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帝王切開した後の産後の過ごし方と流れってどんな感じ?

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現在では、厚生労働省の調べによると帝王切開で子供を出産した方の割合は、およそ4人に1人に上ると言われています。

つまり、4人に1人の方が、帝王切開後の過ごし方に悩んでいると言う事でもあります。

そこでこのページでは、主に帝王切開で出産した際の、産後の過ごし方を始めとした、それに関する気になる内容をピックアップしてまとめていきます。

帝王切開後の入院期間が長い理由

通常の出産と帝王切開では、その後の入院期間が変わると言われています。

通常分娩の場合は、出産日を入れて5日から6日位。

帝王切開の場合は、出産前日を入れて8日から12日間くらいだと言われています。


ではなぜ、帝王切開の場合は入院期間が長いのか?という部分について見ていきましょう。

大まかに言うと、帝王切開の場合は自然分娩に比べると、入院期間がおよそ2倍ほど変わってきます。

その理由は、自然分娩よりも帝王切開の方が、傷の治療に時間がかかってしまうからです。


帝王切開の痛みのケアについては2日から3日ほどかかり、さらに痛みによって食欲が落ちてしまうと言うこともあり、食事も、流動食から普通食に移行するまでに時間がかかるんです。


このような理由から、自然分娩よりも妊娠期間が長くなってしまうんです。

帝王切開後の過ごし方と流れ

では、1番気になる帝王切開後の過ごし方の流れを見ていきましょう。

まず、帝王切開の手術が終わると、回復室に移動します。時間がたつごとに麻酔が切れてきて、傷口の痛みが増してきたり、子宮が収縮して後陣痛が起こります。
その場合は、痛みがひどすぎるような時は我慢せずに、すぐにお医者さんに伝えて痛み止めをもらうようにしてください。

手術後1日から2日目の過ごし方

この時は、傷の回復の経過を見ながら過ごしていくことが必要になります。まだこの時は、傷の痛みや後陣痛を広く感じてしまう方も多いです。

また、出産後は血栓ができやすいため、血栓症予防する目的として、トイレに行く際は自力で歩くように言われることもあります。

お腹の痛みに耐えられるようになってきた場合、リハビリも行います。

手術後3日から5日目の過ごし方

このくらいになると、傷口にある糸やホッチキスなどが外され、入浴をすることが可能になります。
この頃になれば、通常食を食べることができる方が増え、自然分娩の方と同じような生活をすることが可能になります。

手術後6日目から退院の時の過ごし方

順調に体が回復している場合、助産師さんや看護師の手を借りながら授乳をしたり、赤ちゃんのお世話の練習を本格的に開始していきます。
診察の際に、母子ともに異常がなければその時に退院することができます。

 

帝王切開の後の痛みは一体いつまで続くの?

帝王切開の手術の後の痛みは、手術をしてから1週間以内にほとんど気にならなくなってきます。
なお、帝王切開の痛みについては切開した傷口の痛みと後陣痛の2種類あるのですが、どちらも一般的には1週間以内、遅くても1週間ちょっとでほとんどが落ち着きますので、「1ヶ月前後続くの?」と想像されていた方は安心してください。
ただ、普通にしているときは傷の痛みがほとんどなくても、寝返りをうったり、激しく咳き込んだりすると傷跡が痛む場合もあります。そういった痛みについても、時間とともにだんだんと改善されて行きます。
なお、痛みを和らげるためには、栄養補給(タンパク質、亜鉛、ビタミンC、ビタミンビB群、クエン酸など)をしっかりと行い、体に余計な負担をかけずに自然治癒力がフルで働けるように無理しないことも大切です。
 

帝王切開後は骨盤ベルトは避けるべき?

骨盤ベルトは、まさに帝王切開の傷が残る付近に巻くものですから、帝王切開での出産でも骨盤ベルトが使えるのか気になるところですよね。
なお、結論から言うと帝王切開で出産された方でも骨盤ベルトを使うことが可能です。ただし骨盤ベルトが傷口に当たらないように注意することや、そもそも帝王切開後の傷口に当たらないような帝王切開の方のためにデザインされた骨盤ベルトを選ぶのがオススメです。
 

帝王切開の場合、次の妊娠までどれくらいの期間を開けるべき?

