暖かくなると、「子供とハイキングや山登りに行ってみたい!」と考えるママもいらっしゃるかもしれません。開放感のあるサンダルを履かせたい気持ちもわかりますが、実は山登りにサンダルは非常に危険です。
昨日は「しまね観光サミット2025」という学びの機会に出席させてもらい、松江市の駅前にある松江テルサという建物に行ったのですが、そのホールにかわいい子供さん連れの親子がいて、サンダルで走り回る子供をみてついついニヤついてしまいました。
ここでは、なぜ山登りにサンダルが不向きなのか、そしてお子さんが安全に山を楽しめるような正しい靴の選び方について、優しく丁寧にお伝えします。

山登りにサンダルが危険な理由
山道は、私たちが普段歩いている舗装された道とは全く異なります。サンダルを履いて山登りをすると、以下のような危険が伴います。
- 怪我のリスク:
山道には、鋭い石や木の枝、岩などがたくさん落ちています。サンダルでは、これらの危険物から足の指や甲を保護することができず、怪我に繋がりやすいです。
- 滑って転倒するリスク:
濡れた岩場や泥道、落ち葉の上など、山道は非常に滑りやすい場所が多いです。サンダルはグリップ力(滑り止め)が弱く、転倒しやすくなります。
- 虫刺されや毒ヘビのリスク:
山には、毒を持った虫やヘビが生息している場合があります。足の露出が多いサンダルでは、刺されたり噛まれたりするリスクが高まります。
- 足の疲労:
サンダルは足全体をホールドする力が弱いため、長時間歩く山登りでは、足の裏や足首に大きな負担がかかります。これにより、足の疲労が蓄積し、捻挫などの怪我の原因になります。
私の友人のAさんは、「軽い山道だからってサンダルを履いて行ったら、子供が岩で指を擦りむいてしまって…本当に後悔したよ」と話していました。楽しいはずの時間が、一瞬で危険な状況に変わってしまう可能性があります。
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山登りには、子供用のトレッキングシューズが最適!
山登りには、お子さんの足の安全と快適性を第一に考えた靴を選んであげましょう。そこでおすすめしたいのが、「子供用のトレッキングシューズ」です。
- 足全体を保護:
トレッキングシューズは、硬い素材でつま先や足の甲をしっかり保護してくれるため、岩や木の根っこなどから足を守ってくれます。
- 優れたグリップ力:
ソールの凹凸が深く、滑りにくい素材で作られているため、不安定な山道でもしっかり地面を掴み、転倒のリスクを減らします。
- 足首のサポート:
ハイカットのトレッキングシューズは、足首をしっかりサポートしてくれるため、捻挫を防ぐ効果も期待できます。
- 通気性と防水性:
通気性に優れた素材でムレを防ぎ、防水・撥水加工が施されているものだと、雨や朝露、水たまりなどで足が濡れるのを防いでくれます。
「トレッキングシューズは高価だから…」と心配なママもいるかもしれません。最近では、手頃な価格で、機能性の高いトレッキングシューズもたくさん出ています。また、普段履きもできるようなカジュアルなトレッキングシューズもありますので、用途に合わせて選んでみましょう。
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安全に山を楽しむためのその他のポイント
靴選びに加えて、以下の点にも注意して、安全に山登りを楽しみましょう。
- 靴下の着用:
厚手の靴下を履かせることで、靴擦れを防ぎ、足への負担を軽減できます。吸湿性・速乾性に優れた素材のものがおすすめです。
- サイズを正確に:
トレッキングシューズは、つま先に1cm程度の余裕を持たせたサイズを選ぶのが一般的です。登りではつま先が靴に当たり、下りではかかとが靴に当たってしまうため、この余裕が必要です。必ず試着して、紐をしっかり締めた状態で確認しましょう。
- 服装:
汗をかいてもすぐに乾く、吸湿性・速乾性に優れた服装を選びましょう。また、急な気温の変化に対応できるよう、脱ぎ着しやすい上着を持っていくのがおすすめです。
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子供用トレッキングシューズと登山靴の違い
一見すると似ているトレッキングシューズと登山靴ですが、実はそれぞれ用途が異なります。お子さまの足と安全を守るためにも、その違いをしっかり理解しておきましょう。
| 項目 | トレッキングシューズ | 登山用靴(ブーツ) |
|---|---|---|
| 主な用途 | 軽登山、ハイキング、キャンプ、遠足 | 本格的な登山(長時間、岩場、荷物が多い) |
| 特徴 | 軽量で柔軟性がある。スニーカーのような履き心地。 | ソールが硬く、足首までしっかり覆うことで安定感がある。 |
| 重量 | 軽い | 重い |
| 価格 | 比較的安価 | 高価 |
お子さまはまだ骨が柔らかく、足の筋肉も発達途上です。重くて硬い登山靴は足への負担が大きく、怪我の原因になることもあります。まずは、軽くて歩きやすいトレッキングシューズから始めるのがおすすめです。
用途別!子供用トレッキングシューズの選び方
トレッキングシューズといっても種類は様々です。どんな場所で、どんな風に使うのかを考えて選ぶと失敗がありません。
1. 公園や近所のハイキングコースがメインなら
近所の公園の山道や、整備されたハイキングコースを歩くのが主な目的であれば、「ローカット」タイプがおすすめです。
- メリット:スニーカー感覚で履けて、脱ぎ履きが簡単。軽量で足の動きを妨げない。
- チェックポイント:ソールの溝がしっかりしているか(滑りにくさ)、防水性があるか。
2. 軽登山や川遊びも楽しみたいなら
少し本格的な山道や、岩場、水たまりがあるような場所に行くなら、「ミッドカット」タイプが安心です。
- メリット:足首までサポートしてくれるので、捻挫などの怪我を予防できる。防水機能が高いモデルが多い。
- チェックポイント:足首の締め付け具合が調整できるか。靴底が滑りにくい素材か。
どちらのタイプを選ぶにしても、必ず0.5〜1cmほど余裕のあるサイズを選び、靴下を履いて試着することが大切です。
ママが選ぶ!子供用トレッキングシューズおすすめ5選
たくさんのブランドがあって迷ってしまいますよね。そこで、機能性とデザイン性、そしてママたちの口コミも参考に、おすすめのトレッキングシューズを5つ厳選しました!
