男の人は父親になったと自覚するまでに、本当に時間がかかりますよね。
女の人は、10ヶ月かけて徐々に母親の心構えが出来ますが、父親は生まれてきてからもあまり実感がわかないようです。
我が家もそうでした。
生まれてきても、なんだか独身気分が抜けていないような感じです。
里帰り出産だっため、余計に赤ちゃんとかかわらずにいたせいかもしれません。
大変な時期に離れてしまっていたので、共に戦う感が育ちませんでした。
母親は、完全に赤ちゃん中心の生活になり、どちらかというと旦那は置き去り。
旦那も変わらなければいけないのに、気のきかなさに後々びっくりします。
きっと旦那の方も、変わってしまった妻にびっくりしているのでしょう。
可愛がっているとはいえ、お世話はどこか他人事。
いいとこどりばかりです。
どうにかして、積極的に育児にかかわってほしいと思っていました。
仕事が忙しいので、平日会えるのはほんの数分程度しかありません。
休みの日もいつまでも寝ていたがるし、出掛ける先も自分の行きたいところが主でした。
このままでは、良くない!
こちらのストレスがたまるばかりだと思いました。
ここで攻めるように物事を言ってしまったら、こじれるのは目にみえていました。
なので、まったく逆の作戦でいくことにしたのです。
私が取った“パパの意識を変える”方法
それは
“とにかく、育児が楽しいアピール” です。
毎日一緒の赤ちゃんは、可愛いけれど息がつまりそうになる時もあります。
そこはグッとこらえて、いいことだけを伝えるようにしました。
たとえその日、疲れてまいっていたとしても。
育児サイコー、こんなに楽しい育児にかかわれないなんて、パパはかわいそうだわー!
と。これが意外に効果がありました。
つらかったことをグチグチ言うより、ずっと良かったようです。
それから、だいぶ父親らしく、積極的にお世話してくれるようになったんです。
また、日中会えない時に、赤ちゃんは何が出来るようになったか知ってほしかったので、絵日記を書くようにしました。
それも、楽しかったことや残念なことでも面白おかしく書きました。
見える場所に置いておいたら、こっそり読んでいました。
赤ちゃんのささいな成長を、一緒に喜んでくれるようになったんです。
それからは、母乳をあげる以外はなんでもやるようになり、私の作戦は成功したように思います。
おいてけぼり感が強く、赤ちゃんと長時間一緒にいるわけではないので、父親も愛情がわくのに時間がかかりますよね。
母親がいないと何もできないような父親になってほしくなかったので、我が家はこれで良かったと思います。
グチるよりも、赤ちゃん可愛い!幸せ!アピールがとても効果的でした^^