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赤ちゃんの運動能力を高めるためにできる事と避けたい事

外でお座り

赤ちゃんの運動能力を高めてあげたい!運動神経抜群な子に育てたい!そう願う親御さんも少なくないと思います。
私の友人は、自分とパートナーの運動神経があまり良くないことから、「子供がそうなってしまわないようにどんなことができるのだろうか」と必死に勉強していました。
 
運動面においても学習面においても子供の能力をサポートしたり、より高めてあげたいと思いっている親御さんは多く、その一方で過剰な愛情や間違ったサポートをしているママさんやパパさんもいるのも事実。
 
また、話によると子供の運動神経の50%が遺伝子によるもので、残りの50%は親ように導いてあげるかが重要になってくるんだそうです。そうともなれば、愛する我が子の将来の為にも、今我々親サイドが正しい知識を持って赤ちゃんをナチュラルに導いてあげる必要があります。
そのために知っておきたい知識をこのページ内で皆さんにシェアしていきたいと思います♪
それでは早速赤ちゃんの運動能力発達に必要な要素を見ていきましょう。

赤ちゃんの運動能力発達のために必要な要素

赤ちゃんの運動能力を劇的に発達させてあげるためにはどんなことが必要なのか。
これを一言で言うとできるだけたくさん体を動かしてあげること
これが非常に大切です。
また、体を動かすにしても月齢によってできることやオススメな運動が変わってきます。では、それぞれの要素を分解してみていきましょう。
 

何度もうつ伏せ寝をさせてあげる

赤ちゃんはうつぶせになって寝ると、本能的に頭を持ち上げようとします。
そうすると首と背中の上のほうの筋肉が強化されていき、この筋肉が強化されると今後の寝返りやお座り、ハイハイ等に非常に役に立つのです。
また、首を上げるとそれだけ周りを広く見ることができるため赤ちゃんの好奇心を強く刺激してくれます。
これは身体的に良いだけでなく、脳に対する良い刺激を与えることにもつながります。新生児のうちからできる簡単な運動ですので1日のうちに何度かやってあげるのとよいでしょう。

たくさんハイハイをさせてあげる

はいはいをしたり、おすわりをしている赤ちゃん

赤ちゃんと言えばはいはいですよね。赤ちゃんが当たり前のように行うハイハイは、脳みその右脳と左脳の両方をバランスよく刺激します。
また、ハイハイは歩く、走る、登る、スキップをする、階段を上る、ダンスをするなどこれから身に付けるたくさんの動作の基礎となっていきます。赤ちゃんが目一杯ハイハイして動き回れるように家具の配置を考えてみたりいろいろな工夫をしてみる価値は十分にあります。
また、昔ははいはいをたくさん行うことで赤ちゃんの足腰の筋肉を発達させることができ、この時期はなるべくはいはいさせた方がよいという概念がりました。
しかし、現在はそういった考え方は新しい常識に塗りかえられています。
 
 

這う、くぐる、登るは積極的に!

この3つの動作は体の体感部分、すなわちインナーマッスルの部分を鍛えて体全体を安定させることにも役立ちます。近年大人のエクササイズでも体感を取り入れた健康方法やトレーニングが注目されていますよね。それは赤ちゃんにとっても同じなのです。
これから赤ちゃんは成長過程の中でいろいろな動作を身に付けていきます。応用の利いた動きのクオリティーを高めるためにも、基礎となる這う、くぐる、登るはとっても大切な動きなんです。
 

特に生後8ヶ月から10ヶ月の時期は重要

この生後8ヶ月から10ヶ月の時期と言うのは、脳内のシナプス神経が最大に作られる時期であり、脳が最も成長する時期だと言われているんです。
脳は体の運動神経とかなり実切な関係がありますし、脳の発達は運動だけでなく、感情豊かで賢い人間に育てるためにも非常に大きなカギを握る存在です。
この時期に赤ちゃんに目一杯運動させてあげることによってこの脳の活性化をさらにサポートすることができるため、赤ちゃんの持つ可能性を最大限に引き出してあげることにもつながるのです。
なお、脳の発達は3歳までがピークでおやつを80%が完成するとも言われています。生後10ヵ月を過ぎても脳の発達はまだまだ行われますので、赤ちゃんの五感を刺激してあげる遊びなどを取り入れて赤ちゃんとたくさん遊んであげてくださいね♪
 

赤ちゃんの運動機会を奪わないことも大切

ここまで見てきてお分かりいただけたかと思いますが、赤ちゃんの脳や運動能力の発達には、たくさんの運動が必要不可欠です。
しかし現代は住む環境や生活のサイクルなどから、昔に比べると赤ちゃんの運動能力が自然に身に付きにくい環境になりがちだと言われています。
また、赤ちゃんに対してすぐ手を貸してしまう傾向も最近増えていると言われています。もちろん赤ちゃんを危険な目に合わせないために見守ってあげることが重要です。
しかし、事あるごとにすぐ手を貸してしまっては赤ちゃんの運動能力の向上を妨げてしまうことにもなりかねません。
まさに赤ちゃんの気の向くままに目一杯遊ばせてあげることが大切なんです。親としてはそういった環境を作ってあげたいですよね。
 

子育てで後悔をした友人の話

このページの冒頭でお話しをした人とはまた別の友人の話になります。その友人は、今現在2人のお子さんがおり、1人が中学生もう1人が小学生ですが、ある日私と子育てについて話をしていた時にこんな後悔の気持ちを話していました。
今となっては何事もなく健康に成長してくれてすごく感謝しているけど、最近運動神経を高めるための子育てとか、脳を発達させるための育脳とか、そういうのが流行ってるでしょう。うちの子供は性格が優しくて自慢の息子達だけど、運動会で悔しい思いをしたり、テストの結果が思うようにいかずに悩んでいたりする姿を見ると、この子たちがもっと小さい時に私がちゃんと勉強していて、いわゆる育脳とかやってあげることができていたら、この子たちが今のような悩みを持つ事はなかったのかな?ってたまに思ったりするんだよね。
と話していました。
 

まとめ

外で運動する子供

赤ちゃんの脳と体の成長は劇的であり、あっという間に行われます。子供が幼ければ幼いほど、身体能力の向上や育脳などの効果も高いと言われていますから、今現在赤ちゃんの子育て中、もしくはもうすぐで赤ちゃんが生まれる。と言う方は、このページ内でもあったように、赤ちゃんの成長に合わせて適切な動作をたくさん行えるように導いてあげたいところですね。
 
また、運動能力に深い関わりのある身体の動作のための信号は、脳から送られていきます。
つまり体を動かす事も重要ですが、いかに脳を発達させることができるか。これも大切な要素となります。
脳の発達は3歳までに約80%が完了すると言われています。私の友人のように後悔してしまわないためにも、育脳について知ってみることも大切かもしれません。
 
育脳については、こちらのページでより詳しくまとめられています。運動能力の発達に関わる要素も同時にまとめられていますので、よかったらこちらも目を通してみてくださいね♪