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ぼくのふとん│絵本の世界で様々なおふとんに寝よう♪

寝つきが悪くなったり、睡眠の質が低下すると一日の疲れもなかなか取れないし、やる気の低下にもつながっていきます。
それは子供にとっても同じこと。子供は毎日動き回ったり、私達大人の想像を超える想像力で遊んだりします。体も頭もエネルギーを相当使うんですよね。

中にはお高い羽根布団や毛布、自分用に特別に購入した枕などを使っている方もおられるのでは?
睡眠というのは人生の中でも大きな時間を過ごしているもので、大人も子供もとても大事なものなんですね。

今回紹介するのはそんな睡眠の時につかうおふとんの話を絵本にしてある「ぼくのふとん」というものです。

疲れたときとか、お昼寝の時、お布団を干した日の夜などおふとんってたまらなく気持ちいいですよね♪

そんな大好きなおふとんがいろんな形だったらどうでしょうか♪

 

 

ぼくのふとんってどんな絵本?

ぼくのふとんで様々なふとんに寝る

作・絵: 鈴木 のりたけ
出版社: PHP研究所
発行日: 2013年11月


わたしの大好きなヨシタケシンスケさんと同じ出版社から、鈴木のりたけさんが描いている「ぼくのふとん」は、「ぼくのお風呂」、「ぼくのトイレ」といったシリーズの第3弾。
疲れた毎日、お布団に入って寝るときに、お布団に入るとすごく気持ちよくてこの瞬間が大好きな主人公の男の子。でもそんなおふとんが、毎日違う形になったらどうなんだろう・・・そんな疑問を絵本にしてあるストーリー。
設定が面白いでしょ。

イラストは細かく人物の表情がとても表情豊かに描かれて、一緒にどんなお布団がいいかなと読み聞かせをする親子の声が聞こえてきそうです。
また、絵本の物語とは別に、ある羊さんがどこかに隠されていて、ヒツジ探しもできるちょっとしたおまけ要素もあるんです。


ぼくのふとんを読み聞かせした方の口コミ

 この絵本は、娘が幼稚園の時に買った絵本です。とても気に入って、今に至るまで何回も読んでいます。
 内容は、主人公の男の子が『まいにち同じふとんではなく、たまには違うふとんで寝てみたい』と思う所から始まります。たとえば『ドーナツぶとん』『ふとんカー』・・という風に、色々な種類のふとんを想像していきます。その種類の多さ、発想の面白さがこの本の醍醐味です。子供も「このふとん、おかしいね」「私もこんなふとん欲しいな」と笑いながら楽しんで読んでいます。特に、見開きページで30種類ほどのふとんのアイディアが書かれているページがあって、そこは何度もじっくりと見てしまいます。
 ストーリはと言うと、色々なふとんを想像しながら主人公がふとんで遊んでいると、段々ふとんの山ができて空の世界へ行きます。そして、そこでふとん泥棒のヒツジに出会います。ヒツジを追いかけて、ふとん電車やふとん工場などの世界を冒険してまわります。(絵の中からヒツジを探しながら読み進めるので、楽しんで読むことができます。)最終的に、主人公がヒツジにつかまってしまうのですが、それは、ふとんで遊ぶ男の子を見て、ふとんをもっと大切にして欲しい、というメッセージが込められていたのでした。冒険を通して、主人公はふとんに感謝の気持ちを持つことができ、そして目覚まし時計の音が鳴り、夢から目が覚めて話は終わります。内容も楽しく、教訓もあって、とても良い絵本だと思います。
 絵も作者本人が書いているのですが、色がはっきりしていて見やすく、明るい感じの絵で、とても好感が持てます。また、表紙裏面にもふとんのアイディアがずらっと書かれていたり、カバーの折り返し部分には『見つかったかな?』と幾つかの絵が書いてあって、絵探しができる工夫がされていたり、何度読んでも飽きない一冊です。
 鈴木のりたけ氏の絵本は他にも『ぼくのトイレ』『ぼくのおふろ』など同様のシリーズがあって、同じ様な中身なのですが、どれも楽しく読むことができます。また、『しごとば』シリーズもあって、これは様々な仕事を紹介する絵本なのですが、NHKのEテレでも放送されていました。
 話は戻りますが、『ぼくのふとん』は、発想力を養うことができる絵本だと思います。ひとつの物事を色々な角度から考える力がつくと思います。同じ様な手法で最近人気なのがヨシタケシンスケさんで、『りんごかもしれない』をはじめとする彼の絵本にも共通する所があると思います。ヨシタケさんの絵本も好きですが、鈴木のりたけさんのシリーズも負けないくらい良い本だと思います。発想力の多さと、絵探しなどの楽しみがある点では、こちらもおすすめです。

 

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