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産後ダイエットにグラノーラは実は危険!?選び方とメリット

産後の育児の忙しさでなかなかちゃんとした食事ができないと悩んでおられませんか?

そんな方におすすめの食べものが『グラノーラ』です。

ですが、市販のグラノーラにも選び方や食べ方で意外な落とし穴があるというのはご存じでしたか?

グラノーラ

また、低カロリーで産後ダイエットにも良いということで普段から召し上がっている方もいらっしゃると思います。

パッケージを開けてお皿に出して牛乳をかけるだけで食べられるので忙しい中での栄養補給にも便利ですよね♪

そんなメリットがあるグラノーラだけにちゃんと安心して使えるようにして行きたいというのが今回の趣旨です。

今回は、特に産後の授乳中のママにとってグラノーラに頼り切りになってはいけない理由や選び方、食べ方も含めて一緒に見て行きましょう。

 

グラノーラってどんな食べもの?産後ママにとってのメリットは?

『グラノーラ』は、ロールドオーツ、玄米や麦、とうもろこしなどの穀物や、ドライフルーツなどの果物の要素、砂糖や蜂蜜、メープルシロップ、植物油などの様々なものを混ぜてオーブンで焼いたものです。

食物繊維も豊富で牛乳をかけて食べるのはコーンフレークと同じで、手間もかからず、その割にはある程度の栄養も摂れるので産後の子育てが忙しいママにとっては利用価値が高いと言えると思います。

特に授乳期の最中は、授乳の直後に根気よくあやし続けてやっと寝てくれた・・やれやれ・・と思ってとりあえず何か食べようとして赤ちゃんのそばを離れて食事の支度をしようとした途端に泣きだしてしまったり、なんとか勘付かれずに食事の支度は出来て『さぁ食べよう!』と思ったら途端に泣きだして『あぁせっかく作ったラーメンだったのに・・』と泣く泣くあやして戻ったら『ホカホカだったはずのラーメンはすでに見る影もない姿に・・』なんていう経験をされていらっしゃる方もたくさんいると思います。

そんなママにとっては袋を開けてお皿にとって牛乳をかけるだけで食べられて、なおかつそれなりに栄養も摂れるというのはメリットというか魅力を感じる部分です。

ですが、そんな忙しさが大変に感じている時にグラノーラでの栄養補給は魅力的な選択肢のひとつと言えるんですね。

産後の授乳中でもグラノーラは食べて大丈夫?

結論から言ってしまうと、グラノーラ自体は安全で栄養もそれなりに摂れるため『産後にしっかりと栄養が必要な授乳中でも基本的にはおすすめな食べもの』と言えます。

ですが、注意が必要な点もあります。

実はスーパーやドラッグストアなどで手軽に手に入るグラノーラには、非常に大量のお砂糖が使用されていることが多いんです。

または、人工甘味料としてアステルパームが使われているものもあるなど欠点もあるということは知っておいた上で『本当に自分と赤ちゃんの身体のなためになる賢い使い方をすること』が大切ですね。

パッケージを見るとカロリーが低かったり、食物繊維が豊富であることがアピールされていることが多いですが、当然ながらメーカー側にとって隠したい部分である砂糖が大量に含まれている事を大々的にパッケージに示しているメーカーはほとんどありません。

授乳中に大量のお砂糖を摂ってしまうと、産後のダイエットの足を引っ張ってしまうだけでなく、砂糖には血糖値を上げる働きがあり、それは赤ちゃんも当然影響を受けます。

赤ちゃん側にとっての悪影響は、ママが白砂糖をたくさん摂っている場合に多くみられる『夜泣きの悪化』です。因果関係は完全に解明されていませんが、ママの母乳が血糖値が上がっている状態の血液で作られるのが原因ではないかと言われています。

また、ママの身体側での悪影響では『産後ダイエットに糖分は大敵という要素』と『乳腺炎のリスクがグンと高くなる』ということが考えられます。

これも、一部には異説があり、ママが食べもので糖分をたくさん摂ってもなにも悪影響はないとする意見もありますが、注意しておくに越したことはないと思います。

どんなグラノーラを選ぶかも大事

 

先ほど『市販のグラノーラにはお砂糖が大量に添加されているものが多く、それが乳腺炎や母乳作りのための血液の質の低下、また赤ちゃんの夜泣きの悪化につながらう可能性もある』 というお話をしました。

そういう意味でも、また産後ダイエットの助けになるためにも、やはり糖質が低い(お砂糖の使用量が少ない)グラノーラを選ぶのが良い方法ですね。産後の育児中の忙しさの中では利用価値の高い食事のひとつなのは間違いないですからね。

そこで、ここではわたしが調べた『低糖質なグラノーラ3選』をご紹介したいと思います。簡単ながら特徴についても触れながらご紹介して行きますね。

低糖質グラノーラ3選

『ケロッグ』オールブラン

オールブランプレミアム

写真は『オールブランプレミアム』です。

オールブランは、コーンフレークの世界シェアナンバーワンブランド『ケロッグ』の製品です。コンビニでも手に入れられるのでご存じの方も多いかと思います。

食物繊維が豊富で糖質の吸収をおさえてくれる働きも期待でき、なおかつ便秘解消にも良いとくれば人気になるのもうなずけますね。

また、糖質量の少なさで他のグラノーラから比べると頭一つ抜きんでているというのもオールブランのうれしい特徴ですが、完全なブラン(小麦外皮)100%のオールブランオリジナルに加えて、フルーツミックスで甘さ控えめのオールブランも登場しています。

『カルビー』フルグラ糖質オフ(25%OFF)

