産後に病院側からさらしを使うことを勧められるかと思います。
その理由は産後は出来る限り早めに体型戻しを始めるのが大切だからなのですが、そういった目的から、今では骨盤ベルトやウエストニッパーもさらしと呼ばれる場合もあるようです。

そこで今回は産後に、さらし、骨盤ベルト、ウエストニッパーなどを巻くときの注意点や人気のアイテムをご紹介したいと思います。
また、さらしの目的である『体型戻し』で最近登場して注目が集まっている最新アイテムも骨盤ベルトやウエストニッパー、さらしと比べての違いやメリット、デメリットについてもご紹介しています。
- 産後はさらしがあった方が良いのはなんで?
- 産後にさらしを巻く期間はいつからいつまで?
- さらしの効果をあげるには
- さらしの簡単な巻き方
- 産後にオススメのさらし紹介
- 産後さらしを使ったママの体験談
- 💬 産後さらしに関するよくある質問(Q&A)
産後はさらしがあった方が良いのはなんで?

産後のことを調べていると、産後はどうやらさらしを巻いた方が良さそうだということがわかります。
その理由をシンプルに言うと、産後太り予防や産後の体の様々なトラブルを避ける。などの意味合いがあります。
まず産後の体は骨盤が開ききった状態にあります。
それを元の位置に戻して、妊娠中に太ってしまった体をやすやすくさせる働きがあるからです。また、骨盤は出産前からお腹が大きくなることで開いていく傾向があり、そこに女性ホルモンであるリラキシンと言う物質の影響によって、靭帯が緩みやすくなって骨盤にズレを生じます。
産後にずれてしまった骨盤を矯正しないまま、ゆるゆるの状態にしておくととても不安定な状態が続くと言うことになります。
そうすると、慢性的な後陣痛になってしまったり、子宮脱、内臓臓器脱などの恐れもあるんです。
つまり、健康状態に大きな影響が出ると言うことです。
産後に体型を取り戻すためももちろんですが、このような理由から多くの方が産後に骨盤を元に戻す努力をしているんです。
骨盤体操をしたり、エステにいったり、方法は様々ですが、さらしについては巻いているだけで骨盤ケアができるので、なにかしらの骨盤ケアに+してさらしがあるとより効果的なんです。
産後にさらしを巻く期間はいつからいつまで?