帝王切開で出産された方の場合は、できれば最短でも出産後半年を経過してから次の妊娠をするのがベストです。
帝王切開の場合、切開した部分の組織の回復が遅く、しばらくの間は石灰部分が弱くなっています。子宮の回復が不十分のまま次の赤ちゃんを妊娠すると、次の分娩の際に子宮破裂をする危険もあります。
なお、最低でも半年。と先ほどお伝えしましたが、これにもやはり個人差がありますので、産婦人科の先生とよく話し合って現状を確認してから次に向かうことをお勧めします。
 

入院中に料金の安い病室に移るのが可能な場合も

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入院期間中のワンポイントアドバイスとして、入院中に看護師さんに相談することで、安いベッドに移ることが可能な場合もあるんです。
基本的には、計画のベットから埋まっていくため、望んでもすぐには入れないかもしれませんが、入院期間が長ければ、途中で安いベットに空きが出る可能性もあるので、そのタイミングを見計らって病院側に相談してみましょう。

緊急帝王切開は入院期間が伸びることもある

帝王切開には、緊急帝王切開と、予め予定が立てられた、予定帝王切開の2種類があります。
緊急帝王切開の場合は、ことが重大であることが多く、場合によっては、数ヶ月の入院を余儀なくされることもあるようです。


また、2人目の時の帝王切開は入院期間が長引くという話があります。
ですが、実際のところは傷が治るスピードに特に変化は無い為、多くの人は、ひとりめとほぼ同じような入院期間になるようです。

帝王切開後の入院期間中に関する4つの気になること

ここまで、帝王切開の場合の過ごし方や、その他の事について解説してきましたが、最後に帝王切開後の入院期間中に関する気になることについて、4つ解説していきます。

トイレについて

トイレは毎日のことですから、やはり気になるポイントだと思います。帝王切開の場合は、手術後は痛み等でたてない方もいるので、助産師や看護師に付き添ってもらいながらトイレに行くことができます。

授乳の開始について

病院によってシステムや、母子の体調によって異なってきますが、手術後2日後には、多くの方が授乳を開始するようです。
もちろん、体に力が入らないと言う方もいらっしゃるので、初めは周りの方にサポートしてもらいながら授乳する流れになります。

赤ちゃんとは一緒に過ごせるのか

命がけで産んだ赤ちゃんですから、一刻も早く一緒に過ごしたいですよね?帝王切開の場合は、母親の体力の回復にとても時間がかかってしまうため、ある程度の期間は病院側が赤ちゃんを保護するような仕組みになっています。

ですが、早い場合だと手術後から2日から3日後には一緒に過ごすことができるようです。

入院費はいくら用意するべきなのか

帝王切開の場合は、窓口で請求される費用の相場は、およそ50万から80万円程度だと言われています。
その後に出産育児一時金の42万円が支給されると言うこともあるため、実質の負担は20万円前後になります。

帝王切開で出産された方の退院後の過ごし方

帝王切開で出産した場合、通常分娩の方とはまた違った過ごし方をしなければいけないのか?と思ってしまう所ですが、極端にそういった事はほとんどないようです。
買い物程度の気分転換の外出などは、無理をしなければ特に問題もないと言われています。
逆に、ずっと引きこもりがちになってしまうと、メンタル面で悪影響が出てしまう恐れもあるため、誰かに赤ちゃんを見てもらえる状況であるならば、気分転換に買い物へ行ったり近所を散歩してみるのも必要なことです。

家事はどうすればいいの?

家事については、帝王切開の方に限らず、できるだけ必要以上の事はしないことが進められています。
パパに任せられるところは任せて、自分で行う家事についても、以前のようにやろうとはせず、必要最低限のポイントだけ押さえて出来る限り手を抜くぐらいの気持ちでやると良いかと思います。

まとめ

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頻繁に病院側から指導が入るかと思いますが、入院中も、退院後も、とにかく心の安定と、体を安静にすることを第一に考えて過ごしてください。

出産後の過ごし方としては、帝王切開に限らず、とにかく安静、極端に言えば授乳以外は何もしない方が良い。
位の気持ちでも良いかもしれません。