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産後に白髪が目立つのはなぜ?対策は?白髪染めは授乳中に使っても良いの?

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出産後。ようやく身体も少し回復してきて育児にも少し慣れてきたかなという頃にお風呂上りで鏡を見ると『あれ?白髪が目立つなぁ・・なんだろ』なんて感じたことはありませんか?
白髪染めを使ったり、生活の中で旦那さまにも育児の大変さを少し負担してもらったり、いろいろな対策で改善することができるかも知れません。そこで今回は、具体的にどういった白髪対策が効果的なのか、先輩ママの体験談も含めてご紹介したいと思います。

なぜ産後は白髪が増えるの?

産後の育児中のママの身体はいろいろな部分で変化が次々と起こります。白髪が目立つのもその変化のひとつなのですが、育児中は忙しい上に睡眠時間も充分に取れない毎日が続きます。
また、産後一年以内のママの身体は回復のためにタンパク質を始めとして栄養が母体の回復のために使われてしまう事で栄養バランスが乱れてしまうこと。そして、女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が少なくなっていること。また、先ほども触れた通り産後の育児生活の毎日で忙しさからストレスを感じていて、それが白髪という形であらわれているということが考えられます。
こういったいくつかの要因が重なって産後は白髪が目立ち始めるという女性が多いんです。
では、次にこれらの要因にどういった対策があるのか、それぞれで見て行きましょう。

白髪染めを使う

白髪染めで白髪を染めるというとなんとなく歳を取ってしまたように感じたり老けてしまったように思うかも知れません。ですが、実は平均的な年齢でいうと日本人は比較的、白髪が出始める年齢は早い人種と言われています。

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女性でも30代中盤から白髪染めを使って白髪を染める方は決して少なくありません。むしろ6割方の女性が30代中盤から白髪染めを使い始めるとも言われているんですよ。
ただし、ここで注意したいのは産後の育児中で母乳育児をされている方の場合、身体が水分不足に陥っている可能性が高く、白髪染めの成分によっては頭皮のトラブルを起こしやすいリスクもあるということです。もし、白髪染めを使ってみて頭皮に『ピリピリとした痛がゆさ』を感じたり『熱く燃えるような刺激』を強く感じる場合は頭皮トラブルの原因になりかねないので、ヘアカラー剤のような髪の毛や頭皮全体に塗り込むタイプの白髪染めを控えてコーム(ブラシ)タイプの部分染めができる白髪染めを使うなどの選び方の工夫をしましょう。

◆ちょっと待って!授乳中は白髪染めの成分に注意!

人工染料(ジアミンなど)が使われている白髪染めは『けい皮毒吸収』と言って頭皮から吸収された成分が10%とはいえ母乳の中に含まれてしまうリスクがあります。ですので白髪染めの成分については十分な注意が必要なのですが、市販のヘナカラーなどの白髪染めにはジアミンや過酸化水素などの劇物が含まれているものがあります。
ですので、白髪染めを購入する際には『成分表示』を細心の注意を払ってチェックするようにしましょう。

栄養バランスの良い食事を心がける

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栄養バランスというのは白髪にもかなり影響を与えます。白髪に直接的な影響がある栄養素は『チロシン』という『アミノ酸』のひとつです。白髪の原因は『メラニン色素の不足』が直接の引き金になるのですが、このメラニン色素は『チロシナーゼ』という酵素と『チロシン』が合わさってできる栄養素なんです。
メラニン色素というと日焼けの原因になるのはご存じの通りで、日焼けを防ぐにはメラニン色素が生成されないように紫外線を浴びないようにすることが大切なのですが、白髪の場合はメラニン色素が不足することによって起こってしまうんですね。
チロシナーゼは、もともとわたし達人間の身体の中に存在する酵素なので、問題は『チロシンをちゃんと摂れているかどうか』ということになります。
チロシンが豊富に含まれている食材を食生活の中で取り入れることで白髪を改善できる可能性がグンと高くなるんですよ。

◆チロシンが摂れる食材

  • チーズ(ナチュラルチーズ・プロセスチーズ)
  • 魚卵(たらこ、いくらなど)
  • ナッツ類(ピーナッツ、アーモンド)
  • 大豆製品(豆腐、納豆、きな粉)
  • ちりめんじゃこ
  • 鶏肉(むね、ささみ)

これらの食材が他の食材と比較してチロシンが多く摂れる食材です。ただし、これらの食材を食べる時にもちょっと注意が必要な点があります。
ひとつはメラニン色素が生成されやすい状態になるため、できるだけ日焼けをしないように紫外線対策をしっかり行う事。そしてもうひとつは、卵や乳製品、お肉などに含まれる『フェニルアラニン』という必須アミノ酸も併せてしっかり摂ることです。
この2点をしっかり意識した食生活を送ることで白髪を改善して行きましょう!

白髪対策で重要な『睡眠』について

産後に白髪が増えて目立ってしまう原因には『育児の忙しさによる睡眠不足とストレスの積み重ね』も強く影響されていると考えられます。授乳間隔も短く、充分な睡眠時間も作れないというのも問題で、それが毎日続くと自然と寝不足になりストレスも積み重なってしまいます。
これに夜泣きが加わったりすれば、ストレスを溜めこむなと言われても無理というものでしょう。

旦那さまの協力も大切

産後に目立つ白髪の対策には旦那さまの協力も大切です。ご主人のお仕事がお休みの時には預けてできる限り睡眠を取ったり、ちょっと散歩がてらにおでかけをしたり、自分の趣味に没頭する時間を持ってみたりすることも大切です。
また、普段の生活でも赤ちゃんをお風呂に入れる時は旦那さまに入れてもらうなど『育児に積極的に参加するように旦那さまを育成する』というのも大切です。

生まれて間もない赤ちゃんを育てていると、なかなか思った通りの生活など送れないものです。そういった負担を夫婦で分かち合って少しでも自分だけや相手だけにかかってしまう負担を軽減するためにどうすれば良いのかと考えてみたり、話し合ったりすること自体も夫婦間のコミュニケーションになるのでストレスの軽減につながります。
きちっとした結論が得られなくても『ただ話を聞いてもらうだけでもストレスを減らすことができる場合もあり、これは夫婦ならばお互いに言えること』で、つまりはお互い様で負担を減らしていく工夫をすることも旦那さまと話し合ってみましょう。

赤ちゃんが寝ている時はママも一緒に寝よう!

また、赤ちゃんがスヤスヤと寝てくれている時はママも一緒に寝るようにしましょう。新生児のお世話はそれだけで大変なものですから、まずは睡眠をちゃんと確保するところから少しでもストレスを減らすように心がけて行くことも白髪対策には有効なんですよ。