産後の掃除は今までと違って赤ちゃんもいるし、「空気が汚れてはいけない」と下手に掃除機をかけるのもためらってしまう方もいらっしゃるかと思います。
また、身体を休める為にも掃除の加減に悩むこともあるかと思います。
実際に産後1ヶ月未満の産褥期は、できるだけ家事をしないように。と言われるものですよね。
そうなると、体を休めた方がいいのか、毎日掃除などはきちんとした方が良いのか、迷ってしまうかと思います。
そこでこのページでは、身内の手助けなど一切無い状態で産後過ごしていた先輩ママさん達の意見をもとに、産後の掃除やその他の家事などをどうしていくべきなのかを一緒に考えていきたいと思います。
- 多くのママが産褥期に毎日掃除をしていた
- 体のことを考えて掃除をするならフローリングワイパー程度がベストかも
- 可能であればお掃除ロボットを活用しよう
- 「掃除をしないと死ぬ」わけではないことを忘れてはいけない
- クリーン・アズ・ユー・ゴーを心がけるのも1つの手
多くのママが産褥期に毎日掃除をしていた
私自身も、これを知る前までは産褥期真っ只中のままさんは掃除はほとんどせずに、家でゆっくりしているものだと思っていました。
ですが、実際に友達に聞いてみたり、インターネットで体験談などを見ていると、
退院したその日から掃除機かけてました。
とか
隅から隅までがっつりしていたわけでは無いけど、一応毎日掃除機はかけてましたね。
といったようなママさんが意外と多いんです。
また、そういった中で特に体調崩すような事はなかった。とおっしゃる方もいたのですが、中には、「退院してまもなくから無理をし過ぎたせいか、後からいろいろ体にきましたね。やっぱり無理しなければよかった。」とおっしゃっているママさんもいました。
そんなこと言われたら余計にどうしたら良いかわかんなくなっちゃいますよね・・・。笑
もちろんその辺は、産後の肥立ち等は人によって変わってくると思いますので、自分にとってどうなのかは人によって変わってくるかと思います。
しかし何をするにしても、無理をすると言う事は今後それなりのリスクの可能性を高めてしまう。というのは頭に入れておきたいところですね。
体のことを考えて掃除をするならフローリングワイパー程度がベストかも
掃除と言えば、主に床の掃除がメインになるかと思いますが、掃除機をかけたり、雑巾がけをしたり、フローリングワイパーを使ったり、いろんな手段がありますが、1番手軽で体に負担がないのはやはりフローリングワイパーになります。
なので、体をいたわりながらも最低限の掃除はしていきたい。と言う方は、パパッとフローリングワイパーで掃除をするのがベストかと思います。
可能であればお掃除ロボットを活用しよう
これはかなりコストがかかってしまう手段ではありますが、お掃除ロボットにかなう手抜き掃除の手段はおそらくないでしょう。
最近では有名所だけではなく、マイナーなメーカーからもお手頃な価格のお掃除ロボットも発売されています。
ただお掃除ロボットと言うと、「どうせあんまりきれいにならないでしょ」と言う声も多いのですが、実際に部屋を整理整頓してお掃除ロボットが動きやすい状態にすることができれば、かなりの割合できれいにしてくれます。
しかも、今後永遠と壊れるまで使えるものですし、電気代もたかが知れています。
リーズナブルな価格でお掃除ロボットが手に入るようになった今だからこそ、こういった手段も前向きに検討してみると良いかもしれません。
「掃除をしないと死ぬ」わけではないことを忘れてはいけない
ついつい、掃除をすることが当たり前であったり、どうしても掃除をしなければいけない。といったような、いわゆる脅迫的概念が強く残ってしまっているが故に、掃除をしないことは絶対にダメ。といったような思考になってしまいがちです。
もちろん、毎日掃除をすることが大切です。
しかし、産褥期の中でも特に産後2週間の間は、しっかりと体を休めることの方が長い目で見ると大切です。
実際に、退院してすぐから無理しすぎてしまい体を壊してしまった。と言う方もたくさんいらっしゃいます。
たったの数週間掃除をしなかっただけで人が死ぬわけではありませんし、日本の外に目を向ければ、ものすごく過酷な衛生環境の中でもたくましく育っている赤ちゃんはたくさんいます。
なので、今くらいは妥協に妥協を重ねていくくらいの気持ちでいる事も大切かもしれません。
実際に、そういったママさんも少なくありませんよ。
クリーン・アズ・ユー・ゴーを心がけるのも1つの手
「クリーン・アズ・ユー・ゴーってなに?」と思われた方もいらっしゃると思いますが、これは某有名ハンバーガーチェーン店の教えでもあります。
ようは「あなたが通ったところは、きれいにするように心がけましょうね」といった意味合いがあります。
お掃除ロボットが通過した後、その部分の床がきれいになっていくようなイメージです。
では実践するにはどうすれば良いのかと言うと、まずは棚を拭くためのティッシュや霧吹き、床を掃除するためのクイックルワイパーなどを、部屋、廊下のいろんなところに設置します。
そして、あなたが家の中を移動する際に、すぐそばにある掃除用具を手に取り、家をきれいにしながら行動する。というものです。
すごくシンプルではありますが、最初はちょっと面倒を感じるかもしれません。
しかし、これを心がけていくとあなたが通ったその場所は綺麗な状態が保たれます。
なので、1日の中で「がっつり掃除をする時間」を設けずとも、ある程度家の中の清潔感が保たれます。
産褥期の時期で、外出はできるだけ控えるようにしたとしても、トイレに行ったり洗面所に行ったり、台所に向かったり、家の中でいくらか動く事はあるでしょう。
その時にクリーン・アズ・ユー・ゴーを実践すると、最低限の体への負担で家の中をきれいに掃除することができますよ♪