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生理痛が産後になってひどくなる理由│その場合はどうしたらいいの?

出産が終わって授乳が終わるころになると女性にも生理が再び始まっていきます。もちろんこの生理が再開する時期というのは個人差があり、早い人もいれば遅い人もいて当然なんですね。

そんな生理が産後になってひどくなってしまったと悩み方って意外と多いのをご存知でしょうか。 妊娠前から生理がひどくて、毎月生理痛に悩まされているという方ならわかるけれど、それまではそんなにひどいなと思っていなかった人まで出産が終わってからの生理再開で辛くなってしまったという場合、その理由やどうしたらいいのかというのをこの記事で見ていきたいと思います。

生理痛が重い

産後の生理再開でひどくてつらいときどうしたらいい?

産後の生理がひどい、重たいなと感じる場合その多くが骨盤に関係していると言われています。 ここまではよく耳にするかもしれませんが、骨盤が歪んでいるとなぜ生理痛がひどくなるのかって理解していますか? 言葉で骨盤が歪んでいるから生理痛がきつくなると言われても、実際にその仕組みやどうしたらいいのかまで知っている人って少ないんですね。

産後の骨盤の状況

骨盤というのは体を支えるための大黒柱としての働きをしているため、とても重要なパーツといわれています。出産によってその骨盤は開いてしまい、産後に時間をかけて元通りになっていきます。 また、体の重心や妊娠によって変化していく体を支えるための働き以外にも内側にある内臓を支えるという働きも重要なものになります。 出産が終わって生理が来る際に、生理が軽くなったという方ももちろんおられます。しかし一方で生理がひどくなったとか、家事や育児がままならないほどきついと感じる方もおられるんです。 そのような方で我慢ができないようなレベルで月経痛がきつくて、腰痛や頭痛などの症状が伴っている状態だと月経困難症という状態になっているんだそうです。

生理痛がきつくなるメカニズム

基本的に女性には月に一度生理が来ます。 正常な生理の周期は25日~38日で、期間は3~7日間であると言われています。 これは女性に妊娠できる状態になる準備のためにも大切なものなんですね。その際に子宮からいらなくなった子宮内膜などが排出されるのが生理。

生理痛がきつく感じるのは骨盤が歪んでいるためというのが大きな要因になっています。子宮内膜やそれに伴う血液などが排出される際に負担がかかり、排出しにくくなってしまっている状態なのに体が無理に出そうとするため、様々な月経症候群の症状がひどくなってしまうんですね。

骨盤が歪むと子宮自体が骨盤に引っ張られる形で硬くなってしまいます。これは子宮と骨盤を靭帯でつながっているためでもあり、骨盤に引きずられて子宮も引っ張られてしまうんです。 子宮が動くのは筋肉でできているためで、靭帯に引っ張られた子宮は硬くなってしまうんです。

この状態は肩こりなどをイメージするとわかりやすいのですが、筋肉は引っ張られると硬くなり血流も悪くなります。これと同じ状態が子宮で起こっているんです。

それらの原因が骨盤が歪んでいるためと一般的に言われているんですね。 骨盤が歪んでいるからだよと言われていまいち納得できないのは私だけではないと思います。このようなわかりやすい説明があって初めて納得できると思います。 このメカニズムを理解すると、骨盤の歪みがある可能性の高い産後ママさんが生理痛の痛みどめなどを服用するのはおかしいと気が付きませんか? ついつい生理痛がひどいから痛みどめや鎮痛薬などを飲んで一時的に痛みを緩和しても、それが解決方法にならないことが分かると思います。 ロキソニンやバファリンルナ、カロナール、イブなど多くのお薬があるのですが、まずは骨盤の歪みを何とかしなくてはならないんですね。

生理痛の薬を飲む

 

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生理がおかしいなと感じたらどうしたらいいの?

本当に生理がきつくて月経前症候群がつらいと思ったらまずはお医者様に相談してください。骨盤が歪んでいる状態は徐々に治っていくと言われているのですが、生活習慣や家事、育児など姿勢が悪い状態が続くと骨盤が歪んだままになってしまいます。 自分自身では骨盤が歪んでいるというのは判断が難しく専門家でもあるお医者様の判断が一番なんです。

 

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