フルグラ糖質オフ

フルグラ糖質25%オフは大豆使用のグラノーラ

カルビーの『フルグラ糖質オフ(糖質25%OFF)』は通常のグラノーラと違って小麦を使わず、大豆を使っているのが特徴的なグラノーラです。小麦アレルギーが気になるという方や妊娠、出産で体質が変わっている方にもおすすめと言えると思います。また『フルグラ』というだけあってフルーツの甘酸っぱい風味で美味しく食べられるようなアレンジがされているのも人気の理由ですね。

『日清製粉』ごろっとグラノーラ

ごろっとグラノーラ

ごろっとグラノーラは『大豆由来』というのが特徴ですね。

ごろっとグラノーラは、大豆由来のグラノーラという特徴があるのですが、これには理由があります。麦由来のグラノーラに対して糖質を低く抑えられるうえに高タンパクであるというのがその理由です。また、そのタンパク質も植物由来のタンパク質なので、血糖値を上げにくく(厳密には血糖値も上がるのですが、その速度がおだやか)なので、糖尿病の対策にも最適なんですね。まさにローカーボ(低炭水化物)ダイエットを行っている最中の方にはおすすめのグラノーラといえるでしょう。

授乳中の朝食にシリアルってどうなの?

授乳中の朝食にシリアルは、悪いわけではありませんが、やはり何を選ぶかが重要となってくるのと、シリアルと何の食べ物を比べるかにもよります。

先ほどの段落でもありましたが、グラノーラ(シリアル)のなかでも、そこそこの値段を出せば栄養豊富で健康的なものが手に入ります。
そしてそれは、栄養の偏る食事に比べれば、圧倒的に良いです。
一方、良いシリアルを朝食で食べるのと、バランスの取れた食事を食べるのとでは、やはりバランスの取れた食事の方が魅力的です。

なので、授乳中の朝食をどうしたら良いか迷われているのであれば、金銭的な部分も考慮したうえで、シリアルと普通の食事のどちらの方がたくさんの栄養を取れるだろうか?といった視点で考えてみると良いかもしれません。

グラノーラで摂れる栄養素

グラノーラ自体はたくさんの栄養を含んでおり、その栄養は授乳中のママさんにとって嬉しいものばかりです。

例えば食物繊維や鉄分が多く含まれている事は有名ですよね。

それに加えてドライフルーツも摂取できるので1日に不足しがちなビタミン類を摂取することも可能です。

忙し過ぎて朝ご飯は食べない。もしくはシンプルに食パンを食べて終わらせている。といった方も少なくないと思いますが、そのようなアンバランスな食事に比べればグラノーラは圧倒的に良い朝食となってくれるでしょう♪

ですが、その一方でグラノーラだけでは補えない栄養素もあるのは事実です。

グラノーラで補えない栄養素

グラノーラで補えない栄養素もあります。これは産後の授乳育児中のママだからこそ知っておいて欲しい事実です。

ビタミン類や食物繊維、タンパク質などは補うことができる栄養素ですが、その一方で補なえない栄養素というのは次の通りです。

(ただし、個別商品ごとにはこれらの中で補えるというものもあります)

  • マグネシウム
  • 葉酸
  • ビタミンB群
  • ナトリウム
  • カリウム

もちろん先ほどカッコ内でも但し書きをかいた通り、個別商品ごとに特徴としてこれらの栄養素が含まれて販売されているものもあります。ですが、基本的に麦や大豆由来の粒のグラノーラでは、基本的にそれらの植物では補えない栄養素のなかにもわたし達人間の身体の中で重要な働きをするものがたくさんあります。

そういった栄養素は個別にグラノーラ以外にも補うためのサプリメントの活用などで補っていくのが良いと言えると思います。

 

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グラノーラの牛乳以外の楽しみ方

グラノーラと言えば、牛乳をかけて子供の頃に食べたシリアルのような食べ方で楽しむのが一般的ですが、ちょっと飽きてしまった。という方は、ヨーグルトをかけたり、オールブランを混ぜたりすると歯ごたえに変化が現れてまた違った感覚を楽しめます。

また、本格的なダイエットを検討しているのであれば、インターネットやコストコなどでも手に入るチアシードを活用するのもオススメです。

少し前にチアシードを取り入れたダイエットが日本国内でも大流行しましたね。今でもその人気は根強く、たまにコストコでも見かけますよ♪

グラノーラに加えてさらに食物繊維や、アミノ酸など多くの栄養素を同時に補給できますので、個人的にもオススメです。

授乳ダイエットにもオススメ!栄養補給重視の最強の食べ方

赤ちゃんに必要な母乳のための栄養補給をしながらも、着実にダイエットの結果を出していくのはそう簡単なことではありません。
しかし、授乳中だからこそ赤ちゃんに送り届ける栄養をしっかりと補給した上で、安全にダイエットを進めていかなければいけませんね。
 
このように、一見難しく複雑に思える授乳中ダイエットですが、意外と軽視されがちがあるポイントを押さえて正しく継続ことにより、誰でも簡単にクリアできてしまいます。
その栄養補給重視の最強の食べ方については、こちらのページでわかりやすく特集されています♪
 

まとめ

グラノーラを食べるママ

グラノーラ自体は、産後の授乳中のママさんが食べても特に問題があるようなものではありません。

しかし、ものによっては食品添加物や砂糖がたくさん使われているものもありますので、実際にグラノーラを手に取った際は、成分表などをしっかりと確かめることも大切かもしれません。

また、グラノーラを食事に取り入れても、他のタイミングの食事で食べ過ぎてしまったり、筋力が低下したままであったり運動不足が続いてしまうとどうしてもダイエットの効率が悪くなってしまいます。

産後のダイエットは妊娠中と同じく運動と食事の要素をいかに工夫するかが大切です。本格的にダイエットを検討される場合は、そういった部分も同時に見ていけると良いかもしれませんね。