産後にさらしをまく必要性は先ほど説明したとおりです。
しかし、さらしはただ自分の好きなように付けていけば良いわけでもなく、正しい付け方や、期間等、効果を発揮するために必要なことがいくつかあります。
この段落ではさらしを巻く期間について解説していきます。
産後のさらしを巻く期間ですが、ものによっては使い初めに指定があるさらしもあるんです。
ただ、骨盤を早い段階で元に戻してあげると言う意味でも、産後なるべく早くさらしをつけ始めることをお勧めします。
なので、産後間もなく(産褥期)からつけることができるさらしを選ぶのがオススメですね。
ちなみに、出産の影響で開ききった骨盤と言うのは、およそ6ヶ月間程度かけてだんだんと閉じていきます。
そして、この時期はまだ骨盤が動きやすい状態なので、骨盤ケアも産後半年までが勝負!なんて言い方もされます。
そんな産後の骨盤回復の動きをサポートし正しい位置に戻すためにも、そのタイミングでさらしを巻くことはとても大切なんですよ。
さらしの効果をあげるには
先ほど、さらしを巻く期間について解説していましたが今度は、1日の中でさらしを巻くタイミングについて解説していきます。
骨盤と言うのは、お昼に閉まり、夜に緩むものと言われています。
なのでその動きを邪魔しないためにも、夜は骨盤をきちんと休ませて、お昼の間しっかり閉めると言うことがポイントになります。
巻いたら後はそのままなので、せっかくだから24時間ずっとつけておきたい気持ちは分かるのですが、体にはそれぞれサイクルがあり効果的なタイミングとそうでないタイミングがあります。
つまり、さらしを巻く際は骨盤が閉まっていく効果がある昼間がお勧めです。また、さらしは正しい位置に巻いておくことで効果を発揮するものです。
仮に寝ている間にもつけていると、寝相はなどによってだんだんとずれている可能性もあります。
そうすると変な位置で骨盤が固定されてしまう恐れもあるため、そういった理由からも、夜の特に寝ている間はあまりつけないことがすすめられています。
さらしの簡単な巻き方
産後のさらしの必要性についてわかったところで、次は実際にさらしをどのように巻いていたら良いのかについて見ていきましょう。
簡単なさらしの巻き方
- 寝転がって身体の力を抜いて、どちらの足が傾きが強いかをチェック
- 開きが強い方の足から巻いていく
- 立ち上がり、足を肩幅に開いたらつま先を八の字にする
- 両側の腰骨の上と、大転子をクロスするように巻く
- 腰骨の上に、さらしの下のラインがかかるように巻く
- 巻き部分を体にはり当てるように当てていく
- クロスになるように、逆の腰の骨の部分に乗せていく
- 最初の巻き始めを織り込んで、骨が出っ張っている部分の真ん中に折り目を作って固定
- お腹をクロスして巻いて、出産の際に開いた骨盤を適度に締めていく
- 少しずつ巻いていき、最後の部分のさらしをかけて引っ張り残った部分を処理したら完成
なお、途中「大転子」というワードが出てきましたが、これは骨盤の骨の名前です。
他にも「上前腸骨棘」「恥骨結合」などがあるのですが、大転子を含めた骨盤の骨の名前とそれぞれの位置については←からチェックできますので、参考にしてみてください♪
産後にオススメのさらし紹介

さらしの巻き方がわかったところで、実際にどのような探しを選んで使ったら良いのかを見ていきます。
これから、産後の骨盤サポートにオススメなさらしを3つ紹介します。
自分に合いそうなさらしを見つけてください♪
ワコールの産後骨盤ベルト
ワコールの産後骨盤ベルトは、出産直後から装着可能です。

また、骨盤を引き締めるのが目的で、産後ではないけど腰痛に苦しめられているという女性でも使う事ができます。
デリケートな状態のウエストやお腹の部分は抑えずに、骨盤の後下方面から支えて引き締めてくれます。
このタイプのさらしは、引き締める力を自由に調節できるので、産後すぐにさらしを巻いて骨盤をサポートしたいと言う方にはとてもオススメですよ☆
犬印本舗の産後すぐニッパー
こちらのタイプのさらしも、出産直後に巻くことができるウェストニッパータイプのものです。

他のさらしよりも簡単に装着できる。と言うところがこのさらしのメリットです。
また寝たままの状態での脱着が可能なのも良いところです。
口コミでは、しっかりと引き締めてくれるので、ずれたり剥がれない。といったような声や、極端な圧迫感なども無いので、とても使いやすいと言うコメントがありました。
とこちゃんベルト
とこちゃんベルトはとても有名なさらしですよね。
これは出産前から産後まで幅広く使える、骨盤を後ろから支えてくれるベルトです。
特に恥骨が緩んでしまって、痛みがある方にオススメです。

