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子供と高齢者を守るためのレジオネラ菌対策と予防

季節は本格的に寒くなり冬が身近に感じられるようになってきました。

この時期になると風邪やインフルエンザなど健康に関して注意しなければいけないこともあるのですが、その中で今回取り上げたいのはレジオネラ菌という菌類について見ていきたいと思います。

ん?聞いたことない。とか何となく知っているって人も多いでしょう。

手軽に予防や対策ができるのに、やっていない人や何をしたらいいのかわからない人も多いと思うので、今回はなんとなくではなく、しっかりとみていってください!

 

子供と高齢者からレジオネラ菌から守ろう!

 レジオネラ菌対策に除菌する

レジオネラ菌はニュースなどでも度々話題になるのですが、意外と自分のことではないといった感覚になり見逃しがち、または見ていても頭に残らないと言ったことが多くあります。

しかしレジオネラ菌は子供や高齢者の方には特に注意をしてほしい菌類になります。

レジオネラ菌とは

レジオネラ菌という名前からとても恐ろしい最近のようなイメージを持つ方が多いかと思います。

しかしこのレジオネラ菌というのは何も特別な最近というわけではなく私たちの日常生活の中で実は身近な存在となっています。主には自然の中の河川や沼、土壌といった水が存在する場所に生息する菌類なのですが、ニュースなどでレジオネラ菌のことを報道される際にはそのような河川や沼といった水辺に行くわけでもないようなかたまで被害にあることがあります。


レジオネラ菌は消毒されていない水や20°から50°前後と言うぬるま湯などに入ると増殖する特性があるので、給水給湯設備や冷却塔水、循環式浴式加湿器といったところでレジオネラ菌は増えると言われているため注意が必要になります。

レジオネラ菌に感染するとどうなるの


レジオネラ菌に感染すると、レジオネラ症という症状を起こしレジオネラ肺炎と一過性のポンティアック熱という二つへと発展します。


レジオネラ肺炎

レジオネラ肺炎というのは熱が出たり咳や痰呼吸困難といった症状とともに頭痛や筋肉痛、下痢、意識障害、神経障害などの症状が出ると言われています。

またこの症状が重くなっていくと免疫が弱い方は死亡する可能性もあると言われています。

レジオネラ肺炎は潜伏期間が2日から10日間という期間で平均的には4,5日であると言われています。

 

ポンティアック熱

ポンティアック熱の症状は発熱、咳、頭痛、筋肉痛といったもので比較的軽微のものなのですが、症状が軽いため病院に行くという選択肢を取らない方が多く、実際にはレジオネラ菌に感染していたということを気づかない方も多くおられます。

ポンティアック熱は潜伏期間は1日から二日間平均的に体内に存在するのが38時間程度と言われています。

家庭内においてレジオネラ菌を注意しよう


普段あまり聞き慣れていない名前なので、レジオネラ菌というのが私たちの身近なところに存在するということを気がつかない方も多いのですが特に家庭内においてシャワーヘッドや加湿器といったものに注意しなければいけません。

シャワーヘッド



この時期は同時にインフルエンザや風邪が流行することも多いので室内において暖房器具をつける方は多いのですがそれと同時に加湿器を回す家庭も多いのが冬の時期でもあります。
私の家庭でも毎日加湿器付きの暖房機をつけています。


加湿器と言っても種類は豊富で最近では100均などに売られている簡易的なものも存在しますよね。

インフルエンザ対策に空気を加湿する



レジオネラ菌はそのようなところから霧状に噴霧されるようなシャワー部分や加湿器といった機械類から空気中に飛び、それが人間の口から体内へ入りレジオネラ菌の症状が発症してしまうことがあります。


そのため加湿器などは超音波などで空気中に放出させる機能を持ったものは要注意となります。


私たちの大人よりは年齢の福井子供や高齢者の方が特に注意すべきことなのですが、風邪対策インフルエンザ対策として加湿器を使うということが実はレジオネラ菌の症状を発症するきっかけとなるケースがあるんです。

 

インフルエンザにならないために室内をある程度加湿しないと!!

という気持ちなのに、それが逆にレジオネラ菌へのリスクになるなんてびっくりしませんか?

 

www.mhlw.go.jp

家庭内にできるレジオネラ菌の予防と対策


レジオネラ菌は水を好むため水回りを中心として清潔に保つということが対策の大事なポイントになります。

 

加湿器においては給水タンクの中を長期間保存するような状態にしない又は定期的に給水タンクを清掃する、フィルターなどの清掃や交換を検討する。

 

 

シャワーヘッドは普段そのままという方がほとんどだと思いますが、ホースの部分からくるくると回すことで取り外すことができるタイプのものがほとんどです。

 

シャワーを使った後はシャワーヘッド内に水分が残りその水分の中でレジオネラ菌が増殖する可能性があるためシャワーヘッドな妹時々取り外し掃除したりする。

 

このようなことがレジオネラ菌の対策や予防になります。
子供や高齢者がいない家庭は関係のない話だろうと思った方でも何かしらの原因で免疫機能が弱っていたり、レジオネラ菌が増殖して感染するといったリスクは考えられるのでできるだけ予防や対策はしておきたいところです。

 

 

加湿器もシャワーも普段から使っているから、そんなところまで気を付けないといけないのかと今回初めて知った方も多いと思います。

私自身も、子供のためだったり、来客者のためにも加湿器のメンテナンスを今回も行ったのですが、実際フィルターを見てみるとすでに交換期限が過ぎていました。いつもは旦那がフィルターについた水のカルキが固まったものを、クエン酸で溶かしてきれいにしてくれていたのですが、今回の話を調べて新しいフィルターを交換して内部も洗えるところはすべてアルコール除菌しました。

 

インフルエンザもレジオネラ菌も注意しなければならないものがたくさんあるように感じますが、普段から清潔にしているとその手間も一気に省けます。

後回しにしておく癖のある方は、これからくる年末の大掃除が大変になります。せっかく記事を読んでくださったのなら、ここ2、3日で加湿器やシャワーヘッドのメンテナンス、してみませんか?