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産後のママはぎっくり腰に注意!なぜわたしが??

産後 ぎっくり腰 何の前触れもなく、いきなりのぎっくり腰。

産後になってから経験したママさんって意外に多いのをご存知でしょうか。その中には、何度もぎっくり腰を繰り返してしまっているママさんも。

急なぎっくり腰は産後のママには起こって当然なの?

急にぎっくり腰になってしまったママ

妊娠してお腹が大きくなり、腰への負担がきつく感じて、ようやく出産を機に腰の負担から解放されたと思ったら、抱っこやおんぶできつい姿勢の連続・・・。
ぎっくり腰なんて高齢者の方の症状だと思っていたのに、まさか自分に起こるとは・・・。
そこで今回は産後の腰痛がぎっくり腰へと発展する可能性のあるため、注意してもらいたいと思い特集していこうと思います。

ぎっくり腰の起こる仕組み

ぎっくり腰は思いもよらないタイミングで起こり、動けなくなってしまいますよね。
このぎっくり腰はどうして起こるのでしょうか。

ぎっくり腰というのは正しくは「急性腰痛症」といって、寝返りが打てなくなったり、動くこと自体ができなくなったり、その痛みのレベルは体感されていない方はなかなか想像できないかもしれないですよね。
わたし自身も過去2回ほどぎっくり腰をやってしまったことがあり、完治まで何もできない自分が情けなく、しかし、その痛みは耐え難いもので、二度とぶり返したくないものの一つになっています。

 

1度目は庭の草取りの最中で、夕方に旦那様に死んだように動かない私を発見してもらいましたw2度目は冬場のこたつから出る際にぎっくり腰。動かなくて家事もやらない私をだらしないと怒った旦那様は、しゃべれない痛みと戦っていた私を理解した時、後で顔芸の練習しているのかと思ったとほざきやがりましたw

 

それもそのはず、欧米ではぎっくり腰のことを「魔女の一撃」と呼んでいて、まるで急に魔女にやられるという表現で使われ、類似として「魔女がやってきた」という表現は突然の装丁もしない痛みのことを言われるんですね。
普段腰に蓄積していた負担が何かの拍子に発症するのがぎっくり腰なんです。
その原因も筋肉の衰えだけではなく、骨の歪みや腰にかかるストレスなどとても多岐にわたるものですが、それだけに年齢や男女差なく起こり得るのがぎっくり腰なのです。しかし、産後という時期は意外にもぎっくり腰が起こりやすい時期でもあるため注意したいものです。
次の項目ではぎっくり腰の産後という時期において多い原因を見ていきたいと思います。

 

産後のぎっくり腰の原因

ぎっくり腰になって痛みに耐えているママさん

産後に起こりやすいぎっくり腰にはどのような原因があるのでしょうか。 骨盤の歪み 育児にかかる体への負担 妊娠中からの姿勢 この3つがあげることができます。

骨盤の歪み

産後のぎっくり腰や腰痛の最大の原因となるのがこの骨盤の歪みです。後述する育児にかかる体への負担や妊娠中からの姿勢にも関わってくる話なのですが、骨盤のケアは産後においてとても大事なことなので少し長くなりますのでご了承ください。
産後ケアという意味でも出産が終わってから特に1か月間くらいはママの身体の回復に重点を置くべき期間となります。
骨盤は妊娠中にお腹の赤ちゃんが大きくなり、部屋でもある子宮を広くするためにも骨盤自体が広がってスペースを作り出すメカニズムとなっています。
出産後の1か月間というのは、骨盤も開いている状態から閉じた状態へと戻すための時間でもあるため、骨盤が歪んでいる状態が続くと腰に対してもいい影響はないんです。もちろん産後の1か月間は個人差があり、中には産後に妊娠前のようなプロポーションに戻すための産後ダイエットを行う方が多いんですが、骨盤が歪んだ状態が長く続くと産後ダイエットを苦戦することにもなるんですよ。

産後というのは育児や家事、体の回復などママにとっては出産が終わったからゆっくりしたいよという気持ちとは裏腹に忙しい時間でもあります。
また忙しい中でも腰への負担が大きくなりやすい時期でもあって、子供を抱く姿勢や家事をする際の腰への影響を考えると、骨盤が歪んだままの状態になっているママさんがとても多いんです。

ちなみに骨盤が歪んだままだと、腰痛の原因になるだけではなく、骨盤が支えるべき臓器の場所が正しくない位置になり、他の臓器同士で圧迫したり、血流が悪くなることで老廃物もたまりやすく、冷え性やむくみ、頭痛や肩こりなど多くの悪影響につながっていくリスクを高めてしまいます。そして先ほど少し行った産後ダイエットへも影響を与えます。産後の体型に悩む方はとても多く、様々なダイエットをされるのですが、骨盤の状態を把握せずに行うと、ダイエットも失敗や挫折につながるので注意したいところですよね。

 

育児にかかる体への負担

育児はやったことのある方ならわかるのですが、想像以上に大変なんですね。想定外のことは当たり前のように起こるし、それに伴う疲労や精神的なストレスも含めると子育ては体にかかる負担もたくさんあるんです。

通常は出産が終わってから1ヶ月は体の回復に充てたいところですが、実家で両親のフォローがある方ならまだいいのですが、自宅で夫婦で子育てをしようとするとなかなかゆっくりなんてできないんです。パパが仕事をして、ママが育児となると家事もやらないといけないので、家事や育児の中でかかる腰への負担はとても大きなものになります。

抱っこやおんぶをしながらというのが当たり前になると、自分でも認識してないうちに腰へ負担が蓄積していきます。赤ちゃんは日々成長しています。平均して1日30グラム程度の体重が増加する中で(※日本助産師会参照)抱っこやおんぶというのはぎっくり腰のリスクに十分なり得るというわけなんです。

