大変過酷だった妊娠期を終えたと思えば、産後も正しい心と体のケアをしないといけなかったり、何かと大変ですよね。
産後にやっておきたいことといえば、骨盤矯正が有名です。
実際に骨盤矯正をきちんと行わないと、産後の下半身ぶとりにつながってしまうだけでなく、様々な産後の体のトラブルにつながってしまいます。
そのため、これは決して無視できない部分なんです。
そんな骨盤矯正は色々な方法がありますが、このページではその中でもストレッチによる骨盤矯正方法について解説していきたいと思います。
-目次-
- 産後の骨盤矯正ストレッチはいつから?
- 帝王切開の場合は?
- 産後の骨盤矯正には効果的な期間がある
- 産後の骨盤矯正をすることで得られるメリット
- 体が回復したら取り入れたい骨盤矯正ストレッチ
- まとめ
産後の骨盤矯正ストレッチはいつから?
骨盤矯正のストレッチの説明に入る前に、とても重要である時期についてお話をしていきたいと思います。
産後の体はとてもデリケートであるため、出産直後から何でもして良いと言うわけではないんです。
では、骨盤矯正ストレッチは一体いつから行ったら良いのか?について解説します。
結論から言うと、基本的には産後1ヵ月を過ぎてからが理想的だと言われています。
と言うのも、産後1ヵ月までの間は出産などで心も体も大きなダメージを負ったままで、ストレッチ中のエクササイズをすると言うよりは、とにかく体の回復に専念して安静にするようにしておくのが最優先な時期なんです。
なのでこの時期は、特に骨盤矯正ストレッチなどはせずに、産後すぐから使用できる骨盤ベルトなどを使って、一か月を過ぎてからスムーズに骨盤矯正が行えるような準備をしておくのが良いでしょう。
帝王切開の場合は?
帝王切開の場合通常の出産とはダメージの大きさがまた変わってくるため、骨盤矯正ストレッチ等の開始時期は遅めの方が良い?
と思いがちですが、順調に体が回復している場合は、産後1ヵ月を過ぎてお医者さんから許可が出れば、骨盤矯正ストレッチなどで骨盤矯正を行っても良いと言われています。
特に帝王切開の場合は通常よりもデリケートなため、何をするにもお医者さんの確認を取っておくと、何も不安な私に取り組むことができて安心だと思います♪
産後の骨盤矯正には効果的な期間がある
ここまでで、産後の骨盤矯正ストレッチは、出産のダメージがあらかた回復してくるおよそ1ヵ月後が良いと言うことがわかりました。
そこで次は、産後の骨盤矯正に効果的な時期はいつまでなのか?
と言う部分について見ていきましょう。
結論から言うと、産後の骨盤矯正に最も効果的だと言われている時期は、産後2ヶ月目から半年位までの間だと言われています。
この時期は骨盤の靭帯がとても柔らかい状態で、骨盤を正しい位置に戻しやすい時期なんです。
これが産後半年を過ぎると骨盤の動きが硬くなってしまい、歪んだ骨盤を元に戻しにくくなってしまうんです。
もちろん、全く元に戻すことができなくなるわけでは無いのですが、やはり骨盤の人体が柔らかい直に正しい位置に戻してあげるのが楽だと思います。
産後の骨盤矯正ストレッチをすることで得られるメリット
このページの冒頭で、産後に骨盤矯正ストレッチなどを行って骨盤矯正を行う必要性として、下半身ぶとりなどの予防や色々な産後の身体的トラブルを予防することにつながると言う話をしましたが、具体的には以下のようなメリットがあります。
- 新陳代謝が上がってダイエットの効果がアップする
- お腹がくびれてバストアップ、スタイルがよくなる
- 冷え性やむくみなど女性に多いトラブルが改善される
- 産後に多い肩こりや腰痛の予防・改善につながる
- O脚改善につながる
- 内臓機能が向上する
産後にきちんと骨盤矯正を行うことで、デメリットが限りなく減ってメリットがどんどん増えていくので、やらないのはもったいないと思います。
産後の体が回復したら取り入れたい骨盤矯正ストレッチ
ではこのページの1番重要な部分である、産後の骨盤矯正ストレッチについていくつか紹介したいと思います。
・立ったまま行える骨盤矯正ストレッチ
やり方
- 立った状態で膝にクッションかタオルを挟む
- 膝に挟んだものを押しつぶすようにして、かかとをつけてつま先を90度以上開く
- 5秒ほどかけてゆっくりと屈伸を行う
- これを30回程度繰り返す
・・・このストレッチを行うことで、骨盤底筋が鍛えられるため産後の尿漏れを改善することも可能になります。
・座った状態で行える骨盤矯正ストレッチ
やり方
- 横座りして腕を胸の位置まで上げてひじを曲げる
- ひじを固定したまま腰を左右に回す
- 左右3回程度繰り返す
このストレッチは座ったままできるので、授乳後のタイミングでさっとできるため、習慣化しやすいストレッチです。
・寝ながらできる骨盤矯正ストレッチ
やり方
- 膝を外側に曲げて脚の形がwの形になるようにして10秒から20秒ほどキープ
- 次は足の裏をつけた状態でひし形に開き10秒から20秒ほどキープ
これはすごくシンプルですが、これは骨盤の可動域を広げるための立派なストレッチです。
また、寝ながらできるため寝る前などに行うのも良いでしょう。
まとめ
骨盤矯正ストレッチ以外にも骨盤矯正ベルトや背筋を伸ばした正しい姿勢を意識すること、専門の整体に通う事で骨盤矯正が可能になります。
ストレッチは自宅でやる手段としてとても効果的ですが、それ以外にもできることがあれば取り入れると、より骨盤矯正の効果が上がるでしょう。
産後の一か月検診で許可がもらえれば、基本的にはそういったことを行っても大丈夫なのですが、どうしても不安だと言う方は担当のお医者さんと相談すると安心して行なえると思います^^