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とにかく寝てくれない我が子の『寝かしつけ』に困ったわたしの育児格闘記

生まれたばかりの赤ちゃんにしても、少し成長した子供でも『夜になるとおめめパッチリで寝てくれない我が子』という話は良く聞きますよね。 

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寝かしつけるのに一苦労するのが日課になってしまって、たまには親のこちらのほうが力尽きて寝てしまうこともあるけど、そうなると今度は泣き始まって起こされる・・

そんな毎日を繰り返しているうちにしだいにこちらもイライラが極限に達してしまう・・今回は、そんな状況を乗り越えた体験談を一緒に見て行きましょう。

上の子は『とにかく寝ない子』!イライラも最高潮に達した育児格闘記

第一子は、とにかく寝つきの悪い子でした。

思えば、産後直後から、頻繁に起きる第一子に悩まされてきました。

それでも、育児書や市の保健士やネットの情報に従い、生真面目に一日の必要な睡眠時間が全うされるように、頑張って寝かせつけをする日々でした。

やがて2歳になり、昼寝も一日に1回になった頃、引き続き寝かせつけに苦労する私は、ネットで「寝たがらないなら寝なくても大丈夫な子なのでは?」「昼寝をやめさせたら夜あっさり寝るようになった」という書き込みを目にしました。

自分の子供も、もしかしたら昼寝が必要ない子なのでは?との思いがよぎり、電話で市の保健士に相談しました。

しかし「2歳では昼寝が必要」と言われてしまいました。

結局、私は市の保健士のいうことに従い、引き続き頑張って昼寝させようとしました。結果、子供はギャン泣きしながら暴れまわり、30分くらい何とか頑張っているうちに、疲れ果てて寝る、という感じでした。

また、夜は小一時間抱っこやおんぶでやっとこ寝かしつけるという毎日でした。

そのうちに、第二子を妊娠し、おんぶや抱っこができなくなり、何とか添い寝だけで寝てもらおうとするも、やはりなかなか寝ない上の子と格闘しイライラする毎日でした。

寝かせつけが、私の中で、かなり大きな負担となっていきました。

「こんな状況で、もう一人子供が増えて、一緒に寝かせつけなんてできるのかしら・・・」。そのことが本当に心配でした。

我が家は、夫が激務で、家事育児は実質私のワンオペですし、実家なども遠くて、正直頼れる人はいません。

「自分一人で、どのように家事育児を回すか」が日々の課題でした。色々な事が過ぎ去った今にして思えば、「2歳は昼寝が必要」という、周りの入れ知恵やネットの情報に振り回されずに、寝たがらない子供を無理に昼寝させる必要はなかったんだと思います。

無理やり昼寝させるから夜も眠れない、眠れないから寝かせようとする親もイライラする、という悪循環にはまっていたんだと思います。

二人目が生まれた後は、私自身が体が思うように動かせないし、でも赤ちゃんの世話はしなくちゃいけないし、上の子の面倒や家事もしなくちゃならないし・・・と、とにかく大変な毎日でした。

それだけいっぱいいっぱいの日々になると、「育児書にこう書いてある」「ネットの情報はこうだ」「市の保健士がこう言っている」などという育児情報を気にする余裕が一切なくなりました。

とにかく子供たちには、夜にはスムーズに寝てほしい。なので、二人目を産んで退院して家に戻ってからは、3歳になったこともあり、上の子には一切昼寝をさせなくなりました。

夜の寝かせつけは上の子は布団に寝かせて片手でトントンし、下の子はもう片方の手で抱きかかえて、授乳しつつ、双方を寝かせつける毎日でした。

でも、昼寝をさせないお蔭で、上の子はあっさり寝てくれるようになったし、下の子は授乳しているとそのまま寝てくれました。

出産前は「二人同時に寝てくれるのか」ということが、とにかく心配だったけれど、実際には二人とも、いともあっさりと同時に寝てくれました。

結局、「睡眠を十分にとらないと、脳の発達に影響がある」とか、「まだ、昼寝が必要な年齢だ」とかいう情報に振り回され過ぎて、目の前の自分の子どもをよく見て自分で判断することができなかったんだと思います。

初めての子育てで、周りの意見を無視することもとっても怖かったのもあります。でも、あれほど寝るのを嫌がって、寝るのに時間がかかるのなら、やっぱり「昼寝の必要がない子供」だったんだと思います。自分の直感を冷静に判断する余裕が、私には無かったのです。

子供を育てた経験がないから、自分の勝手な判断で、子供の体や人生に大きな影響が出てしまうことがとても怖かったんです。

加えて、市の保健士も、「2歳=まだ昼寝が必要」と、杓子定規の回答しかしませんでした。

本当なら、私と私の子供をよく見て、私の話を良く聞き、2歳でも昼寝をさせない事例もよく調べたうえで、アドバイスを施すべきだったんじゃないか・・と思います。

でも、保健士も、不用意なことを言って、後々子供に何か悪影響が出ることが怖いから、杓子定規な教科書通りの回答しかしないのだと思います。

実は貴重だった母の意見『寝たがらない子供は無理に寝かせなくて良い』

4年あまり子育てをしてきて、ようやくそういうことが冷静に分かるようになってきました。

あの、ギャン泣きする子供を無理やり押さえつけながら寝かせつけさせてた毎日で、「子供が寝たがらないなら、無理に寝かせなくても良いのよ」と言ったのは、私の母だけでした。

でも、私は、「昔の古い子育てと今の子育ては違う」と、その意見に聞く耳も持たず、ネットや育児書が寝かせろというままに寝かせつけを頑張ってしまいました。

でも、やっぱり20年以上子育てしてきた経験者の意見は、検討すべき有益なものだったんだな、と反省しています。

人間は多少のことでは死なないし、多少のことでは脳や体に悪影響なんか出たりしない、とっても丈夫なものなんです。赤ちゃんの子育てを一通り終えた今、ようやくそう分かるようになりました。