1. Columbia(コロンビア) Youth Firecamp Mid
ミッドカットで足首をしっかりサポートしつつ、軽くて歩きやすいのが特徴。防水機能も備えているので、急な雨や水たまりも安心です。シンプルなデザインで、男の子にも女の子にも合わせやすいのが嬉しいポイント。
2.VISIONPEAKS ジュニアトレッキングシューズ ミッドカット 10VP170101-05
成長期の子どもに安心して使える登山・アウトドア用シューズです。ミッドカット設計で足首をしっかりサポートし、転びやすい場面でも安定感があります。軽量で歩きやすく、ソールはグリップ力が高いため、公園遊びから家族登山まで幅広く活躍。デザインもシンプルで合わせやすく、アウトドア初心者のママ・パパにも安心して選んでいただける一足です。
3. KEEN(キーン) RIDGE FLEX MID WP
ユニークなデザインで人気のキーン。このモデルは、アッパーの甲部分が柔らかく、まるでスニーカーのような履き心地。ハイカットなのに屈曲しやすいため、子供の足の動きを妨げません。本格的な機能性を求める方におすすめです。
4. HI-TEC(ハイテック) HT KID29 STROLL MID WP
コストパフォーマンスに優れたハイテック。高機能な防水透湿素材を使用しており、蒸れにくいのが特徴です。それでいて価格も手頃なので、「本格的なものはまだ早いけど、しっかりした靴を履かせたい」というママにぴったりです。
5. Albatre(アルバートル) AL-TS120J
「本格的な登山にも使える」と口コミで人気のモデル。しっかりとした作りで、ソールのグリップ力も抜群です。それでいて軽量なので、初めての登山靴としてもおすすめです。カラーバリエーションが豊富なのも嬉しいですね。
いかがでしたか?「どんな靴を選べばいいんだろう…」という不安が少しでも軽くなったら嬉しいです。
子供と一緒の山登りやハイキングは、新しい発見と感動の連続です。ぜひ、お子さまにぴったりの一足を見つけて、思い出に残る時間を過ごしてくださいね。
Q&A:ママたちの疑問に答えます
Q1: 軽いハイキングでも、サンダルは避けた方がいいですか?
A: はい、どんなに軽いハイキングでも、サンダルは避けることを強くおすすめします。一見平坦に見える道でも、予期せぬ段差や石、木の根っこなどがあり、怪我のリスクが高まります。足全体を保護してくれる、通気性の良いスニーカーやトレッキングシューズを履かせましょう。
Q2: 山登り用の靴は、普段使いもできますか?
A: 登山靴は、靴底が硬く、普段使いには向かないものが多いです。しかし、最近では普段履きもできるようなカジュアルなデザインのトレッキングシューズも増えています。お店で試着して、履き心地を確かめてみましょう。
Q3: 中古のトレッキングシューズでも大丈夫ですか?
A: 成長期の子供の足はデリケートなので、中古の靴はおすすめできません。前の持ち主の足のクセがついているため、お子さんの足に合わない場合があるからです。足の健康を第一に考え、新品の靴を選んであげましょう。
Q4: トレッキングシューズを選ぶ際、注意すべき素材はありますか?
A: ゴアテックスなどの防水透湿素材が使われているものは、水に強く、かつ蒸れにくいのでおすすめです。また、ソールの素材も重要で、ビブラムソールなど、グリップ力に優れたものが良いでしょう。
Q5: 山登りに行く際の、靴選び以外に大切なことはありますか?
A: 靴選びだけでなく、リュックサックに水筒や軽食、タオル、着替え、応急処置セットなどを準備しておくことが大切です。また、登る山のレベルや、天候、ルートなどを事前にしっかり調べておきましょう。
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まとめ:安全な足元が、最高の思い出を作る
お子さんとの山登りは、自然と触れ合う貴重な体験になります。でも、その楽しさの裏には、様々な危険が潜んでいることを忘れてはいけません。お子さんの安全を第一に考え、山登りに適した靴を選んであげることが、ママの何より大切な役割です。
サンダルではなく、足全体をしっかり保護してくれるトレッキングシューズを履かせてあげることで、お子さんは足元を気にすることなく、山の自然を心から楽しむことができます。もし山登り用の靴選びに迷ったら、一人で抱え込まず、スポーツ用品店の専門スタッフに相談してみてくださいね。
ママの賢い選択と優しい気遣いが、お子さんの安全を守り、この夏の最高の思い出に繋がります。応援しています!