こちらの写真は、産後に恥骨痛や腰痛がある方に勧められている
『トコちゃんベルトⅡ』です。
実際に使っている方の口コミでは、これのおかげか、体重の戻りが早いと言う声や、骨盤の広がりが元に戻って、以前入っていたジーンズがはけたなどといったような、体型の変化や使いやすさを実感している方が多いようです。
ちょっと待ってください!
実は、ここまでにご紹介した産後ママに人気のさらしやベルトと呼ばれるアイテムをご紹介してきましたが、実はそのどれもに共通する欠点があるんです。
それは・・位置ズレを起こすと効果半減どころか却って腰痛や恥骨痛などの症状が悪化することさえあり得るという点なんです。
日本古来から産後女性に愛用されてきたさらしも骨盤ベルトもウエストニッパーだってこの点は同じです。
そこで最近は『またがみ』があるパンツタイプで、履くだけで動いても、座っても、寝ていてもそのまま装着していればOKという『骨盤ショーツ』や『加圧シャツ』と呼ばれるものが登場して来ていて注目を集めているんです。
骨盤ショーツと加圧シャツの違いは名前の通りで『骨盤ショーツは腰からウエストまで』が効果の範囲。
加圧シャツは、上半身の引き締めで妊娠線やお腹のたるみの改善に特化した『着るシャツ』です。
産後さらしを使ったママの体験談
出産後の体調・体形の回復を助けるアイテムとして“さらし”を取り入れたママたちの声をご紹介します。 実際に使ってみてよかったこと・気になったことが混ざったリアルな体験が、これから使ってみようと思っているあなたに参考になるはずです。
- 「産後1日目から巻き始めて正解でした」
「帝王切開だったけど、動くときの違和感が気になって、産後すぐにさらしタイプのガードル代わりに巻き始めました。
痛みが和らぎ、歩きやすくなったように感じたので、産褥入院中も続けていました。」(30代・初産) - 「痛みが引いたころから昼だけ巻くスタイルに切り替え」
「会陰切開の痛みが和らぎ始めたころ、昼間だけさらしを巻いてみたら子育て中も動きやすくなりました。
夜は解放して気持ち良く眠れるようにもしています。」(20代・2児ママ) - 「産後2〜3か月で使い始めたら快適でした」
「退院後の体形の戻りが気になって、里帰り先で母に勧められたさらしを巻いたら、腰回りが少し安定する感じがして嬉しかったです。
育児の合間も気にならず日常に馴染みました。」(30代・2児ママ) - 「使ってみたものの蒸れが気になった」
「夏にさらしを巻いたら汗で蒸れて不快になり、途中で外してしまいました。
今は“暑い日はゆるめに巻く”など調整しながら継続中です。」(30代・1児ママ)
💬 産後さらしに関するよくある質問(Q&A)
- Q1:帝王切開でもさらしを使っていいですか?
- A:はい。ただし、術後の傷が完全に落ち着いてからが安心です。医師の許可を得て、初めはゆるめに巻くようにしましょう。
- Q2:さらしはいつまで巻けばいい?
- A:使い心地や痛み・腰の支え具合を見ながらですが、産後1か月〜3か月程度を目安にするママも多いです。必要に応じて徐々に使用時間を減らしていくのもおすすめです。
- Q3:会陰切開の痛みがあるとき、どう巻けばいい?
- A:会陰部への直接の圧がかからないよう、下腹部を中心に支えるように巻く位置を調整しましょう。痛みがあるときは、産科の先生に相談して適切な当て方を教えてもらいながら使うと安心です。
- Q4:さらしで腰痛が改善した気がします。どれくらい効果が期待できる?
- A:個人差がありますが、「腰まわりが安定して動きやすくなった」と感じるママは多いです。ただしそれだけで腹部が完全に戻るわけではないので、ストレッチや筋力トレーニングと併用するのが効果的です。
- Q5:さらしを巻くときに気をつけるポイントは?
- A:巻きすぎて苦しいほど締め付けないように注意。呼吸・血流・むくみの様子を見ながら、1日中ではなく“時間を区切って使用”する方法もおすすめです。
産後とさらしのまとめ
このページでは、産後のさらしの必要性や、巻き方やどんなものがオススメなのかといったような、産後と探しに関する内容を一通りまとめました。
ここでまとめたように、産後のさらしはとてもオススメですが、自分の状態に合ったものを選んだり、骨盤矯正の際は、無理をしないこともとても大切です。
不安なことや、あいまいな事は、自分1人で考えずに、産婦人科の先生に相談するのも1つの手です。