブルの元となってしまうんです。
だからこそ、産後は骨盤ケアが重要だと言われているんですね。
なお、産後の骨盤ケアにも、骨盤ベルトを使った方法や、骨盤体操、エステや整体など様々な方法があります。
産褥期の場合は運動や整体等は避けるべきと言われていますので、骨盤ベルトによって骨盤をケアされる方が多いようです。
そして産褥期を過ぎてからの骨盤ケアでは、運動を取り入れたりエステに行ったりすることができます。
しかし、産後の骨盤ケアを自宅でされている方は意外と多く、いきなりエステにお金をかけてしまうのは少々もったいない気もします。
かといって自宅で一体何をすればいいの?とわからない方も多いかと思います。
そこで、自宅で骨盤ケアを行いたい。と言う方は、以下のページで紹介されている「自宅でできる骨盤矯正」の内容を参考にしてみてはいかがでしょうか?
骨盤を正しい位置に戻すだけでも体の巡りが良くなり、それ以降エネルギーが消費しやすい状態になるため、今後の産後ダイエットがスムーズに行きやすいと言われているんですよ♪
体重が減らない原因を把握し、それに対する対策をとることが大切
このページでは、妊娠中に体重がどれだけ増加し、産後にどのようにどれくらい体重が減っていくのか。をメインにまとめました。
産後に体重が減らないのは、必ず原因があり、大抵の場合は食事が原因です。
ご自身の体重が減らない原因をきちんと把握し、そこに対して適切なアプローチをしていくことが、産後のダイエット成功の秘訣でもあります。
ただし、母乳育児をされている方は無理な食事制限などはしないように気をつけてくださいね!