妊娠中からの姿勢

妊娠中にお腹が大きくなって腰への負担を感じている妊婦さん

妊娠中はお腹の中で胎児がすくすくと育っていくのはとてもうれしいことなのですが、胎児の体重増加に伴い、妊娠後期にはお腹を突き出して歩くようになります。これは大きくなったお腹を支えるため、骨盤を前に出すように重心も変わってきて腰も反り返る余蘊姿勢にならざるを得ないためです。
そして姿勢は癖になりやすく、出産が終わっても重心が後ろに傾くような状態を続けてしまうと長期間にわたって腰や骨盤に負荷をかけることになります。
骨盤に関しては産後に徐々に開いた状態から閉じた状態へもとどおりになるのですが、姿勢が悪い影響で、歪んだ状態からなかなか元に戻れず、さらなる腰痛や肩こり、産後ダイエットの阻害などといった悪影響まで及ぶ可能性があるんです。

産後にぎっくり腰になったらどうするの?

一昔前は、ぎっくり腰は急に起こる腰痛というイメージで、なってしまうとできるだけ安静にしておけば時間の経過で完治すると考えられてきました。
しかし、本当はぎっくり腰になって放置していると症状の悪化や長期化につながり、慢性的な腰痛になってしまう可能性が一気に上がってしまうことが判明しています。

もちろんぎっくり腰になってすぐ病院に行きなさいというわけではなく2、3日安静にして様子を見るのはありです。それで症状が治まったり改善することもあります。

 

なのでぎっくり腰は、自己判断で安静にしていれば治るだろうという考えは置いておいて、病院に受診するという選択肢を持つようにしましょう。
病院に受診すると、自分ではぎっくり腰だと思っていたら、実は他の病気も発見されるということもあり、ぎっくり腰に他の腰痛につながる原因が隠されていたということもあるんですね。

ぎっくり腰は病院のどの科を受診したらいい?

ぎっくり腰や腰痛の症状を診てもらってから処方される湿布薬

ぎっくり腰になって2、3日安静にしていたけれど、改善の見込みがなかったり、より症状の悪化を感じる場合は、病院に駆け込みましょう。もしかしたらぎっくり腰の裏で他の症状がなんてことも考えられます。
ヘルニアや骨粗しょう症の影響などやはり専門のお医者様に見てもらうのが得策です。
では、病院と言ってもどの科を受診したらいいのでしょうか。

ぎっくり腰を扱うのは整形外科です。
整形外科というのは運動機能を中心に扱う外科で、関節や骨、打撲、リウマチなどの悩みは多くがこの整形外科が扱うことになります。


総合病院だったりするとたくさんの診療科があってどれを選べばいいのかわからないし、小さな病院だと入っている診療科は少なく、ぎっくり腰を対応してくれるのかわからないですよね。

産後のぎっくり腰の予防はどうしたらいい?

ぎっくり腰は癖になるとか、慢性化してしまうこともあると聞いたことがありませんか? 一度でもぎっくり腰になったわたしも二度となりたくないのでやっぱり考えるのは、予防法と再発の防止です。 おおよそぎっくり腰は1週間もしたら日常生活を送れるくらいまで回復するのですが、この1週間という期間は本人からしたらとても長く感じて、その間ストレスもたまってしまいます。 そこで産後にできるぎっくり腰の予防法と再発防止策を考えてみます。 

普段の姿勢と座り方

授乳するときの座る姿勢に気を付ける

産後にできるものとしてわたしが考える一番有効な予防法と再発防止策は姿勢と座り方に対するものです。
詳しく説明するために、まずは姿勢の方から説明すると授乳や抱っこの状態でついつい前傾姿勢になったり、猫背が常態化している可能性があります。

悪い姿勢は骨盤に悪影響を与えるために、姿勢を正すという方法から意識して行うといいと思います。たかが姿勢と思うかもしれませんが、腰への負担や背骨の間の軟骨への負担などは普段の姿勢の悪さで影響の大きさがかなり変わってくるんです。
産後の育児や家事に忙しいタイミングだからこそ、姿勢を正すということから腰への負担を軽減するように意識していきましょう。


次に座り方です。
座るにはフローリングの絨毯の上や畳、ソファーやイスなど生活の中で様々な座るシーンがあり、その方の生活様式によってもいろいろあるのですが、座り方が悪いと骨盤の歪みも増長することになるため、座り方が間違ったことになっていると腰や下半身に負荷をかけてしまいます。
よく正座が腰への負担を考えると一番いいと言われているのですが、長時間の正座は下半身の血流を悪化させたり、かえって腰への負担につながることがあります。
腰に負担がかかっていないかを感じながら、時として体勢を変えたりなど腰への負担を軽減するようにするだけでもぎっくり腰の予防や再発防止につながります。

お風呂の入浴

体を温めるために入浴をする

産後は育児に生活の大きなウウェイトを占められてしまいますが、入浴に関しても自分のことは後回しの考えになりがちです。時間がないからシャワーで済まそうとしたり、お風呂の時間すらゆっくりできないというママもきっと多いはず。
しかし、湯船につかって腰の周辺筋肉をほぐしたり、血行を良くすることはぎっくり腰だけではなく、体の疲れを取るためにも、ストレスを解消するためにもとてもいいんですね。
お風呂の時間だけはパパに育児をしてもらったりすることで、子育てを夫婦でともに行う意識も生まれ、夫婦のきずなもより固くなることでしょう。

ただしぎっくり腰も含めて炎症は冷やすと収まるのですが、温めると逆に広がってしまうという特徴があるため、ぎっくり腰の初期段階では体を温める目的の入浴は避けたほうがいいものの一つになります。

 

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